キャスリンは「THE KATHRYN GRIMM BAND」(KGB)、「THE JAZZ ROCKETS」、「HIPPIE LOVE SLAVE」、「BABES IN PORTLAND」など多数のプロジェクトで精力的に活動し、四半期ごとのブルース/ジャズ・ジャムを主催している。 また、ギター、ベース、ピアノ、ボーカル(「メコン・リバー・バンド」)で選りすぐりのアーティストのバックプレイヤーとして、また、作家として(彼女の楽曲のいくつかは、劇作家アラン・アレクサンダー III の受賞作「HOMELESS, THE MUSICAL」で取り上げられている)その技能を提供している。 また、キャスリンはギター・インスティテュート(カリフォルニア州ハリウッド)およびカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(学士号/修士号 - ジャズ研究/商業音楽)で学位を取得している。
「Say Goodbye To The Blues」
KATHRYN GRIMM is an award winning singer / songwriter / multi instrumentalist based in the NW who has written, recorded and/or performed with some of the best in the biz. Friend / fellow guitarist JEFF BUCKLEY backed her up in her original band “GROUP THERAPY”.
She and BO DIDDLEY jammed between takes while filming “ROCKULA” (“One of her career highlights is playing his guitar”). After hearing her version of “Spanish Castle Magic”, AL HENDRIX contacted her to give his blessing (“A true honor…”). She’s the featured guitarist in MICHAEL BOLTON’s video “Dance With Me";. Her many albums include - “NO CASH BLUES”, her
latest, produced by DENNIS MOODY (Diana Ross, Missy Elliot…) with some scorching guitar work and an impressive roster of players; “BLUES TOOLS” includes a rare track showcasing Mr. Buckley’s stellar slide playing; The Electric Blues “GRIMM AGAIN” (Burnside Distribution) received top reviews globally.
Kathryn stays busy with her many projects including “THE KATHRYN GRIMM BAND” (KGB), “THE JAZZ ROCKETS”, “HIPPIE LOVE SLAVE”, “BABES IN PORTLAND”; and hosts a quarterly Blues/Jazz Jam. She also offers her skills as a player backing up select artists on guitar, bass, piano, vocals (“MEKONG RIVER BAND”) and as a writer (several of her songs are featured in playwright ALAN ALEXANDER III’s award winning “HOMELESS, THE MUSICAL”). Academically she holds degrees at The Guitar Institute (Hollywood CA) and Cal State, L.A. (BA / MA - Jazz Studies / Commercial Music).
Ulrika Spacek 『EXPO』
Label: Full Time Hobby
Release: 2026年2月6日
Review
ロンドンの五人組アートロックバンド、Ulrica Spacekは先週末、ニューアルバム『EXPO』をFull Time Hobbyから発表した。『EXPO』は、タイトルに違わぬ印象で、斬新な音楽が見本市のようにずらりと並ぶ。
ウルリカ・スペイセックはベルリンで一夜にして結成された。14年来の友人であるリース・エドワーズとリース・ウィリアムズが『ウルリカ・スペイセック』というコンセプトを思いつき、デビューアルバムのタイトルとして『The Album Paranoia』を考案した。 ロンドンに戻りレコーディングを開始すると、ジョセフ・ストーン(ギター、オルガン、シンセサイザー、ヴァイオリン)、ベン・ホワイト(ベース)、カラム・ブラウン(ドラム、パーカッション)が加わり、現在の5人編成が固まった。
冥丁は、「自明でありながらも幽微な存在として漂う日本」(誰もが感じる言葉では言い表せない繊細な日本)の印象を「失日本」と名付け、日本を主題とした独自の音楽表現を展開する、広島・尾道出身・京都在住のアーティストである。現代的なサウンドテクニックと日本古来の印象を融合させた、私的でコンセプチュアルな音楽表現を特徴とする。『怪談』『小町』『古風(Part I, II, III)』からなる三部作シリーズを発表し、その独自性は国際的に高く評価されている。
また、この舞台音楽のたのしみは、クワイアや弦楽と合わせてささやかなピアノの小品が収録されていること。そして「In Your Nature」のように印象音楽としての自然を描いたと思われる曲から「Nine Roses」のような物語の中枢に登場するような印象的なシーンを描いたものまで、それらが一貫してペシミスティックなピアノの音色で縁取られていることである。ここにはドラマ音楽の基本的な作曲法と合わせて、マズルカのような物悲しい音楽的なテーマが垣間見える。ここにも一貫して、古典的な家父長制度における女性の生き方という主題が、一つの物悲しさに結びついている。そしてその中には、女性たちの幽霊というショーの物語の中枢が見えてくる。その音楽的なテーマの中には、やはりイギリスの古典的な雰囲気を見いだせるだろう。
本作『Warren Suit』はオペラティックな側面もありながら、バレエの組曲に近い音楽構成も発見出来る。そしてまた、アルバムの最後に収録されている「Ghosts In White Dress」は、ウォレン家の豪奢な暮らし、その裏に隠された物悲しいエピソード、当時の社会的な道徳という副次的な主題を鮮明に浮かびあがらせ、まるで音楽という舞台を中心に登場人物たちが甦るような不可思議な感覚に浸されている。音楽的には、Morton Feldmanの作品『Rothko Chapel』に近い感覚を見出せることもあった。近年聴いた劇伴音楽の中では随一の作品で、大いに称賛すべき組曲。