アメリカの伝説的なジャズシンガー、エラ・フィッツジェラルドの未発表ライブ音源が8月5日にリリースされる運びとなった。フィッツジェラルドはビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーンと並び、米国史上最高の歌手である。あたたかく包み込むような慈愛的な今も多くのファンを惹きつけている。未発表ライブ音源はコペンハーゲンで1966年に収録。ジャズファン必聴の音源となるでしょう。本日、先行シングル「How High The Moon」が配信リリースされました。下記よりチェックしてみよう。


ギアボックス・レコードとエラ・フィッツジェラルド慈善財団は共同で、シンガー・ソングライター、作曲家、そして人道主義者であるエラ・フィッツジェラルドの未発表ライヴ音源『ライヴ・アット・ファルコナー・シアター・コペンハーゲン・6th・フェブラリー・1966』を、全世界リリースする。


これまでに200枚を超えるアルバムを録音し、グラミー賞を13回、生涯功労賞も受賞したエラ・フィッツジェラルドは、音楽史において最も影響力のある歌声の持ち主の一人であり続けているが、その遺産は過去に留まるものではない。それは今なお生き続けており、絶えず再発見されている。彼女の驚くほど自然な音域の広さ、即興演奏、そして象徴的なスキャット・スタイルは、何世代にもわたるアーティストたちに影響を与えてきた。


1967年の2月6日にデンマークはコペンハーゲンのファルコナー劇場で録音された今作は、ラジオ局デンマーク放送用のモノラル音源であり、あるデンマーク人プロデューサーの個人アーカイヴに保管されていたもの。何十年もの間忘れ去られたまま廃棄処分される運命にあったが、この希少なアーカイヴ音源のリリースは、エラのキャリアにおけるありのままの瞬間をファンが探求し、その世界に浸るまたとない機会となるだろう。


出演は、デューク・エリントン・オーケストラ。ピアノを担当していたのは、編曲家兼音楽監督としての役割に加え、ジミー・ジョーンズ。そして彼と共に演奏していたのは、ベースのジョー・コンフォートとドラムのガス・ジョンソンだった。ライヴを鑑賞した今作のプロデューサーのボーエ・ロジャー・ヘンリクセンはこの日のエラについて「ここ数年のコペンハーゲンでのトリオだけのコンサートに比べ、より生き生きとしており、機械的な印象が薄れていた」と話している。


エラは1952年からコペンハーゲンで演奏活動を続けており、その後10年間にわたり定期的に訪れ、1961年には現地でアルバムも録音していた。また、市街地の北、海岸沿いのクランプンボーグにはアパートも所有しており、デンマークは彼女にとって第二の故郷のような場所だった。そんなことから、今回の公演のステージに上がった彼女が、いかにリラックスしていたかは、一目瞭然だったようだ。


アルバム『ライヴ・アット・ファルコナー・シアター・コペンハーゲン・6th・フェブラリー・1966』は8月4日(水)に日本ではフィジカル盤がリリースに。デジタル配信は8月14日(金)からとなっている。そして本日、アルバムからシングル「How High The Moon」が配信スタート。観客とのやりとりなど当時のライブの熱狂が余さず凝縮されている.ストリーミングはこちらから。



「How High The Moon」

【アルバム情報】



アーティスト名:Ela Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)

タイトル名:Live At Falkoner Theatre Copenhagen 6th February 1966(ライヴ・アット・ファルコナー・シアター・コペンハーゲン・6th・フェブラリー・1966)

品番:GB4003CD (CD) / GB4002 (LP)

発売日:2026年8月5日(水)

配信開始日:2026年8月14日(金)

レーベル:Gearbox Records

クレジット;

Recorded at Falkoner Centre,

Copenhagen, 6th February 1966

Originally produced by Per Møller Hansen and Børge Roger Henrichsen for Danmarks Radio.

Mastered by Caspar Sutton-Jones at Gearbox Productions

Front cover photograph (c) Jan

Persson/CTSIMAGES

© 2026 Gearbox Records

℗ 2026 Ella Fitzgerald Charitable Foundation

All Rights Reserved. Unauthorised duplication is a violation of applicable laws. Manufactured and distributed under license by Gearbox Records Ltd.

<トラックリスト>

(CD)

1. Satin Doll

2. Wives & Lovers

3. Something To Live For

4. Let's Do It, Lets Fal In love

5. Sweet Georgia Brown

6. How High The Moon

7.Lover Man (Oh Where Can You Be?)

8. Só Danço Samba (Jazz 'n' Samba)

9. I'm Just A Lucky So-And-So

10. Mack The Knife

(LP)

Side-A


1. Satin Doll

2. Wives & Lovers

3. Something To Live For

4. Let's Do It, Lets Fal In love

5. Sweet Georgia Brown

Side-B


1. How High The Moon

2.Lover Man (Oh Where Can You Be?)

3. Só Danço Samba (Jazz 'n' Samba)

4. I'm Just A Lucky So-And-So

5. Mack The Knife


アルバム配信予約受付中

エラ・フィッツジェラルド:


1917年4月25日、ヴァージニア州ニューポート・ニュース生まれ。ビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーンと並び称される20世紀の女性トップ・ジャズ・ヴォーカリストの1人で、器楽奏者顔負けの凄まじいスキャット唱法が特徴。16歳の時に、今や「ニューヨークの音楽と芸能の登竜門」と言われているアポロ・シアターのコンテストに出演し優勝。


続いて出場した“ハーレム・オペラ・ハウス”のコンテストでも優勝し、その後紆余曲折を経てチック・ウェッブのバンドに雇われる。このバンドと共に、当時のヒット曲を納めた数枚のレコードを作成。中でも楽曲「A Tisket, A Tasket」は17週間にわたりチャート・トップを記録し、アルバムは100万枚のセールスをあげた。1941年からはソロでの活動を開始。1946年、輝かしい未来を決定付ける事となる名プロデューサー、ノーマン・グランツと出会い、レコーディング・アーティストとして更に飛躍する。


1956年から64年にかけて発表したアルバム、コール・ポーターやロジャーズ&ハートなどの名作曲家たちのソング・ブック・シリーズが大当たり。ジャズ作品にしてポピュラー・ソングを扱い、彼女の粋なセンスで歌われる耳慣れたヒット曲は一般大衆の興味を誘い、その名を広め人気を不動のものとした。1990年までに200枚を超えるアルバムを録音、グラミー賞を13回、生涯功労賞も受賞した。


世界で活躍するソウルシンガーNao Yoshiokaが、UK現代ソウルシーンを代表するSam Willsとのニューシングル「Shelter」を、2026年7月10日(金)にリリースします。


コラボレーターはイギリス南部を拠点に活動するシンガーソングライターSam Willsは、UK現代ソウルシーンを代表するアーティストの一人。Tom MischやJorja Smithとの共作で知られ、Lucky Dayeのアルバムへの参加ではグラミー賞ノミネートも果たしている。


Nao Yoshiokaはアルバムツアーでイギリスを訪れた際、彼のスタジオを訪問。「Samの音楽には癒しのエネルギーがある。彼とは癒しの曲を作りたい」そんな直感から、二人のセッションはスタートした。

 

Sam Wills

 

「Change」という言葉は、Nao Yoshiokaのキャリアを象徴するキーワードでもある。ソウルミュージックへ導いたSam Cookeの「A Change Is Gonna Come」、デビューシングル「Make the Change」、そして今作「Changes」へ。その言葉とともに、Naoは変化を受け入れながら、自分自身の本質と向き合い続けてきた。


「Changes」が描くのは、“変わり続けること”と“変わらないこと”の間で揺れ動きながらも、自分らしさを見失わずに進んでいく姿。環境や価値観が移り変わっていく中でも、自分の内側にある声だけは手放さないこと。この楽曲は、そんな静かで力強い意志を、柔らかなグルーヴの中に映し出した作品となっている。


 

・Nao Yoshiokaメッセージ



「Shelter」は、このアルバムの最後に書き上げた楽曲です。さまざまな感情と向き合いながら制作を進めてきた中で、最後にたどり着いたのは、一番素直な自分の気持ちでした。だからこそ、このアルバムの中で最も優しく、温かい楽曲になったと思っています。

イギリスのSam Willsとのセッションで、Samの音楽には癒しのエネルギーがあるから癒しの曲を彼とは作りたいという想いがありました。この歌詞を書きながら、自分自身「私は守られ、愛されている存在なんだ」と認めたい、実感したいという気持ちが自然と溢れてきたことが、自分でもとても印象的だったのを覚えています。

この曲が、聴いてくれた誰かにとって心を休められる場所となり、「自分は守られ、愛されている存在なんだ」と感じられるきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。

 

Shelter



 

[ 作品情報 ]

アーティスト:Nao Yoshioka

タイトル:Shelter feat. Sam Wills

ジャンル:R&B, Alternative-R&B

配信開始日:2026年7月10日(金)

発売元・レーベル:SWEET SOUL RECORDS 

ストリーミングURL:https://naoyoshioka.lnk.to/shelter


演出家・脚本家の源孝志が手掛けたドラマのサウンドトラックを『Musical Portrait of Takashi Minamoto』として配信リリースした阿部海太郎。その全楽曲から厳選したピアノ曲を収録した集大成のアルバム。作曲・演奏ともに阿部自身によるピアノソロは、繊細な人間模様と美しい情景に呼応するメロディを際立たせ、独自の音色の連なりが自由な世界を形成する。


「もし音だけで真に思想を伝え合えるとしたら――ピアノは、現代人に残された数少ない『野生』なのだ。」(阿部海太郎によるライナーノーツより)


第42回向田邦子賞を受賞した『グレースの履歴』(2023年)、今年1月から放送された『京都人の密かな愉しみ Rouge ―継承―』(2026年)など、源孝志演出による数々のドラマ音楽を9ヶ月連続で毎月配信リリースした阿部海太郎のサウンドトラックシリーズ 『Musical Portrait of Takashi Minamoto』。


ドラマの放送ごとに寄せられていた音源化を望む多くの声に応えたサウンドトラックシリーズから、厳選されたピアノソロ曲に未発表曲2曲を加えた集大成的なアルバム。作曲のみならず演奏もすべて阿部自身による。


源作品を貫く、登場人物一人ひとりの人間味が絡み合う繊細な人間模様。その繊細な描写と、物語の舞台となる風景を捉えた映像美と呼応するメロディーが、ピアノソロによって一層際立つ。独自の色彩を帯びた音が有機的に連なる自由な世界を、画家・中島あかねによるジャケットのアートワークが彩る。


『Musical Portrait of Takashi Minamoto』


<収録曲>


1: Tears  [ https://youtu.be/HRhaLqhlnCM?si=v2HC_H49jAYMsdqP ]

2: Un sac en bandoulière  [ https://youtu.be/wmp3uEQVQOE?si=h_Y2a166SesSEvdo ]

3: Blanc lunaire  [ https://youtu.be/cNpJfedUSaM?si=eSZ0imQIe2FcyfJJ ]

4: Céramiste  [ https://youtu.be/QdNW-xpQAC8?si=6GYYkxrBuN9FK7Ra ]

5: Rooster and Hen  [ https://youtu.be/aZQ7pC_1RZI?si=eqiKsPFBnhZQjqEh ]

6: Classe d'anthropologie culturelle

7: Rose dragée  [ https://youtu.be/xXPhNPOsulE?si=oqS_nz0x_ARAkTds ]

8: La vieille dance que personne ne sait dancer I  [ https://youtu.be/A--wSkR9RMA?si=5cP0CN98hVch8h8H ]

9: Classe de cuisine Kyoto I  [ https://youtu.be/4bMD1Wr7r18?si=DgQGP67sYIm0eTdR ]

10: Règle sous-entendue de Kyoto C  [ https://youtu.be/a97WQ1RNgDQ?si=0ZH09Y4DFZuCKpfi ]

11: Theme of The Peony Lantern for Piano Solo  [ https://youtu.be/2VP9ROVZxt0?si=vfLk9afK1yJjBFHy ]

12: Interlude of The Peony Lantern  [ https://youtu.be/X1aqW4F-x6c?si=4hbstErrijXCp_CD ]

13: Ballade de Kyoto III

14: Classe d'esthétique d’art  [ https://youtu.be/Z3GfoyW_b_0?si=dTsXLC3fOYfGUEuQ ]

15: La Kamo  [ https://youtu.be/m6DEbrcC0bE?si=xK7hDUmgC0P9Lqqx ]

16: Keepsake  [ https://youtu.be/yo82JF3-0Y0?si=yRYxinkPVgOQ0crJ ]

17: Bird’s-Eye View Map  [ https://youtu.be/Ezm_9J8od_4?si=mGJn7bie_rCFvJ7n ]

18: Forgotten Map  [ https://youtu.be/GP2HArbQqfE?si=of-QPvs0FNeU58T0 ]

19: Allusion discrète  [ https://youtu.be/_wi2ZgNen-A?si=mL6KH5rlYJi2AJ9T ]

20: Deux exercices de piano I  [ https://youtu.be/-xQmQGs72Kw?si=i_olGoHkocUrV0ua ]

21: Jardinier  [ https://youtu.be/iP_4SFWekhY?si=HuDwl-rM329TKTOc ]

22: Glauque d'Abiès  [ https://youtu.be/07XhraCqnTA?si=3lqdUpqksxFzQ1NR ]



武田カオリ(阿部海太郎)「京都慕情 / Mal Také Ebisu」



[7INCH] 2026年07月22日(水)|DDKM-98001|2,300円+Tax

Released by THEATRE MUSICA | Distributed by SPACE SHOWER MUSIC


歌手・武田カオリが歌う、ドラマ『京都人の密かな愉しみ』と続編『京都人の密かな愉しみ Rouge ―継承―』のエンディング曲を収録。ザ・ベンチャーズの名曲を渚ゆう子が歌って大ヒットした「京都慕情」の普遍性に敬意を表し、京都で歌い継がれる童歌をアレンジした、懐かしくも新しい京都のレパートリー「Mal Také Ebisu」誕生を記念するアナログEP盤。


歌手・武田カオリが歌う、ドラマ『京都人の密かな愉しみ』と続編『京都人の密かな愉しみ Rouge ―継承―』のエンディング曲を収録したアナログEP盤。両曲とも、両ドラマ作品の音楽を手掛けた阿部海太郎による編曲。


ザ・ベンチャーズの名曲をカバーした「京都慕情」は、2015年の『京都人の密かな愉しみ』初回放送以来、評判を呼んできた。京都の情景に重ね合わさる感情の機微を、武田が風情を湛えて表現し、心地よい余韻をもたらす。シリーズ第3作『京都人の密かな愉しみ Rouge ―継承―』のエンディング曲は、京都の通り名を覚える童歌「丸竹夷」「寺御幸」をもとに、ドラマのストーリーに因んで、演出・脚本の源孝志と阿部海太郎がフランス語の歌詞を綴り、一つの楽曲として再構築した「Mal Také Ebisu」。


懐かしさを感じさせる旋律、通り名が生み出す軽やかなリズム、フランス語の優美な響き。それらを武田のボーカルが淡々と纏め上げ、懐かしくも新しい京都のレパートリーとして愛される一曲となった。「京都慕情」の普遍性への敬意と、「Mal Také Ebisu」の誕生への祝福を込めた、アナログEP盤。ジャケットのアートワークはミュージシャン/画家の西脇一弘による。


<収録曲>


[Side A] 京都慕情 Reflections in a palace lake

[ https://youtu.be/h9XNssqVmXs?si=PnRVlmUUyWgww4Zq ]



Vocal:武田カオリ

Piano:阿部海太郎

1st Violin:小寺里枝、佐藤絵梨奈

2nd Violin:前原千里、春日井恵

Viola:三谷陽子、橋本恵美

Cello:越川和音、林はるか

Contrabass:木幡奈緒美


[Side B] Mal Také Ebisu

[ https://youtu.be/-ZvJn6En9Qw?si=uLOjpDMGivcEnG41 ]


Vocal:武田カオリ

Flute:梶川真歩

Oboe:小山祐生

Clarinet:前田優紀

Harp:堀米綾

Piano:阿部海太郎

1st Violin:小寺里枝、佐藤絵梨奈、高橋和葉、佐藤麻衣

2nd Violin:大河内涼子、水野紗希

Viola:三谷陽子、飯野和英

Cello:奥田日和, 越川和音

Contrabass:木幡奈緒美


All tracks are arranged and produced by Umitaro Abe



SOLD OUT!!!


阿部海太郎『Piano Portrait of Takashi Minamoto』リリース記念ライブ『わたしは迷わずピアノを選ぶだろう』

[ https://www-shibuya.jp/schedule/019770.php ]

日程| 2026年7月02日(木)

会場| WWW

時間| OPEN / START 18:00 / 19:00

料金| 着席 ¥7,000 / スタンディング ¥5,000 (税込 / ドリンク代別) Ticket(e+)[ https://eplus.jp/umitaro ]

問合| WWW 03-5458-7685



阿部海太郎:

作曲家。1978年生まれ。東京藝術大学と同大学院、パリ第八大学第三課程にて音楽学を専攻。クラシック音楽をはじめ世界の伝統的器楽への造詣をベースに、巧妙な編成による音色と独創的な旋律で詩的な世界を浮かび上がらせる。舞台、ドラマ、映画、さまざまなクリエイターとの作品制作などで作曲を手掛けるほか、コンサート企画やアルバム制作も行う。音楽を手掛けた主な仕事に、蜷川幸雄演出のシェイクスピア作品、舞台『未来少年コナン』(2024)『チ。ー地球の運動についてー』(2025)『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(2026)、映画『碁盤斬り』(2025)『木挽町のあだ討ち』(2026)、ドラマ『京都人の密かな愉しみ』シリーズ(2015~)NHK連続テレビ小説『らんまん』(2023)『グレースの履歴』(2023)など。近年は、音楽を通して社会と文化の関わりを問い直す取り組みも積極的に行っている。



武田カオリ:

ボーカリスト。1999年にギタリスト石井マサユキとのユニット「TICA」を結成。以降、TICAとして多数のアルバムを発表する他、ソロ名義での客演も多数。2019年にはPepe California+TAKEDA KAORIとして5曲入りミニアルバム「Take Me Down」、2023年には阿部海太郎との共作アルバム「HOUSE」をリリース。阿部海太郎が音楽を手掛けたドラマ『京都人の密かな愉しみ』『グレースの履歴』『京都人の密かな愉しみ Rougeー継承ー』ではエンディング曲を歌った。


・世界のソウルシーンで活躍する表現者たちが集結



Nao Yoshiokaのニューアルバム『self』、数量限定盤クリアヴァイナルLPが8/7にリリースとなる。


フィラデルフィアのネオソウル・レジェンドBilal、グラミー受賞プロデューサーPeter CottonTale、世界的トランペッターKeyon Harrold、シカゴが誇るポエット/シンガーJamila Woods、エミー受賞・グラミーノミネートKhari Mateen、インディーR&Bシーンの最前線を走るDevin Morrison、豪州の鬼才MXXWLL、UKの美声ヴォーカリストSam Wills、ガーナにルーツを持つオランダのBnnyhunna、ベトナムの新星Mỹ Anh、北欧R&Bシーンの新鋭Misha、ドイツのLoFiレジェンドShuko、台湾のヴィブラフォン奏者Chien Chien Lu。


アメリカ、ヨーロッパ、アジアの表現者たちが一つの作品に集結。これはSWEET SOUL RECORDSが長年体現してきた「WORLD SOUL COLLECTIVE」の思想の結実でもある。ジャンルや国、人種の境界を越え、ソウルミュージックの現在地を世界規模で鳴らす。ネオソウル、インディーR&B、アフロビーツ、ハウス、スピリチュアルジャズまでを横断しながら、Nao Yoshiokaの声がその全てを一本の糸で繋ぐ。前作『Flow』で11カ国を巡ったツアーで築いた人脈と信頼が、このアルバムを可能にした。


・新作『self』とは


『self』は、Nao Yoshiokaがこれまで見せてこなかった“内面”に深く踏み込んだ作品。前作『Flow』のワールドツアーで11カ国を巡ったNao Yoshiokaは、大きな達成の先で、ある感情に辿り着いた。それは、「まだ始まったばかりだ」という感覚だった。これまで前に進み続けることで乗り越えてきた孤独や葛藤。


しかし今作では、それらを“克服するもの”ではなく、“自分の一部として受け入れるもの”として見つめ直している。タイトル『self』には、強さだけではなく、弱さや迷いも含めて「本当の自分」を抱きしめるという意味が込められている。Nao Yoshiokaはこの作品で、自らの“シャドウ”と向き合い、その先にある新しい自由を音楽としてアルバムに込めた。


 

self LP

 

[作品情報]

アーティスト:Nao Yoshioka

タイトル:self

仕様:[数量限定盤] 帯付きクリアヴァイナル

ジャンル:R&B/Soul

販売価格:¥4,950(税込)

情報解禁日:2026年7月1日(水)12:00

発売日:2026年8月7日(金)

商品コード:MCP-0038LP

UPC:4560365714289

発売元・レーベル:SWEET SOUL RECORDS


トラックリスト:

[SIDE A]

01. Changes feat. Devin Morrison

02. You Got to Feel It feat. Bnnyhunna & Braxton Cook

03. Safe Place feat. Jamila Woods

04. Pieces of Me feat. Mỹ Anh

05. In the Rain feat. MXXWLL

06. All I Wish


[SIDE B]

01. Inner Universe feat. Misha, Jussi Halme & Chien Chien Lu

02. Shadow feat. Bilal

03. Heartbeat feat. Khari Mateen

04. Side of You

05. Yet to Come feat. Keyon Harrold

06. Shelter feat. Sam Wills


Nao Yoshioka:


世界で活躍するソウルシンガーNao Yoshioka。魂を込めた歌声は、言葉も文化も越えて、聴く者の奥深くへ真っ直ぐ届く。

単身でニューヨークへ渡った彼女は、本場のソウルミュージックに触れ、サム・クックの名曲と自身の心が重なった瞬間、"人の奥深い部分に届く歌" を生涯の道として選んだ。深く響く歌声と揺るぎない表現力は、Aretha FranklinやWhitney Houstonを思わせる芯の強さを宿しながら、現代の感性に溶け込むモダンなソウルフィールを備えている。アジア人として世界のソウルシーンで活躍する姿とともに、稀有な存在として国際的な評価を集めている。

彼女の真価はライブで発揮される。YouTubeで520万回以上再生されたライブ映像は世界中で話題を呼び、Blue Note New YorkやLondon Jazz Cafeでの単独公演、Java Jazz FestivalやCapital Jazz Festなど各地の大型フェスティバルへの出演を重ねてきた。日本人アーティストとして初めてBillboard UACチャート32位に入ったことも、彼女の音楽が国境を越えて届いていることの証のひとつだ。

2024年には5thアルバム『Flow』をリリースし、アジア・ヨーロッパ・アメリカ11カ国を巡るワールドツアーを成功させた。さらに2026年には、グラミー賞受賞アーティストBilalをはじめ、世代・国境・ジャンルを越えた多彩なアーティストとのコラボレーションを重ね、世界のソウルシーンで独自の地位を築いている。

現在はニューアルバム『self』とともに、新たなワールドツアーへ向けて始動。深く、美しく、人の心を揺さぶる声。Nao Yoshiokaは、世界のソウルシーンに確かな存在感を刻み続けている。


Mykki Blancoは本日、2026年9月4日にTransgressive Recordsよりリリース予定のアルバム『CAFE PARADISO』(プレセーブ/予約はこちら)から2曲目となる新シングル「Butt Sex」をリリースした。


本作で最も印象的で妥協のない楽曲の一つであり、紛れもないパーティー・アンセムである「Butt Sex」では、Blancoがこれまで以上に遊び心にあふれ、挑発的で、自信に満ちた姿を見せている。鋭いユーモアと過激なまでの正直さを融合させたこの楽曲は、彼独自の視点を通じて、欲望、親密さ、そしてクィアの解放を探求している。「バディーズ」をフロアへと呼び寄せつつ「醜い連中」を追い払うブランコは、アルバムの官能性を外へ向けて、より直接的かついたずらっぽく、そして公然と共同体的であるものへと変容させている。


「Butt Sex」には、映画監督でありアーティスト、そしてブランコのコラボレーターでもあるマット・ランバートが手がけた、カリスマ性とユーモアに満ちたミュージックビデオが併せて公開されている。この映像では、ブランコが電車や地下鉄の駅を駆け回り、日常的な通勤空間を遊び心あふれるいたずらや、いちゃつき、そしてクィアな喜びの場へと変貌させていく様子が描かれている。このビデオは1月のベルリンで、気温マイナス10度の日曜日の朝に撮影され、舞台・映画俳優のアリとクレメンスが出演している。 


ミッキー・ブランコはこの楽曲について次のように語っている。


「私は今、自身のキャリアにおける黄金期にいて、そのことを自覚している。そして、自分の人生に対する感謝や、アーティストとして活動できることの幸運を、決して忘れずにいる。世界が以前よりはるかに過酷になり、クリエイティブな分野が飽和状態にあるからこそ、その思いはさらに強まっているのだと思う。私たちは仕事として、世界中の人々の前でパフォーマンスを披露できる。


自分たちのアイデアや、ニッチな欲望の奥底を探求し、それを何千人もの人々に届けることができるのです。マット・ランバートは、私の最高の部分を引き出してくれる人物です。彼は、私が常に機知に富んだままであり続け、過去の栄光に安住したり、安易なギミックに頼ったりしないよう、背中を押してくれます。彼はプロセスを重視する一方で、本質的に最高の芸術とは、その瞬間がどれほど生き生きとしているかに常に依存しているということを理解するだけの柔軟さも持っています。


『Butt Sex』はテンポの速いスパイスリラーだ。ハイスピードな冒険劇で、身をかわし、銃弾を避け、悪役の車の中で小便をするような展開。プロデューサーのパトリック・ホランドやフィジカル・セラピーと共に『Butt Sex』に取り組んだスタジオでの作業は、大騒ぎだった。自分の声をプロダクションに重ねようと何時間も費やし、叫んだり、うめいたり、唸ったり、ハミングしたり……まさに大混乱だった。すると、彼らがとてつもなくキャッチーでテンポの速いエレクトロポップのベースラインを作り始め、突然、私の叫び声に居場所が見つかったんだ。」


マット・ランバートは、このミュージックビデオについて次のように語っている。


「マイッキーと再び何かを作り上げるのは、まるで家に帰ってきたような感覚だった。マイッキーは音楽活動から、私はミュージックビデオ制作から数年間離れていたし、最初のコラボレーションから約10年が経っていたからね。二人で生み出すクリエイティブなエネルギーは、私の人生で経験した中でも最も魔法のようなものの一つであり、このビデオはその証でもあるんだ」


「ここ数年、ベルリンのフォルクスビューネでステージに立ってきた後だったので、このように演奏するのはまさにリセットのような感覚だった。DVカメラを手にした数人の仲間だけで、キッチンで振り付けを練り上げた。ミッキーと私が共同でプロデュースし、同じ世代の子供たちとして多くの共通の参照点を共有しながら……そうしたものを求めて闘っているこの時代に、心温まる人間味あふれる作品を作り上げ、さらに古き良きキャンプで気分が上がるようなゲイらしい遊び心も盛り込んだんだ」


「Butt Sex」は、エクステンデッド・ダンス・ミックスとダブ・ミックスを含む3曲入りシングルとしてリリースされる。


「Butt Sex」は、現在BBC Radio 6 MusicのB-Listにランクインしている直近のシングル「Little Feet」に続く作品であり、CAFE PARADISOの国際色豊かなアフターアワーズの世界を初めて垣間見せてくれた。前作が夜の世界の華やかさと内省に浸っていたのに対し、「Butt Sex」はパーティーの扉を大きく開き、ブランコが最も気ままで、カリスマ性にあふれ、恥じらいのない楽しさを発揮している姿を捉えている。



 

・国内外のリスナーを魅了する音楽家・青葉市子。新作「さよならペンギン」をリリース。ライブで愛され続けてきた楽曲が待望の音源化。


青葉市子が、2025年2月発売のアルバム『Luminescent Creatures』以来の新作、配信シングル「さよならペンギン」を7月3日(金)にリリースします。この曲はすでにライブではお馴染みのレパートリーとなっています。


「さよならペンギン」は、青葉のイマジナリーフレンドである“ペンギン”を歌った楽曲。ぬくもりのある響きの中に、別れの気配と小さな愛らしさがそっと息づく楽曲です。少しボサノヴァ風でさわやかな感じのナンバー。


本作はこれまで、国内外のライブで幾度となく披露され、定番曲として多くのリスナーに親しまれてきました。音源化を望む声も多く寄せられていた楽曲が、このたび待望の配信リリースとなります。楽曲中に登場するペンギンのコーラス・パートも、青葉自身が担当。ライブで親しまれてきた楽曲の魅力はそのままに、音源作品として新たな表情を楽しめる一曲となっています。ミュージックビデオは、「いきのこり●ぼくら」(2013)、「月の丘」(2018)をはじめ、数々の青葉市子作品を手がけてきた映像作家・辻川幸一郎氏が監督を担当。青葉市子の公式SNSにて、現在ティザー映像を公開中です。発売日となる7月3日(金)0時には、ミュージックビデオ全編を青葉市子の公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開します。


さらに、2021年に発売され、現在は入手困難となっている『アダンの風』アナログ盤の再発売も決定しました。今回の再発盤は、国内プレス工場にて、レコードの廃材を再利用して製造されたエコ・バイナル仕様でリリースされます。


これまで発売されていた通常盤とは異なり、歌詞カードには日本語詞に加えて英語詞も併記。国内外のリスナーに、より深く作品を楽しんでいただける仕様となっています。青葉市子オフィシャルWebサイトにて、ただいま予約を受付中。また、7月2日(木)にNHKホールにて開催される弾き語り公演「文月の衣紋に綴る熱帯魚」でも販売を予定しています。


今秋には、オーストラリア・シドニーのSydney Opera House、メルボルンのMelbourne Recital Centreにて、ストリングス編成によるコンサートを開催予定。メルボルン公演は早々に完売し、追加公演も発表されるなど、その活動は国内外でさらなる広がりを見せています。



▪︎青葉市子 「さよならペンギン」



2026年7月3日(金)配信開始

https://ichiko.lnk.to/SayoPen


“今年の春、桜が散り始め、新芽に水灯りが反射するころ、川沿いを散歩していたらヘンテコな足音が聞こえてきたのだった。一歩一歩が一所懸命で、細い喉から力を振り絞ったような間抜けな足音。辺りを見渡してもすぐには見つからず、しばらく目を凝らしていると、その主は私の影の中に隠れていた。多分、ついてきたのか、追いかけてきたのか、短い足で必死に歩いていたのだろう、へー、ヘーと息を吐きながら、立ち止まっている私の方を見上げて、疲れ切った顔でピイと鳴いた。その時、つぶらな瞳から、一軍の水滴がこぼれたような気がした。


その日からペンギンはずっとこの家にいた。

--青葉市子エッセイ『星沙たち、』(講談社)第十六章「ねぇ、ペンギン。」より





昨年に続いて、イタリアの作曲家、プロデューサー、Matteo Cantaluppi(マッテオ・カンタルッピ)が新作アルバム『MEGACHURCH』をリリースした。アンビエントからエレクトリックなどを内包する深い作品。今作はペリー・フランクとマッテオ・カンタルッピによるコラボレーション・アルバムで、マルコ・スキピオーネがエフェクト処理を施したサックスを担当している。

 

アンビエントなテクスチャー、アナログ・アルペジエーター、クラウトロック、ポストロック、そして精巧に作り上げられた音色を融合させた本作は、「教会」を宗教的な場所としてではなく、精神的なそして音響的な空間として捉えるという概念を探求している。

 

これは、エコー、ディレイ、沈黙、そして重層的なテクスチャーから築き上げられた音響の大聖堂である。サックスは説教をするのではなく――呼吸をする。シンセサイザーは儀式を導くのではなく――瞑想的なサイクルの中で、デジタルなロザリオのように繰り返される。

『MEGACHURCH』は、神聖と世俗、スピリチュアリティと心理音響学、建築と虚無のバランスを保っている。サルデーニャとミラノで録音されたこのアルバムは、コズミック・アンビエント、重層的なエレクトロニクス、そしてクラウト・ロックにインスパイアされた繊細なサイケデリックを織り交ぜている。

これは礼拝ではない。これは没入である。現代のリスナーのための世俗的な典礼であり、
そこではスピリチュアリティが「存在」「注意」「深い傾聴」となる。




Matteo Cantaluppi『Megachurch』

 

Perry Frank:

 

サルデーニャ出身のミュージシャン兼プロデューサー、フランチェスコ・ペッラによる別名であるペリー・フランクは、アンビエント、ドローン、ポストロック、ミニマル・エレクトロニクスの境界を探求している。夢のようなギター・サウンドスケープと、自然や都市のロケーションで撮影されたライブパフォーマンス『Ambient Guitar Sessions』で広く知られ、高い評価を得ている彼は、重層的なテクスチャー、グリッチな雰囲気、そしてサルデーニャの民俗音楽のほのかな響きを融合させている。

彼の作品は、Valley View Records、Cyclical Dreams、n5MD、Dynamo Tapesといった、国際的に評価の高いレーベルからリリースされている。注目すべき作品には、
ストリーミング再生回数が100万回を突破した『Nuit Ensemble』(Valley View)や、音と空間に対する没入感あふれるアプローチを披露した『Atlas』(Cyclical Dreams)などがある。


ブライアン・イーノ、ウィリアム・バシンスキー、フェネス、ハロルド・バッド、ティム・ヘッカー、ロビン・ガスリーといったアーティストからインスピレーションを得たペリー・フランクの音楽は、リスナーを深く内省的な音の世界へと誘う。彼の作品は世界中のアンビエント・プレイリストに取り上げられており、瞑想的で情感豊かなリスニング体験を求める聴衆の心に今も響き続けている。



Matteo Cantaluppi:

 
イタリアの音楽プロデューサー、サウンドエンジニア、アンビエント作曲家。ミラノの
Cassis RecordsおよびMono Studioの創設者であり、イタリアのポップ、
実験音楽、インストゥルメンタル音楽シーンにおける中心人物である。
 

ソロアーティストとしては、n5MD、Healing Sound Propagandist、White Lab Records、Fallen Moon Recordingsなどの国際的なレーベルからアンビエント/ドローン作品をリリースしており、アナログ・ミニマリズム、ジェネレーティブ・サウンドスケープ、そしてクラウト・ロックの影響を受けたアンビエント・テクスチャーに焦点を当てている。

 

2015年には、バッフォ・バンフィ(「Biglietto per l’Inferno」の創設メンバーであり、クラウス・シュルツェのレーベル「Innovative Communication」からソロ作品をリリースしているアーティスト)とのコラボレーション・アルバム『Frontera』をリリースし、アナログ・シンセと宇宙的な雰囲気を融合させた。彼のアルバム『Inequal』(2025年)は、ミラノ・トリエンナーレにてマルチチャンネル・リスニング・セッションとして披露された。

 

Cassis Recordsを通じて、彼は現代イタリアの作曲家によるインストゥルメンタル、アンビエント、シネマティック・ミュージックのカタログをキュレーション・プロデュースしており、その数は増え続けている。

 

 

Marco Scipione: 

 

コンテンポラリー・ジャズと実験音楽の境界線で活動するサックス奏者兼作曲家。ジャズ教育を受け、セッション・ミュージシャンとして幅広い活動歴を持つ彼は、ソロ作品において、深みのあるサウンドデザインとエフェクト処理を施したサックス演奏に焦点を当てている。デビュー・アルバム『H(ost)』は2024年にカシス・レコードからリリースされた



 ・株式会社パルコ、欧州最大級の日本カルチャーイベント 『Japan Expo Paris 2026』に初出展 文化創造事業のコンテンツを通じて、ゲーム・映像・展覧会・出版などを横断する “パルコのエンタテインメント”を発信・紹介

株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員:川瀬 賢二、以下パルコ)は、2026年7月9日(木)から12日(日)までフランス・パリで開催される、欧州最大級の日本カルチャーイベント『Japan Expo Paris 2026』に初出展することをお知らせいたします。


『Japan Expo Paris』は1999年から開催されている欧州最大級の日本カルチャーイベントです。アニメ・マンガ・ゲーム・コスプレ・音楽など、日本カルチャーに関心の高いフランスおよび欧州圏の10~30代を中心に、昨年は約25万人の来場者を集めています。本出展では、パルコがプロデュースする出版・ゲーム・映像・展覧会など複数のエンタテインメントコンテンツを横断してご紹介するブースを展開いたします。50年以上にわたり、新たなカルチャーの種を見つけ、育んできた企業「パルコ」としての認知向上を目指し、コンテンツを紹介・発信してまいります。

【出展概要】


50年以上にわたりカルチャーを牽引してきたパルコは、演劇、出版、音楽、映画、展覧会、ゲーム、漫画など、さまざまなエンタテインメントやIPの企画をプロデュースして世界中にお届けしています。『Japan Expo Paris』の”PARCO”ブースでは、当社が手がける文化創造事業より、ゲーム・映像・展覧会・出版のグッズおよび商品を販売・紹介いたします。ブース内では、各事業や企業広告のポスター掲出・動画放映により、PARCOのカルチャーを体感いただける空間を演出いたします。また本出展に際し、公式ECサイト『ONLINE PARCO』にて特設ページをご用意。日本のカルチャーを存分に取り入れた商品が、海外からもご購入いただけます。


・Japan Expo Paris 2026

■ 会場:Parc des Expositions de Paris-Nord Villepinte(フランス・パリ)

■ 会期:2026年7月9日(木)~7月12日(日)

■ 出展ホール・ブース :Hall 5・ブース「E586」

■ ONLINE PARCO特設LP :https://online.parco.jp/shop/e/e10000045/

■ Japan Expo Paris 2026 公式サイト:https://www.japan-expo-france.jp/jp/


ナッシュビルを拠点に活動する新進気鋭のポップアーティスト、ジョーダン・アンソニーが新曲「Missing Me」をリリースした。圧倒的なメロディー、洗練されたポップなサウンド、そして車の運転席から大声で歌いたくなるようなキャッチーなフックを軸に構成されたこの曲は、別れた後初めて元恋人と再会し、お互いが認めたくないほど多くの感情をまだ抱え続けているかもしれないと気づく、奇妙で緊張感に満ちた瞬間を捉えています。


ジョーダンが「Missing Me」を書いたきっかけは、交際が終わってからほぼ1年後、バーで元カレと予期せぬ再会を果たしたことだった。当時、彼女は冷たく無関心な様子を見せ、彼に対して感情をほとんど見せることはありませんでした。その後、彼は彼女の友人から、自分が去った後、彼女が精神的に崩れ落ちていたことを聞かされた。その対比こそが、この曲の感情的な核心となった。つまり、人が外に見せている姿と、その内面でまだ抱えているかもしれない感情との間の緊張感であった。ジョーダン・アンソニーはオーストラリア生まれのポップアーティスト、ソングライター、パフォーマーで、現在はナッシュビルを拠点に活動している。キャッチーなフック、心の内をさらけ出したストーリーテリング、アリーナ級のメロディーを軸にした、感情に直球で訴えかける映画のようなポップソングで独自の道を切り開いている。


2019年に『ザ・ヴォイス・オーストラリア』のファイナリストとして初めて頭角を現して以来、ジョーダンはジュニア・ユーロビジョンでオーストラリア代表を務め、TEDxパースで講演を行い、RACアリーナの「One Big Voice」をはじめとする主要ステージでヘッドライナーを務め、2024年には『アメリカン・アイドル』でトップ14入りを果たした。米国に移住して以来、彼はインディーズ作品の連続リリース、「ジャム・ファム」として知られるますます忠実なファンコミュニティ、そしてロサンゼルスとナッシュビルに広がる作曲家ネットワークを通じて、勢いを増し続けている。


また、ジョーダンはライブ活動の幅を着実に広げており、最近のパフォーマンスには、ロサンゼルスの「ホテル・カフェ」でのメインステージ公演、「We Found New Music」とのショーケース、ヌール・コドルのサポート公演、そして「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール・ツアー」におけるKAYKOのオープニングアクトなどが含まれる。これらの公演は、より親密でファンを重視した環境の中で新曲を披露する機会となっただけでなく、ダイナミックなライブボーカリスト兼ストーリーテラーとしての評判をさらに高めることにもつながった。


ソングライターとして、ジョーダンはナッシュビルとロサンゼルスを拠点に積極的にコラボレーションを行っており、自身の芸術性の新たな段階を切り拓くべく、個人でもチームを通じてもセッションを企画している。最近の活動としては、トッド・トラン、ジョー・タング、チェイス・シマラといったソングライターやプロデューサーとのコラボレーションがあり、特にチェイス・シマラとはナッシュビルで新曲「Missing Me」を共同制作した。このセッションは、ジョーダンの新たな章における転機となり、間もなくリリースされるデビューEPを中心に築き上げている世界観と即座に結びつくような、強烈なフックと情感あふれるコンセプトが生まれた。


「Lost in LA」、 クロエ・キャロラインをフィーチャーした「Existing」、そして「Wrong Impression」といった最近のシングルは、クラシックなポップ・バラードの情感と、現代的なラジオ向けのプロダクションの即時性を融合させ、彼のアーティストとしての新たな、より洗練された一章を切り開いた。彼の音楽は、距離、憧れ、自己発見、そして故郷を離れて夢を追い求めるといったテーマを頻繁に扱っている一方で、解放感、喜び、そして希望の余地も残している。


彼のニューシングル「Missing Me」は、まもなくリリースされるデビューEPの世界へと導く一曲。この作品は彼が米国で過ごした最初の2年間からインスピレーションを得ている。ナッシュビルでトッド・トラン、ジョー・タング、チェイス・シマラと共に書き下ろされたこの曲は、別れた元恋人と初めて再会した際の、現実離れした感情の乱高下を捉え、その緊張感を、車の中で大声で歌いたくなるような、カタルシスに満ちた壮大なポップ・アンセムへと昇華させている。


エド・シーランからジャスティン・ビーバーまで幅広い音楽的影響を受けたジョーダンは、異国の地でより大きな何かを追い求める若きアーティストの、高揚感、喪失感、ホームシック、そして個人的な成長を綴った、壮大なポップ・バラードが満載のデビューEPの完成に向けて邁進中だ。



 

「Missing Me」 

 

 



バーモント州バーリントンを拠点とするミュージシャン、ザカリー・ジェームズが率いるダリ・ベイは、奇想天外なホームレコーディング・プロジェクトが、思いがけず大成功を収めた結果生まれたプロジェクト。その風変わりなローファイ・サウンドは、2023年のアルバム『Longest Day of the Year』の頃には、地に足のついた(とはいえ、依然として若干シュールな)表現へと進化し、ダリ・ベイの実験的な精神が、一見すると無難で控えめな楽曲の中に溶け込んでいる。

 

ダリ・ベイはこれまでさまざまな姿を見せてきた。バンドを結成して以来、ザカリー・ジェームズと仲間たちはダリ・ベイを通じて、自由奔放な実験を追求し、プロジェクトごとにその形を変えながら、やがてジェームズの最も率直で個人的な楽曲表現を体現する場へと徐々にまとまっていった。


転換点は、2023年の『Longest Day Of The Year』で明らかになった。この作品は、幅広い楽曲表現を試みた作品であり、ダリ・ベイの真のデビュー作となった。そして今、その進化は『Surprise Wish』で花開いた。これはダリ・ベイの2作目であり、レーベル「Double Double Whammy」からの初リリースとなる。この9曲は、確かな腕を持つ職人による作品のように聞こえるかもしれないが、それらは同時に、ジェームズが自分の人生をどうしたいのか、そしてダリ・ベイがどのような存在になるべきかを模索していた過渡期から生まれたものでもある。


バーモント州ブラトルボロを拠点とする音楽一家で育ったジェームズは、子供の頃にドラムを習ったり、DJやラップのビート作り、プロデュース、小学生時代のパンクロックなど、ありとあらゆることに挑戦した。

 

「バーモントは小さな州なので、独自のアイデンティティを持ったシーンを築くには時間がかかるものです」ジェームズは振り返る。しかし、彼はやがて多才で引っ張りだこのミュージシャンとなった。旧友のリリー・シーバードやグレッグ・フリーマンのレコーディングやツアーでドラムを担当し、ロバー・ロバーの主要なソングライターの一人として活動し、アンノウン・モータル・オーケストラにフルタイムのメンバーとして加入する一方で、ダリ・ベイの次の章を着実に練り上げていた。


『Surprise Wish』は、ジェームズが大学を卒業しつつ複数のプロジェクトを両立させる中で、時間をかけてゆっくりと形になっていったが、これらの楽曲のすべては即興的なものであった。過去のダリ・ベイの作品に見られたジャンル的な回り道を捨て去ろうとしたジェームズは、荒削りで本能的なロックサウンドに焦点を絞った。「美学よりも、原始的な感情を重視したんだ」と彼は説明する。各楽曲において、ジェームズは突如として訪れる予測不可能なインスピレーション――その瞬間に閃き、その後も頭から離れなくなったアイデア――を活かした。これまでと同様、ジェームズは『Surprise Wish』の大部分を、本格的なスタジオ時間を確保することなく独力で制作した。そのおかげで、アルバム全体に生々しく素朴な質感が生まれ、親密でありながら気取らず、謙虚な歌詞をしっかりと支えている。


『Surprise Wish』全体を通して、ジェームズはインターネットによって形作られ、そのフィルターを通された人生の喜びと落とし穴、孤立、つながり、危機一髪の状況、儚い希望といったテーマに取り組み、若き成人期という奇妙な過渡期を捉えた一連のスナップショットを描き出している。20代前半を迎えたジェームズは、自分自身について信じていたことが次々と間違っていたと証明され、世界が実際にどのようなものなのか全く分かっていないことに気づき始めていた。「何が起きているかを正確に把握しているふりをし、常に賢く振る舞わなければならないというプレッシャーは大きい」と彼は説明する。「このアルバムの多くは、『そんなのクソくらえ』という気持ちの表れなんだ。」


ジェームズがダリ・ベイの未来について約束しているのは、これからもずっとアルバムを作り続け、そのアルバムには、彼が音楽の書き方やレコーディングの仕方を模索し続ける姿が常に捉えられているということだけだ。常に誕生し続けているプロジェクトにふさわしく、『Surprise Wish』はまさに「生まれつつある」一人の人間の肖像である。これらは「移りゆく途上」にある楽曲群だが、聴き手に対し、霧を切り抜け、その瞬間に深く身を置くよう誘っている。

 

Dari Bay 『Surprise Wish』- Double Double Whammy 



Dari Bayのサウンドは、ローファイ/スラッカーや最近流行りのインディーロックのスタイルに位置づけられる。ギターを中心とする少しだけ洒脱な感じのロックサウンドが主体となっていて、ほどよく力が抜けたスタイルとなっている。ただ、そのロックサウンドを面白くしているのがヒップホップのサンプリング、すなわちチョップの技法を織り交ぜたリサンプリング的な手法である。これらは、現代的なインディーロックの再構成主義に位置づけられるかもしれない。

 

『Surprise Wish』は、シンプルにいえば、肩ひじはらずに気軽に楽しめるアルバムで、音楽単体としても、あるいはBGMとしても楽しめる。音楽的には、2010年代のニューヨークのベースメントのインディーズロックと地続きにある。「Finder」は、アコースティックギターのリサンプリング的な手法を通じて、ヒップホップ的なドラムが流れるようなグルーブを形作る。曲の構成としては、ヴァースからサビという洋学の基本形だが、これらのジャンプするかのような単純明快なサウンドは爽快感がある。ザカリー・ジェームズのボーカルは、ナイーヴな感じで、心地よい感じのギターロックと呼応しながら続いていく。その中で、ターンテーブルのスクラッチのような効果は、今やヒップホップはロックと普通に共存するようになっている証拠と言える。その中で、Dari Bayのロックサウンドは、パワフルな音像を持つファジーなギター、そしてセンチメンタルなボーカルと対比を描きながら、鋭いコントラストを作り出す。


最近では、オルタナティヴ・ロックのスタイルも千差万別で、複雑化しつつあるが、ダリ・ベイのロックサウンドは、基本的には、90年代や00年代ごろのシンプルなパワーコードのスタイルに回帰している。それがWeezerを彷彿とさせるような肉厚なファジーなギターとエモーショナルなボーカルという形で混在している。これらのエモとインディーロック、ローファイの中間にあるサウンドは、Far Caspian、Homeshakeなどの系譜に属している。「Video」 はその象徴となり、迫力すら感じさせるシューゲイズ的な音像を持つギターがエモやローファイと絡み合い、スタイリッシュなロックサウンドを生み出す。ただ、これらのサウンドは、単なるループ構造だけではなく、ブリッジのような箇所を織り交ぜながら、音楽的にリズムの楽しさを作り出すことがある。曲の終盤では、パワフルなギターサウンドに導かれるようにして、意外な展開を呼び起こす。これらのソングライティングの手腕に注目したいところである。

 

アルバムの序盤では、特にメロディアスでドリーム・ポップに近いサウンドも収録されている。「Chevy」はシンセサイザーの音色を織り交ぜ、テープディレイなどをアレンジに施している。しかし、これらのマニアックなサンプリング的なサウンドから意外なほどシンプルな歌モノの楽曲が導き出される。それらの中で少しナイーブというべきか、センチメンタルなボーカルが明瞭なギターロックサウンドに淡い色彩を添える。どことなく、ダリ・ベイのサウンドは、現在のインディーズロックの形式を踏襲しつつも、デザインや絵のような印象を放つ。この曲ではさらにオーバードライブの効いたベース、ターンテーブルのスクラッチのようなサウンドがトリッピーな音楽性を生み出すことがある。これらはクロスオーバーがより進んだ現代的なロックサウンドで、グルーヴィーなスタイリッシュなロックサウンドとして楽しめるはず。

 

 「Chevy」

 

さらに90年代の最初期のWeezerのようなサウンドが「The Joke」に出てくる。 これらは少し嘆きを感じさせるようなセンチメンタルなボーカルとそれと鋭いコントラストを描く音像の大きなファズギターというお馴染みの組み合わせだ。それらは少しグランジの印象に近くもなるが、やはりダリ・ベイのボーカルや全体的な楽曲の印象はパワー・ポップやジャングルポップの領域にある。これらの繊細で少しせつなさを持つハードロックのスタイルは、リバイバル的な意味を持つが、一方で、ロックソングの原初的な魅力の一端を伝える内容となっている。作曲的には、特にベースとギターの対比に焦点が絞られており、大まかなビートを捉えるドラムがそれに重なるという感じである。こういったソングライティングの中でユニゾンの効果を押し出し、「How Can You Tell」のようなユニークな楽曲が出てくる。なんともいいがたいワイアードな印象を持つロックソングであるが、そこにはなにか得難いような魅力が潜んでいる。

 

ザカリー・ジェームズのサウンドはニューヨークのインディーロックに触発されつつも、バーモントのシーンに何かしらの活力をもたらすような新鮮味あふれるサウンドをもたらそうとしている。「We're Gonna Be OK」はアルバムのベストトラックの1つで、 本作の中では少し爽快感のある楽曲である。持ち前の繊細なボーカルと少し甘酸っぱいようなボーカル、そして程よく歪んだディストーションギターがエモ、パワー・ポップのめくるめく世界を作り上げる。そのサウンドからは少し拡大解釈かもしれないが、過ぎ去る風景のような人生観を彷彿とさせる。つまり、聴いていると、なにかしらじんわりとするような感覚を体験することが出来る。それらは時折、抽象的なサウンドを通じて琴線に触れるようなメロディー、あるいはそれとは対象的に歪んだディストーションギターを織り交ぜながら、見事なサウンドを構成していく。

 

 「We're Gonna Be OK」

 

 

 

ザカリー・ジェイムズは調性感覚に優れていて、さほど明瞭ではないものの、色彩的な転調を描くことに長けている。「On Your Side」は、やはりオーバードライブの効いたベースとアコースティック風のギターというノイズとクリーンという音響的なコントラストを作りながら、その中で、エモーショナルなフレーズを紡ぎ出す。しかし、依然としてヒップホップとまではいかないが、グルーヴ感のあるビートがこれらの旋律的な要素を巧みに支えている。これらは例えば、トロイ・モアやアレックスGのようなサウンドに近い。つまり、聴いてもよし、そしてのってもよしの一挙両得のサウンドがこのアルバムの各楽曲には凝縮されているのである。これらの中で、Lutaloのサウンドを彷彿とさせるようなフォークサウンドが滲み出てくる。ロックとフォークの中間にあるこの曲は、アメリカのインディーズの流れを上手く掴んでいると言えるのではないか。そしてやはり、どことなくスタイリッシュな印象を保持している。

 

ダリ・ベイのアルバムは初めて聴くので、上手く説明しきれない部分もあるのでお許しいただきたい。これらのサウンドは、まるでガレージで鳴らされるようなラフなロックの魅力が含まれている。どのフレーズが良いかというよりも、なんとなく心地良い、という感じである。そういった側面では、アトモスフェリックなロックサウンドともいえ、また、感覚的なインディーロックソングといえるかもしれない。そういった中で、バーモント州らしいサウンドというべきなのか、ハートランドのようなアメリカのルーツ・ミュージックへと接近することもある。

 

「Bet On The Feeling」のような楽曲には、本作全体に通じるパワーポップやエモ、ローファイのアプローチに加え、ルーツミュージックやアメリカーナの雰囲気が滲んでいる。どの年代も同じであるが、アメリカのロックとはいっても様々な音楽性がその中に混在している。ダリ・ベイの音楽はまさにそういった多彩な印象を持つ。そういった中、先にも述べたように、適度にキャッチーなロックとして昇華され、取っつきやすい楽曲として楽しむことが出来るはず。

 

『Surprise Wish』の代名詞となるファジー/ディストーションギターとセンチメンタルなボーカルの組み合わせはクローズ曲「Background」でも健在である。 R,E.MのようなUSロック、そしてWeezerのようなパワーポップを組み合わせたスタイルは、安心感すら見いだせる。アルバムの最後の曲は唯一、後半部で激しいサウンドを見せ、クライマックスらしい熱狂性を見出すことが出来る。このアルバムは一見すると、なんの変哲もないインディーロックソング集のように思えるが、ターンテーブルのスクラッチのような技法が入っていてユニークな魅力がある。とりわけ、ダリ・ベイの創造性の高さは、「Background」のような楽曲に見出すことが出来る。

 

 

82/100 

 

 

「On Your Side」 

 

・Dari Bay 『Surprise Wish』 はDouble Double Whammyより発売。ストリーミングはこちら