▪︎ロンドン〈Jazz Café〉で収録されたソウルフルなライブ作品 Mom Tudieによる熱気あふれるライブアルバム『Live in London』


Amy Winehouse、Jamiroquai、Bobby Womackといったレジェンドから、Olivia Deanのような現代のスターまで数多くのアーティストが立ってきたこの象徴的なステージで録音された本作は、ライブの熱気をそのまま閉じ込めた作品。


ソールドアウトとなった観客の前で披露されたパフォーマンスには、アルバム『Liam’s Eavestaff』(2024)と『As the Crows』(2025)からの人気曲が新たなアレンジで収録され、ライブならではの親密さと生々しいエネルギーが際立つ。


Len Blake、MaZz、August Charlesといったゲストを迎えた実力派バンドとともに、Mom Tudieのディスコグラフィーを横断する楽曲を披露。豊かなアレンジ、ダイナミックな演奏、そして随所に現れる即興の瞬間が楽曲に新たな奥行きを与え、ソウルとジャズの影響を受けた彼の温かくオーセンティックなサウンドを鮮やかに浮かび上がらせる。


『Live in London』は、ステージの瞬間に完全に没入し、観客と呼吸を合わせながら音楽を立ち上げていくMom Tudieの姿を捉えたライブドキュメント。アーティストと観客の距離が近い〈Jazz Café〉ならではの空気感の中で、ライブという空間だからこそ生まれる躍動と親密さがリアルに刻まれている。

 

▪︎Mom Tudie 『Live In London』


アーティスト:Mom Tudie

タイトル:Live in London

ジャンル:R&B/Soul, Alt-R&B, Jazz

配信開始日:2026年4月3日(金)

発売元・レーベル:SWEET SOUL RECORDS 


トラックリスト:

01. Losing You (Live in London)

02. Daylight Dreaming (Live in London)

03. Devil on My Shoulder (Live in London)

04. Under Attack (Live in London)

05. Don’t Hate Me (Live in London)

06. Coasting (Live in London)

07. Lights Go Down (Live in London)

08. Ribbons (Live in London)


配信URL: https://lnk.to/mom-tudie-live-in-london


Mom Tudie:



サウスロンドンを拠点に活動するプロデューサー/アーティスト。ソウル、R&B、ジャズ、ヒップホップを横断しながら、自身が「DIY Jazz R&B」と呼ぶ独自のサウンドを築いている。

幼い頃から音楽に囲まれて育ち、ジャズ、ポップ、ヒップホップ、ソウルを吸収しながら独学でプロダクションを習得。直感と実験精神を原動力に、自身ならではの音楽性を発展させてきた。

これまでにBBC Radio 1、1Xtra、6 Music、NTSといったテイストメイカーからサポートを受け、NTSとPaco Rabanneによるファンドにも選出。さらにComplexやClashなどのメディアからも注目を集めている。

また、Tom Misch、Nectar Woode、Tiana Major9、Jaz Karisらとのコラボレーションを重ねながら、UK各地でのツアーを通して自身のサウンドを広げ続けている。今後の活躍に注目したい。

Snail Mail  『Richochet』



Label: Matador

Release: 2026年3月27日

 

Review

 

人間は年齢を重ねるごとに、 今まで見えなかった視点を獲得し、また、その年代ごとに興味を変化させていく。他者と自己の分離、あるいは境界という出発点に始まり、そもそも自己とは何なのか、自分を構成するものは何なのか、また、自分はどこに属するのか、そしてどこから来てどこに行くのかを思案することになる。学生生活や仕事、日常生活に忙殺されていると、なかなか考える暇すらない。外に興味を向け、それを断罪するのは容易い。しかし、自己を回顧するのは難しい。しかし、ある時ふと、流れが止まったとき、自己を見ざるをえなくなり、あるテーマが目の前に浮かぶ。この段階で、個人が客観的なメタ視点を持つことになり、ある意味では、自分の姿を他者の視点から眺める時期に差し掛かる。それでは自分とはなんなのかという。

 

ニューヨークから故郷に戻った後、レコーディングされたリンジー・ジョーダンによる最新作『Richochet』には成長過程における死や死後の世界という、いくらか深妙なテーマが取り入れられ、哲学的な視点を取り入れた作品である。

 

しかし、そういった切実なテーマがありながらも、音楽は重苦しくはない。いや、それとは対象的に、驚くほど軽やかで、爽快な局面もある。それは過去の自分を見つめた時、多少、恥ずかしいような思い出も今ではなんだか美しい思いに彩られたからである。このアルバムは、前作『Valentine』のニューヨークの都会的な雰囲気とは対象的に、アメリカ郊外の平穏な風景をぼんやりと思いおこさせる。その中にシンガーソングライターは、しがないように思える青春時代の自己を慈しみの眼差しで見つめる。

 

一曲目「Tractor Beam」を聴くと、故郷の情景を描いたものであることはそれとなく伝わってくる。今では少し使い古されたようなポップソングを踏襲して、スネイル・メイルはらしいロックソングを紡ぐ。その手助けを果たしたのが、Mommaのベーシストを務め、近年、めきめきとプロデューサーとしての腕を上げ、活動の裾野を伸ばしているアーロン・コバヤシ・リッチである。 

 

コバヤシ・リッチのプロデュースは、90年代以降のオルタナティヴロックをベースにしているが、現代的なサウンドの妙味を埋もれさせることなく、今あるべき最適解を導き出す。スネイル・メイルの代名詞となる叙情的なインディーロックサウンドは、時々、脆さや儚さすら持ち合わせているが、それと同時にコバヤシの全体的なプロデュースが楽曲に強さをもたらしている。


思い返せば、2024年、スネイル・メイルは、Smashing Pumpkinsの「Tonight Tonight」のカバーに挑戦していたが、その影響が現れたのが二曲目を飾る「My Maker」である。アコースティックギターを多重録音し、ベッドルームポップに属するエバーグリーンなボーカルが加わり良い空気感を生み出している。この曲では、以前よりフォークミュージックに焦点を置き、心地よいボーカルのメロディー、ミニマリズムに依拠したギターサウンドが、全体的にアトモスフェリックな音楽性を作り上げる。まるで爽やかな春の風が目の前を通り過ぎていく瞬間のようである。

 

 『Richochet』では、ボーカルは全体的なトラックに対して、むしろ控えめな立ち位置を選ぶことが多い。それは他の箇所では後ろに立っているが、ここぞというときに満を持して前面にせり出てくる感じである。

 

「Light On Our Feet」ではゆっくりとしたテンポを活かして旋律的な要素を上手く引き出している。、マーチングのような細かい三拍子のドラムビートを全体に配して、ギターの繊細なアルペジオを介して、楽曲がゆっくりと展開していく。全体的な曲の空気感は、レトロなシンセストリングスが司り、全体的にはチェンバーポップを基本にしたロックサウンドが構築される。


しかし、ここで少し思い出してもらいたい。例えば、Fountains D.C.が2024年の最新作『Romance』で用いたオーケストラポップ(チェンバーポップ)の手法とは明らかに異なるということである。ロック/パンクがベースとなるFountains D.C.に対して、Snail Mailのサウンドは、全体的にはポピュラーソングが強いフィードバックを及ぼしている。そこに、甘い感じのジョーダンのボーカルが録音され、ドリーミーな雰囲気を持つロックサウンドが作り上げられる。


曲の途中では、本格的なオーケストラストリングスが導入され、ドラマティックなサウンドが強調されている。ここには、プロデューサーと連携してストーリーを持つ楽曲を作り上げようという試作の痕跡が残されている。『Valentine』での音楽的な収穫を踏まえ、それらをより壮大なスケールを持つ楽曲に仕上げている。また、前作ではプロデュースに寄りかかるようなサウンドもあったが、自発的なソングライティングを曲に落とし込もうとしているような気配も伺える。

 

中盤では、明るさのある序盤の収録曲とは対象的に、憂いに満ちたアンニュイなサウンドや、中間域にある感情性を追求したロックソングが目立つ。特に、ドラムの演奏を矢面に押し出し、ロックに近いサウンドを探求している。「Cruise」ではブリット・ポップやオアシスに近い、UKロックの影響を感じさせる。これはこれまでのSnail Mailの作風から見ると、意外性が込められている。


その一方、「Agony Freak」では当初のベッドルームポップに近い音楽性を駆使しながら、個性的なポップ/ロックサウンドで寄り道をする。グランジのクールなギターを織り交ぜながら、独特なポップセンスを発揮している。この曲では単なるオルタナティヴに収まらず、オーバーグラウンドのポップソングに共鳴する瞬間を刻んでいる。また、それは過去のアーティストの写し身でもある。続いて「Dead End」もまた、現代的な米国のポップとロックの中間に位置づけられる一曲である。これはスネイル・メイルがサブリナ・カーペンターのようなポップアーティストへの共感が示された瞬間だ。上記二曲は、オルタナから脱却しようという意図を捉えられる。

 

「Butterfly」は表向きには標準的なロックソングに聞こえるかもしれないが、RIDEやSlowdiveのようなシューゲイズの影響を感じさせる。80年代のニューウェイブサウンドやシンセ・ポップ風のサウンドをギターロックから解釈した楽曲でもある。ここでもスネイルメイルのボーカルのメロディセンスがきらりと光り、物憂げで切ない感じの琴線に触れるメロディが聴ける。スマパンの「1979」のようなミニマリズムをベースにしたロックソングだが、楽曲の構成における工夫も凝らされている。全体的に轟音と静寂を上手く使い分け、アウトロでは悲しい感じのフレーズが出てくる。ここには暗い感情を包み隠さず表現しようという意図も込められていそうだ。しかし、中盤での創意工夫とは対象的に、終盤で、カントリーやフォークからの影響をうかがわせる瞬間が出てくる。すると、まるで音の印象は霧が晴れたかのようにクリアになる。

 

恐れながらも暗い領域から明るい領域へと突き進む瞬間がこのアルバムのハイライトとなる。それは一曲単位で訪れるというよりも、全体的な曲の流れにしか見いだせない。「Nowhere」ではカントリーやロックをベースに、アーティストが明るい領域へと勇ましく踏み出す瞬間が描かれている。「Hell」はタイトルとは裏腹に爽快さを感じさせ、吹っ切れたような明るさを感じさせる。山登りで言うなら、まるで山の五合目までは曇りであったが、その先に晴れ渡った青空がふいに出てきたかのようである。

 

これらの感覚的なポップ/ロックソングが頂点を迎えるのがタイトル曲である。前作では声帯を痛めたため、声が少し低くなるなど、ボーカリストとしての難局を乗り越え、ぎごちないながらも自分に合う歌唱法をスネイルメイルは選ぼうとしている。「Richochet」はセンチメンタルな空気感を残しつつ、キャッチーなポップネスが重視されている。それは過去を振り返った上での決別と前進を意味する。その時、過去の自分は問題ではなくなり、新たな一歩を歩み始める。


最新アルバム『Richochet』にはアーティストとしての苦悩の痕跡が留められている。音楽的な理想に対して、どのように近づくのかという試行錯誤が随所に反映されている。しかし、そのことを考えると、むしろ全体に通じる軽やかで明るい印象が癒やしをもたらしてくれる。「Revire」は良いメロディーが満載で、慈しみのような感覚が表されている。それが何に向けられているのかは定かではない。しかし、この曲には温かい感情が滲んでいて本当に素晴らしかった。

 

 

 

86/100

 

 

 

「Reverie」- Best Track



ブライトン出身のパンクデュオ、Lambrini Girlsが新曲「Cult of Celebrity」を公開した。パンクバンドが2025年にリリースしたデビューアルバム『Who Let The Dogs Out』に続くシングルとなる。ランブリーニガールズらしい大胆不敵で痛快なパンクロックサウンド。しかし、そこにはガレージロックやロックンロールのサウンドが混在している。

 

リリースと合わせて、ロンドンを拠点とする映像作家兼監督のハーヴ・フロスト(『The Last Dinner Party』、『Laufey』)が手がけたミュージックビデオも公開された。MVでは、近年、世界をソーシャルメディアを日々賑わせているセレブリティの悪魔主義のおぞましさをコミカルに描いている。

 

”セレブの崇拝”は、現在の社会情勢の裏側にある暗部(エプスタイン・ファイルの公開、それにまつわる児童売買や悪魔主義の疑惑)を見事なほどに浮き彫りにしてみせている。


現在、最もその将来を有望視されるパンクデュオ、ランブリーニ・ガールズは2025年のグラストンベリーに出演して、痛快なパンクサウンドで会場を賑わせた。女性の社会における視点を大胆に縁取ったデビューアルバムに続いて、デュオの牙の矛先は社会正義と世直しに向けられる。


最新シングル「Cult of Celebrity」について、ランブリーニ・ガールズは次のように語っている。


「悪魔に魂を売り渡すという古くからの物語は、長年にわたり上流社会の伝説として語り継がれてきた。しかし、最近明るみに出た出来事によって、エリート層こそがまさに悪魔の化身であり、赤ん坊を食らう小児性愛者であることが判明した。なんてクソみたいな驚き!そもそも彼らには売るべき魂などなかった!!」 

 

彼女たちは、知性を用いて、イタリアの哲学者アントニオ・グラムシの次の言葉を引用している。「古い世界は死に、新しい世界は生まれようともがいている。今こそ、怪物の時代なのだ」

 

「Cult of Celebrity」

 

 

ロンドンのポストパンクバンド、Dry Cleaningは2026年1月上旬に4ADから発売されたアルバム『Secret Love』に続いて、単独シングル「Sliced By a Fingernail」をリリースした。意表を突く新曲で、これまであまり明らかにされてこなかったドライ・クリーニングのヘヴィネスが体現されている。それは実際的なヘヴィさというよりも、むしろ精神的な重圧を反映している。


『Secret Love』は、フローレンス・ショー、トム・ダウズ、ニック・バクストン、ルイス・メイナードによる復帰作である。『ザ・サンデー・タイムズ』、 『ガーディアン』や『MOJO』といった主要メディアから「今週/今月のアルバム」として紹介され、満点評価と共に「彼らの傑作」と讃えられた。本作はディスコ調のポストパンクサウンド「Hit My Head All Day」から、インディーフォーク調の「Let Me Grow and You'll See The Fruit」、 ジャグリーなギターとダブ風のベース、スポークンワードが融合した「Blood」など聴かせ所は多い。


ボーカルのフローレンス・ショーはこの曲の由来について次のように語っている。「 「じっと見つめられると息が詰まるような感覚。時には、自分が細かく切り刻まれているような気分になることもある。だから、花の中に隠れたり、ただの一人の見知らぬ人になって消え去りたいと想像してみた。実際、花びらに爪の跡が刻まれるイメージが、この曲の重要なインスピレーションになった。歌詞はキム・ジュヨンの絵本『Welcome to My Life』からも影響を受けている」


彼らは今月初旬からツアーを開始し、The Tubs、Search Results、Tony Bontana、Jerkclubといったバンドがヨーロッパとイギリス全土のツアーに同行する。北米での公演では、YHWH Nailgun、Snooper、Hotline TNTが一部の公演でオープニングアクトを務める。さらに、Dry Cleaningは、オーストラリアとニュージーランドでのツアー日程も追加発表した。

 

「Sliced By a Fingernail」

 


アメリカのインディーポップシーンを牽引するシンガーソングライター、girlpuppyは2025年にリリースされ、ローリングストーン誌などから高い評価を得たアルバム『Sweetness』に続き、同アルバムのデラックス・エディションを2026年5月29日にリリースすると明らかにした。

 

この発表に合わせて、ガールパピーはCharli xcxの『Brat』の収録曲「I might say something stupid」のカバーを公開した。カバーバージョンでは、ベッドルームポップ風のアレンジが施され、旋律的な叙情性が引き出されている。

 

5月29日にCaptured Tracksから発売されるデラックス・エディションには、楽曲「Champ」と「I Just Do!」の温かみのあるアコースティック・バージョン2曲、チャーリーXCXの「I Might Say Something Stupid」の情感あふれるカバー、アルバムの原点である率直でほろ苦いメッセージを深めた新曲「Sweetness」が収録されている。

 

チャーリー・XCXのカバーについて、ガールパピーは次のように語っている。「チャーリー・XCXの『I might say something stupid』をカバーすることに決めた理由はいくつかある。この曲が大好きだから。『Sweetness』のテーマに合っているから。シューゲイザーの曲として最高にクールになると思ったから」


girlpuppyは続けてこう語った。「『Sweetness deluxe』の全曲が、5月29日に皆さんのもとに届くことになります。『Sweetness』へのご支援、本当にありがとうございます。このアルバムは私にとってとても大切なものです。皆さん、大好きです!」

 

 

 「I might say something stupid」(Chali XCX Cover)



girlpuppy 『Sweetness』(Deluxe)

 

 

Label: Captured Tracks

Release: 2026年5月29日

 

Tracklist:

 
1.Intro
2.I Just Do 
3.Champ 
4.In My Eyes 
5.Windows 
6.Since April 
7.Beaches 
8.I Was Her Too 
9.For You Two 
10.I Think I Did 
11.Sweetness
12.I might say something stupid 
13.I Just Do (Acoustic)
14.Champ (Acoustic) 

 

▪Pre-save: https://girlpuppy.ffm.to/sweetnessdeluxe.vlb 

 

Photo: Meisa Fujishiro


シティ・ポップ・アーティストとして海外の音楽ファンからも支持されている佐藤奈々子が、伝説のブリティッシュ・フォーク・バンドのペンタングルのギタリスト故ジョン・レンボーンとの共作で幻の未発表曲「A Rolling Stone From Heaven」を4月22日(水)にイギリスのレーベル、Gearbox Recordsより配信リリースすることがわかった。


大学在学中に佐野元春と出会った佐藤奈々子は、楽曲を共作するようになり、1977年にアルバム『Funny Walkin'』で日本コロムビアよりデビュー。ムーンライダーズや加藤和彦など、当時の先鋭的なアーティストの作品に参加や楽曲提供し、その後、プロのフォトグラファーとして広告、雑誌などで活動を始める。


また、ピチカート・ファイヴによる1991年のカヴァーが世界的なヒットとなった「Twiggy Twiggy」など、ソングライターとしても数多くの名曲を残している。


1998年にはコクトー・ツインズのメンバーであるサイモン・レイモンドのプロデュースによるアルバム『Luminus love in 23』を発表するなど、日本のみならず世界的に幅広く音楽を発信してきた。


昨年末には1980年に結成したSPYの音源が45年の時を経て配信リリースされたことも話題となった。そんな奈々子が、この度伝説のギタリストのジョン・レンボーンを迎えた未発表音源「A Rolling Stone From Heaven」の配信リリースを発表した。


同楽曲は当初、即興のアカペラで録音された曲だったが、エンジニアを担当した藤井暁のアイデアでスコットランドに住んでいたペンタングルのギタリスト・ジョン・レンボーンへとテープが送られ、奈々子とは顔を合わせないままギターのダビングがされたという制作秘話がある。


さらに今回、あわせてリミックス・ヴァージョン「A Rolling Stone From Heaven [Simon Ratcliffe Rivers Remix] 」も同時にリリースされる。今年のフジロックへの出演も決定しているロンドン出身の2人組ダンス系ユニット、ベースメント・ジャックスのサイモン・ラトクリフによる、クールかつメランコリックなダンス・チューンへと生まれ変わったリミックスが誕生している。


同楽曲について佐藤奈々子本人は次のように話している。


「1997年に私がアカペラで歌った曲にペンタングルのジョン・レンボーン がギターを弾いてくれた曲。『A Rolling Stone From Heaven』 。それは奇跡のように生まれた曲でした。アカペラは即興で、歌詞はまだ出逢ったこともないジョンを歌ったような歌詞でした。その後、その曲は28年間も私のクローゼットに眠ったままでした。


 しかし、今回、また新たな奇跡が起こり、今度はベースメント・ジャックスのサイモン・ラトクリフがこのアカペラをリミックスしてくれました。音楽は放たれる時を知っているのでしょう。今、まったく新しい景色の中でジョンの精霊とともに歌が羽ばたいています。サイモン、すばらしいリミックスをありがとう」


そして、その「A Rolling Stne From Heaven」とリミックス音源の2曲を収録した限定ダブ・プレートの販売も決定!! マスターからダイレクトに1枚ずつカッティングして作られる高音質なアナログ:ダブプレート(限定10枚)。


配信リリースの翌日4月23日(木)に新宿の「sleepingtokyo.studio」にて会場限定で販売する特別イベントを開催。当日は奈々子本人とGreat3の片寄明人氏による楽曲解説などを交えたトーク・ショーも実施するのでお見逃しなく!


▪︎佐藤奈々子 「A Rolling Stone From Heaven」


<トラックリスト>


1. A Rolling Stone From Heaven (feat. John Renbourn)


2. A Rolling Stone From Heaven [Simon Ratcliffe Rivers Remix] 


配信URL: https://bfan.link/a-rolling-stone-from-heaven


▪︎世界限定10枚 12インチ・ダブプレートも発売




アーティスト名:佐藤奈々子(Nanaco Sato)

タイトル名:A Rolling Stone From Heaven(ア・ローリング・ストーン・フロム・ヘヴン)

形態:12インチ・ダブプレート

発売日:2026年4月22日(水)

レーベル:Gearbox Records

価格:£365.00(税込)

※ 各ディスクは12インチのクラフト紙製スリーブに収められ、そのエディション限定のユニークな全10色(下記参照)の光沢あるラップアラウンド・ステッカー付き


【カラー・ヴァリエーション】

キャンディ・ピンク、ペトロール・ブルー、セージ・グリーン、パステル・グレー、ダスティ・プラム、ヘイズ・ブルー、コーヒー・ブラウン、コーラル・ピンク、ペール・ライム、ベリー・パープル


<トラックリスト>

1. A Rolling Stone From Heaven (feat. John Renbourn)

2. A Rolling Stone From Heaven [Simon Ratcliffe Rivers Remix] 



<クレジット>

Nanaco Sato: Vocals | John Renbourn: Guitar | Lyrics written by Nanaco Sato | Music composed by Nanaco Sato, John Renbourn Produced by Nanaco Sato and Satoru Fujii | Recorded and mixed in 1996-1997 by Satoru Fujii, at Matrix Maison Rogue Studios, London. John Renbourn’s guitar recorded by Nick Turner at Watercolour Music, Corran, Fort William, Scotland | Mastered by Harris Newman at Grey Market Mastering, Montreal, Canada. A Rolling Stone From Heaven (Simon Ratcliffe Rivers Mix) Nanaco Sato: Vocals | John Renbourn: Guitar | Electronic production, arrangement and remix by Simon Ratcliffe Additional guitar by Andrea Terrano Mastered by Caspar Sutton–Jones at Gearbox Records, London, UK. Artwork and design by Paul Reardon



▪︎佐藤奈々子「限定アナログ・ダブプレート販売&トークショー」


日程:2026年4月23日(木)

時間:19:00〜20:00(予定)

会場:sleepingtokyo.studio 

(東京都新宿区富久町16-9 御苑フラワーマンション101号)

※入場無料ですが、参加希望者は事前登録が必須となっております


・参加のご応募はこちらから。



バイオグラフィー:

1955年、東京生まれ。独特のコケティッシュなウィスパー・ヴォイスは、渋谷系の元祖とも言われた。慶應義塾大学在学中に佐野元春と出会い、歌や詩を書くことを教わる。

大学主催の女性シンガーソングライターコンテストに出場し、「綱渡り」で最優秀作詞賞受賞。このコンテストを機に1977年6月、佐野との共作によるアルバム『Funny Walkin'(ファニー・ウォーキン)』で日本コロムビアよりデビュー。

ムーンライダーズや加藤和彦など、当時の先鋭的なアーティストの作品に参加、楽曲提供するなど活動の幅を広げる。1980年にSPYを結成し、加藤和彦プロデュースによるセルフ・タイトル・アルバムをリリース。その後、プロのフォトグラファーとして広告、雑誌などで活動を始める。

1986年、日産海外向けカレンダーの撮影で、世界のカレンダーコンテストで金賞受賞。翌年より5年間パリに移住。その後もコクトー・ツインズのメンバーであるサイモン・レイモンドのプロデュースによるアルバム『Luminus love in 23』を発表するなど、日本のみならず世界的に幅広く音楽を発信している。

また、作詞・作曲を手がけたピチカート・ファイヴの「Twiggy Twiggy」(野宮真貴の1981年のデビュー・アルバム『ピンクの心』収録曲)は世界的ヒットとなり、2014年にはセルフ・カヴァーで配信リリースしている。2026年4月、イギリスのギタリスト、ジョン・レンボーンとのコラボレーション・シングル「A Rolling Stone From Heaven」を配信リリース予定。

 Courtney Barnett  『Creature of Habit』


 

Label: Mom+Pop

Release: 2026年3月27日

 

 

Review

 

メルボルン出身のインディーロックスター、コットニー・バーネットはボーカルアルバムとして約五年ぶりとなるアルバム『Creature of Habit』をリリースした。2021年にリリースされた『Things Take Time, Take Time』はメロディアスなインディーロック集で聴きやすかった。インストがメインの作品を挟んでリリースされた最新作はシンガーソングライターの即興的な楽曲の性質を残しつつ、全体的により高い水準を目指したロックアルバムとなった。プロデューサーにはジョン・コングルトンが招聘されたこともあり、楽曲の洗練度は前作を凌ぐ可能性がある。

 

今作では、音楽性に新たなバリエーションが追加された。シンセポップやエレクトロポップである。これは、コットニー・バーネットが新しい音楽性を模索している最中であることが伺える。本作のオープナーを飾る「Stay In Your Lane」は、ジョン・コングルトンの代名詞的なサウンドで、オーバードライブのかかったベースにガレージロックのサウンドが乗せられる。バーネットの楽曲の中ではパワフルな部類に入ると思われる。また、新作アルバムでは、バーネットのボーカルの歌唱法に若干の変化が見受けられ、少しふてぶてしさのある歌い方を選んでいる。


曲の基礎は、The Kinksのようなサウンドであるが、エレクトロニクスを脚色的に使用したり、ダブ風のボーカルのディレイ効果を及ぼすことで、モダンなエレクトロロックに様変わり。ここにコングルトンの敏腕プロデューサーとしての手腕を堪能出来る。しかし、この曲をコットニー・バーネットらしくしているのが、ブルージーな歌の節回しと、往年のロックシンガー顔負けの迫力満点のボーカル。そして夢見るような幻惑的な雰囲気である。この曲では、古典的なロックから現代的なロックまでを踏襲し、聴き応え十分のオープニングトラックを提供している。

 

2曲目「Wonder」は前曲とは対象的に、コットニー・バーネットらしいメロディアスで叙情的なインディーロックソングである。この曲はおそらく、前々作の音楽性の延長線上に位置づけられるかもしれない。バーネットは筋金入りのロックギタリスト、そして良質なメロディーメイカーとしての性質を併せ持つ。この曲は、これらの二つのキャラクターがぴたりとハマっている。


ジャングリーなギター、8(4+4)ビートのドラム、力が抜けたラフなボーカルが混在し、魅力的なサウンドを構築している。もちろん、前作の曲の単なる焼き増しというわけではあるまい。シンセストリングスのようなアレンジメントは、バーネットの楽曲にドラマ性を与え、ほのかな感動を誘うことがある。全体的には、ロックソングという枠組みの中で、シンセポップのような音楽性が揺らめく。また、ボーカルには少しポップなサウンドが組み込まれている。キャッチーなサビの後にブリッジを歌う箇所は温和な雰囲気に満ちていて、思わず口ずさんでしまいそうだ。

 

「Site Unseen」では、Anti-に所属する米国のアメリカーナの代表格、ワクサハッチーがゲストで参加。アメリカーナを基盤にしたロックソングだが、イントロはかなり手が混んでいて、ネオサイケ風である。しかし、その後は爽快さのあるロックソングへと移行し、ワクサハッチーとの素敵なデュエットを惜しみなく提供している。両者ともに、カントリーやフォークに親しいシンガーであるため、二人のボーカルの相性が良く、前曲と同様に温和な空気感が醸し出されている。サビの部分ではカントリーの雰囲気が強まり、牧歌的な音楽性を楽しむことが出来る。端的に言うと、このアルバムの憩いの曲。聴いていると、言い知れない安らぎを感じる。曲の後半では、デュエットの形式を強化しながら、予測出来ない展開が登場する。このあたりに、バーネットが楽曲の洗練度や完成度を上げるべく、相当な試行錯誤を重ねたことが伺える。

 

エレクトリックギターによるアルペジオを生かしたフォークロック「Mostly Patient」も渋いながら、良曲のひとつ。 アコースティックで演奏しても良い曲であるが、あえてエレクトリックを使用しているのがポイントである。ボブ・ディラン的な哀愁は、コットニー・バーネットの手にかかると、きらめきのある繊細なフォークソングへと変化する。この曲では、レコーディングスタジオのアンビエンスを活かし、スタジオライブのような精細感のあるレコーディングが作り上げられる。 ギターのアルペジオとボーカルは時々、瞑想的な空気感を醸し出すこともある。前作よりも円熟味のあるサウンドを追求した過程が、この曲に強い影響を及ぼしている。

 

ドラムのスティックのカウントで始まる「One Thing At A Time」では、 アーティストらしいシュールで摩訶不思議なロックワールドが展開される。ボーカルの節回しにしても、旋律にしても、グリッターロックやサイケデリックロックの中間にある、独創的なサウンドプロダクションが生み出されている。ロックらしいフックがあるのにメロディアスさを失わない。特に間奏では、センス抜群のギタープレイが披露され、ロックらしいスピリットが立ちのぼってくる。

 

隠れたタイトル曲「Mantis」は、インディーロックとポップの中間に位置する。奇異なことに、発売日が重なったスネイル・メイルの最初期のサウンドを彷彿とさせる。ボーカルはより旋律の良さが際立ち、ポップネスにも磨きがかけられている。ジョン・コングルトンのプロデュースも素晴らしく、ドラムのタムがボーカルと見事にマッチしている。語弊があるかもしれないが、カマキリと話すという謎めいたエピソードが背景にあるこの曲で、バーネットは、青春時代に立ち返ったかのように、センチメンタルで叙情的なロックワールドを構築している。ここには、適度に力が抜けたラフなロックを重視した過程が見出せる。スタイリッシュな感じのするロックソングという、バーネットの代名詞的なサウンドを堪能することが出来るに違いない。

 

7曲目以降は、バーネットの音楽的な実験場とも言える、遊び心のあるサウンドが目白押し。アルバムの制作の後日談のようなサウンドが顕著で、もちろん曲ごとに音楽性も各々異なっている。


「Sugar Plum」は、いわゆるローファイ/スラッカーロックを体現した一曲で、マック・デマルコのようなサウンド。また、予想外にも、ドラムンベースのイントロを配した「Same」はシンセポップやエレクトロポップのような夢想的な音楽性を押し出している。これはアーティストによるドリームポップの解釈といっても良いかもしれない。バーネットの典型的なイメージとは対照的であるため、旧来のファンは意外の感に打たれるかもしれない。ギターロックを基本にしつつも、エレクトロポップソングを意識した「Great Advice」も面白い感じの一曲で、最新アルバムを通しで聴く際の密かな楽しみとなるに違いない。全般的には、ハイライトとなる曲を用意しつつも、それほどシリアスにならずに、気軽に楽しめるのがコットニー・バーネットのロックのスタイル。それは前々作から引き継がれたミュージシャンの流儀と言えるかもしれない。

 

終盤に趣味全開で遊び心のあるトラックを織り交ぜながらも、最後をしっかりと締めくくるのがプロフェッショナルな仕事である。「Another Beautiful Day」は良い空気感が滲み出ている。全体の夢見るような雰囲気を活かし、魅惑的なロックバラードを書いている。駆け出しの時代のようなラフさと情熱を維持しつつ、更に高度なソングライティングを実現している。また、この曲は、夏の太陽の光を感じさせる若さとまばゆさがある。 ハードロックのギターのエッセンスを随所に散りばめた深みのあるサウンドが金字塔のように輝く。最終曲ではロックミュージシャンとしてのライブセッションのリアルな醍醐味を味わえるはず。

 

 

 

84/100 

 

 

 

「One Thing At A Time」


 

エリック・サティが生きていたのは、20世紀の節目である。それ以降の近代/現代音楽に強い影響を及ぼしたサティは、音楽の聞かれ方が変化しつつあることを鋭い感性によって察知し、それまでになかった概念「家具の音楽」を編み出した。


当初、サティは、画家アンリ・マティスの絵画からインスピレーションを得て、BGM(バックグラウンド・ミュージック)という構想を考案した。マティスの絵自体が、インテリアのような趣を持ち、壁や空間との色彩的な調和という性質があったことを考えると、サティが”家具の音楽”を作り出したのは自然な成り行きだったのだろう。

 

アンリ・マティス 赤のハーモニー

パリ音楽院から、パリ・スコラ・カントルムへと学びの場を変え、その後、モルマントルにあるカフェでショパンなどのピアノ弾きを務めたサティの環境には、常にパリの人々のおしゃべり、ファッション、 先鋭的な芸術運動があった。彼は20世紀の芸術文化の中心地で暮らしていた。

 

諸説あるものの、家具の音楽の出発とされるのが、1920年3月8日に行われたマックス・ジャコブの戯曲「Lufian Toujours, Turan Jamet(ルフィアン・トゥジュール・トゥラン・ジャメ)」の上演である。サティとともに、この音楽を制作したダリウス・ミヨーは、以下のように回想している。

 

「音楽が同時にすべての方向から流れ出し、クラリネットを劇場の三つの角に、ピアノを第四の場所に、トロンボーンを一階のボックスに配置した」 ポール・ポワレの所有するギャラリーの展示会において、楽曲は上演され、マックス・ジェイコブの戯曲の合間に、サティの音楽が演奏された。このときのコンセプトについて、エリック・サティは「注意をそらすような主題のない芸術を夢見ている。それは良いアームチェアに例えられる」と述べたことがあった。

 

20世紀のモンパルナス


エリック・サティは、音楽芸術のあり方にイノベーションをもたらした。第一次世界大戦中、彼は、セーヌ川左岸のモンパルナスで、この形式を考案した。モンパルナスは、印象派の画家が多数活躍したアートシーンの中心地でもある。戦争によって大きなコンサート会場やギャラリーが閉鎖されると、音楽家や画家達はモンパルナスの近郊にあるヒューゲンス6番地のアトリエに集った。 

 

アトリエの所有者のスイス人画家エミール・ルジュヌ(Émile Lejeune)は、コンサートプロデューサー、アルトゥール・ダンデロに、アトリエをコンサート会場として使わないかと提案した。 ダンデロは提案を受け入れ、その後、スウェーデンの作曲家ヘンリク・メルシェルにすべてを委任した。

 

コンサートの多くは、詩の朗読や展覧会が同時に開催された。その中には、芸術融合を示す旗印「Lyre et Palette(リール・エ・パレット)」が掲げられることもあった。そして最初に、このアトリエで開催されたのが、「サティ・ラヴェル・フェスティバル」であり、1916年4月18日に行われた。


1916年11月17日に開催された展覧会で演奏されたサティの「Instant Musical(インスタント・ムジカル)」 イベントでは、詩の朗読会が行われ、ジャン・コクトーとブレーズ・サンドラールが一編ずつ詩を書き、一編はサティに捧げられた。ルジュヌは回顧録で以下のように回想した。


「サティは、オープニングの最中にこっそりピアノの前に座って、即興演奏をするつもりだと私に教えてくれた。『それはいわば”空間を彩る音楽”になるだろう』と彼は言った。『だから、来場者には引き続き歩き回ってほしい。君や仲間にはすでに伝えてある』と言った」という。

 

先にも述べたように、芸術家の間で普及していた家具の音楽が一般的に知られるようになったのが、1920年のマックス・ジェイコブ(Max Jacob)の戯曲の上演だった。しかし、サティの家具の音楽が理解されるまでには多くの時間を要さねばならなかった。

 

観客は音楽に静かに聞き入り、音楽が13回目の繰り返しに達したとき、サティはついに我慢がならなくなり、観客に対して、歩き回って、そして食べたり飲んだりするように促し、さらにときには「話して、天に誓って!」とも叫んだ。しかし、観客はサティのいうことを全然聞かなかった。この辺りにサティのコミカルな人物像が思い浮かぶ。

 

サティは、音楽がインテリアのようにみなされることを理想としていたが、彼の希望は聴衆になかなか理解されなかった。しかし、このパフォーマンスにより、BGMの未来が拓かれる。フランスの『VOGUE』の創刊号で、Musique d' ameublement(Back Ground Music)という言葉を対外的に紹介した。なんと、最新のインテリアに関するコラムの中で次のように言及されたのだ。

 

ーー家具の音楽とは何か? それは演劇や音楽の演目の合間に演奏すべき音楽であり、セットやカーテン、ホールの家具と同じように、雰囲気を作り上げる役割を果たしている。エリック・サティの音楽は、モチーフが止まることなく、繰り返され、それらを聴くのは無意味だという。その雰囲気の中で、注意を払わずに過ごさねばならない。この音楽をどんなふうに聴くか、テーマについて、どんな意見を述べるのかはあなた次第。しかも、今シーズン私たちがこだわっている家具とは何ら関係がない。それは、今この瞬間の情熱を示す音楽を形作り、聴くためのきっかけに過ぎないーー

 


 

「Furniture Music」


UKブライトンのピアニスト/アーティスト、The Vernon Spring。昨年の終わりからアルバム『Under a Familiar Sun』のリワーク作品がシングルとして続々とリリースされてきたが、5/8にいよいよ作品集としてリリースされます。


また、本日先行シングルとして、「Roaring Flame of The Sun (Under a Familiar Sun - Saoirse-Juno Rework)」がリリースされました。アルバムのタイトル曲「Under a Familiar Sun」をUKのアンビエント・アーティストSaoirse-Junoが再構築。楽曲のストリーミングはこちらからお願いします。


「Roaring Flame of The Sun (Under a Familiar Sun - Saoirse-Juno Rework)」




【先行シングル】



アーティスト:The Vernon Spring (ザ・ヴァーノン・スプリング)

タイトル: Roaring Flame of The Sun (Under a Familiar Sun - Saoirse-Juno Rework)

発売日:2026年3月30日(月)

フォーマット:デジタルダウンロード/ストリーミング(デジタルオンリー)

ジャンル: ポスト・クラシカル / ジャズ / アンビエント

レーベル:p*dis


<トラックリスト>

1. Roaring Flame of The Sun (Under a Familiar Sun - Saoirse-Juno Rework)

2.⁠ ⁠Other Tongues (Oliver Coates Rework)

3.⁠ ⁠The BL II - feat. Max Porter & Confucius MC (The Breadline - Iko Niche Rework)

4.⁠ ⁠Esrever Ni Rehtaf (Rosie Lowe Rework)

5.⁠ ⁠Say Her Name (Requiem for Reem - Loa Rework)


▪︎ストリーミングURL: https://opia.lnk.to/RoaringFlameofTheSun



【リワーク作品:デラックスエディション仕様】



アーティスト:The Vernon Spring (ザ・ヴァーノン・スプリング)

タイトル: UnFamiliar Sun

発売日:2026年5月8日(金)

フォーマット:デジタルダウンロード/ストリーミング(デジタルオンリー)

ジャンル: ポスト・クラシカル / ジャズ / アンビエント

レーベル:p*dis


<トラックリスト>

Disc 1: Under a Familiar Sun

1. Norton

2. The Breadline (feat. Max Porter)

3. Mustafa (feat. Iko Niche)

4. Other Tongues (feat. aden)

5. Under a Familiar Sun

6. Fume

7. In The Middle

8. Fitz

9. Esrever Ni Rehtaf (feat. aden)

10. Counted Strings (feat. aden)

11. Requiem For Reem

12. Known


Disc 2: UnFamiliar Sun

1. ⁠Roaring Flame of The Sun (Under a Familiar Sun - Saoirse-Juno Rework)

2. Fitz (Dot Never Rework)

3. Say Her Name (Requiem for Reem - Loa Rework)

4. The BL II - feat. Max Porter & Confucius MC (The Breadline - Iko Niche Rework)

5. Esrever Ni Rehtaf (Rosie Lowe Rework)

6. Other Tongues (Oliver Coates Rework)

7. Counted Strings feat. aden (Sweet Bandit Rework)

8. Norton (H.Takehashi Rework) 



・アンビエント・シーンの注目のアーティスト8組がThe Vernon Springの2025年作『Under a Familiar Sub』を再構築


The Vernon Springのアルバム『Under a Familiar Sun』のリワークプロジェクト『UnFamiliar Sun』。2025年秋からシングルが続々とリリースされてきましたが、ついに8曲入りEPとしてリリースされます。


Rosie Lowe、Oliver Coates、H.Takahashiなどエレクトロニック・ミュージック、アンビエント・シーンの注目のアーティストがThe Vernon Springの幽玄で静謐なアンビエント・サウンドを再構築。


リリースから丸1年となるアルバム『Under a Familiar Sun』を加えたデラックスエディション仕様。デジタルのみでのリリースです。


アメリカで一体何が起きているのか? アメリカーナ/フォーク/カントリー・シンガーソングライター、クリス・マシューズの新曲「Forged In Fire」は事実の一端をジャーナリスティックに象っている。「Forged In Fire」はセス・グリアーがプロデュースおよびレコーディングを担当した。


ICE(米移民・関税執行局)やイランへの軍事行動に対する米国現政権への風当たりが強まる中、タイムリーなリリースと言える。音楽的には、フォークとブルース/ゴスペルの中間にあり、現代的なプロテストソングに位置づけられる。曲のタイトルは「炎の中で鍛え上げられた」を意味する。


マシューズは、この作品で、TRO Essex Music Group(ウディ・ガスリー、ピート・シーガー、ピート・タウンゼント、ピンク・フロイド、ブラック・サバスが所属)及びレーベル部門であるShamus Records(ウディ・ガスリーの『Woody at Home』、 Vol. 1 & 2、フレイミー・グラントの『CHURCH』、サム・ロビンスの『So Much I Still Don’t See』などをリリース)と契約を結んだ。


クリス・マシューズの影響力は、すでに米国の業界全体で広く認められている。彼女はインターナショナル・フォーク・ミュージック・アワードにおいて、2025年および、2022年の「ソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。同賞の創設以来、この栄誉に2度輝いた初のアーティストとなりました。また、2024年には「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」にも選出されている。 


真実の吟遊詩人、ナッシュビル在住のクリス・マシューズは、新世代の社会正義を掲げる音楽家たちの中でも最も輝かしいスターのひとり。数々の賞を受賞した多作な作詞家兼作曲家であるマシューズさんは、カントリー、アメリカーナ、フォーク、ブルース、ブルーグラスを融合させ、伝統的なメロディーに根ざし、率直で独創的な歌詞が彩る、大胆かつ複雑なパフォーマンスを繰り広げる。彼女はまさにこの時代のために生まれたアーティストだ。


彼女の新曲「Forged In Fire」は「トランプ政権第2期による、不安定なアメリカ民主主義の解釈が始まってからわずか数ヶ月後に書かれた」という。


クリス・マシューズは次のように説明する。「その週のヘッドラインはこうだった。『米連邦判事がトランプの出生地に基づく入国禁止令を差し止め、集団訴訟の続行を認める』、『カリフォルニア州カマリロで抗議者が連邦当局と対峙、捜査官が農業労働者を標的に』『CPJがジャーナリストのマリオ・ゲバラ氏の釈放を要請』『トランプ政権、不法滞在の子供たちへのヘッドスタート支援を撤回』『CUNY(ニューヨーク州立大学)が最新の弾圧で親パレスチナ派の学生・職員を標的に』などなど。


その時、関税政策からテキサス州の致命的な洪水にいたるまで、数え切れないほどのニュースが溢れていた。この曲はある週の混沌から生まれたが、およそ1年が経った今、この政権の民主主義軽視がミネアポリスや他の多くの米国都市にもたらした混乱の渦中において、「Forged In Fire」は、公民権運動の時代に同様の状況に耐え抜いた人々からの戦いの叫びのように感じられる。  


自他共に認める牧師の家系であるクリス・マシューズには、A.M.E.教会での育ちが色濃く反映されている。実力派ボーカリストのキショナ、カイリー・フィリップス、ニッキー・コンリー、ウィル・メレル、ジェイソン・エスクリッジが「私たちを教会へと誘う」中、マシューズの歌詞は「絶望は選択肢ではない」と私たちに語りかける。


マシューズは自身の言葉で、その使命は「声なき人々の声を広め、見過ごされている事実に光を当て、希望と愛こそが平等と正義への最も真の道であることを揺るぎない形で示し続けること」だと語った。

 

 

「Forged In Fire」

 

 

▪︎EN(Excerpt) 

A troubadour of truth, Nashville resident Crys Matthews is among the brightest stars of the new generation of social justice music-makers. An award-winning, prolific lyricist and composer, Matthews blends Country, Americana, Folk, Blues, and Bluegrass into a bold, complex performance steeped in traditional melodies punctuated by honest, original lyrics. She is made for these times.


Her new single, “Forged In Fire,” was “written just a few short months into a precarious interpretation of American democracy courtesy of the second Trump administration.” 


She continues: "The headlines that week were: U.S. Judge Blocks Trump’s Birthright Ban, Allows Class-Action Lawsuit to Proceed; Protesters Confront Feds in Camarillo, CA, as Agents Target Farmworkers; CPJ Calls for Release of Journalist Mario Guevara; Trump Admin Withdraws Head Start Services for Undocumented Children; CUNY Targets Pro-Palestinian Students and Staff in Latest Crackdown; and countless others about everything from tariffs to deadly floods in Texas. 

 

While this song was born out of the chaos of a particular week, almost a year later, in the wake of the turmoil this administration's disdain for democracy has wrought in Minneapolis and in so many other American cities, "Forged In Fire" feels like a rallying cry from those who withstood similar conditions during the Civil Rights movement."  

 

 

 


The Mossのニューシングル「Your Way」は、週末に踊りたい人向けのダンスロックナンバーである。

 

サンタクルーズでバン生活を送っている時も、フランスでサーフィンをしている時も、モンタナの牧場で働いている時も、ユタ州でパラグライダーを楽しんでいる時も、タイク・ジェームズはまさに放浪者だ。彼は「The Moss(苔)」というバンド名のもと、10代の頃にハワイのオアフ島で、そして現在はソルトレイクシティで、独自のオルタナティブロックを書き、演奏してきた。


「コケはどの大陸にも生えている」と、シンガーソングライター兼ギタリストである彼はバンド名の由来について説明する。

 

もっとも、彼はしばしば、その名の由来を幻覚体験の結果だと語っている。「近縁種の藻類と混同してはいけない。コケは普段目につくこともなければ愛されることもないが、どこにでもあり、遍在している。コケについて聞いたことのあるあらゆることは、私たちにも当てはまるんだ」

 

タイトル曲は、タイクが「共依存、つまり相手がいなければ自分が不完全だと感じる関係性の局面を描いた、ほろ苦い曲」と表現しており、Sirius XMの『Alt Nation』からの強力なサポートを受けて、Spotifyの米国「Viral 50」チャートにランクインした。 この1年のその他のハイライトとしては、ラスベガスの「Life Is Beautiful」やアイダホ州の「The Festival at Sandpoint」での好評を博したライブパフォーマンスが挙げられる。


彼らの最新シングル「Your Way」について、タイクは「誰もが人生をどう生きるべきかという特定の考えを持っているが、それらはあくまで考えに過ぎず、他人の言うことをすべて鵜呑みにすべきではない、という内容だ」と語る。このシングルは、4月24日にリリース予定のフルアルバム『Big Blue Moon』からの先行曲である。  


60年代のサーフロック、ビートルズの純粋なメロディの喜び、レゲエの踊りたくなるようなアイランド・リズム、そしてザ・リプレイスメンツ、U2、ヴァンパイア・ウィークエンドを彷彿とさせる90年代のエモのハードな美学を併せ持つ折衷的なサウンドで、ザ・モスはユタ州のそびえ立つ山々やハワイのトロピカルなサーフといったアウトドアからインスピレーションを得ている。 


「私たちの音楽は間違いなく、これまで過ごしてきた環境からインスピレーションを得ています。自然の調和こそが、この世で最も創造的なものなのです」と、タイクはザ・モスの楽曲について語る。「あらゆるものが、いかに複雑かつ緻密に調和しているか。瞑想やサーフィン、ハイキングをしているような場所に行けば、そのエネルギーに触れるのは簡単です。その瞬間、どうでもいいことは消え去ります。音楽でも同じことが起こる」


2026年の全国ツアースケジュールも順調に進行中であり、タイクは早くツアーに戻りたいと待ちきれない様子。 「曲に対して即座に反応が返ってくる時、そこには特別な何かが生まれるんだ」と彼は言う。

 

「ライブの最中であれ、単に曲作りをしている最中であれ、その場にいる人々から反応があれば、自分が正しい方向に向かっていることが分かる。ファンとの間には、妙に個人的なつながりを感じるんだ。どうしてこれほど多くのファンが集まったのかは分からないけど、彼らに恵まれたことに心から感謝している」


「創造的なエネルギーを注いだものは、何でも芸術の形になり得る」とタイクは説明する。「そして、上達すればするほど、それを通じて自分をより良く表現できるようになる。音はあらゆるものの根源だ。それは実に壮大なことだ」


「Your Way」

 

The Mossは7,500万回以上のストリーミング再生回数を記録し、『Alt Press』誌から「注目の新進アーティスト」と称賛されている。最近では、Bottlerock、Levitate、Ohani、そしてBriston Maroneyと共演したParadiesなどのフェスティバルに出演した。また、2026年春にはヘッドラインツアーを開催することを発表しており、Kilby Block PartyではLorde、The XX、Modest Mouseらと共にステージに立つ予定だ。 



▪︎EN(Excerpt)

Whether he’s living in his van in Santa Cruz, surfing in France, working on a horse ranch in Montana or paragliding in Utah, Tyke James is one nomadic individual, a rolling stone who does indeed gather The Moss, the band name under which he’s written and performed a unique brand of alternative rock, as a teen first in O’ahu, Hawaii, and currently in Salt Lake City.


“Moss grows on every continent,” explains the singer/songwriter/guitarist about the origin of the band’s name, though he has often described it as the result of an experience on acid. “It’s not to be confused by its cousin algae.  It’s neither commonly noticed nor loved, but it’s everywhere, it’s ubiquitous. All the things you’ve heard about moss apply to us.”


The Moss broke through with the four-song Insomnia EP, leading the way with more than 25 million streams, the title track – which Tyke describes as “a bittersweet song about codependency, the point in a relationship where you feel incomplete without the other person” -- has landed on Spotify’s U.S. Viral 50 chart with major support from Sirius XM’s Alt Nation. Other highlights of the past year include well-received sets at Las Vegas’ Life Is Beautiful and Idaho’s The Festival at Sandpoint.


Their latest irresistible single "Your Way" "is about how everyone has certain ideas on how life should be lived but they’re all just ideas, and you shouldn’t listen to everything people tell you," shares Tyke. The single is off of their forthcoming full-length album Big Blue Moon out April 24th.  


The Moss have over 75 million streams and have received acclaim by the likes of Alt Press who named them a "Rising Artist To Watch". Recent festivals include Bottlerock, Levitate, Ohani and Paradies with Briston Maroney. The band also announced a spring 2026 headline tour including a date at Kilby Block Party alongside Lorde, The XX, Modest Mouse and more. 






US Tour:

4/2 - Seattle, WA - The Crocodile

4/3 - Portland, OR - Hawthorne Theater

4/4 - Eugene, OR - WOW Hall

4/6 - San Francisco, CA - The Independent

4/9 - Los Angeles, CA - The Troubadour

4/10 - San Diego, CA - The Quartyard

4/11 - Phoenix, AZ - Crescent Ballroom

4/14 - Austin, TX - Mohawk

4/15 - Dallas, TX - Club Dada Outdoors

4/17 - Atlanta, GA - Sweetwater 420 Fest

4/18 - Nashville, TN - Basement East

4/20 - Carrboro, NC - Cat’s Cradle

4/22 - Washington, DC - Union Stage

4/23 - Philadelphia, PA - Brooklyn Bowl Philadelphia

4/24 - New York, NY - Music Hall of Williamsburg

4/25 - Boston, MA - Paradise Rock Club

4/27 - Pittsburgh, PA - Thunderbird Cafe

4/29 - Ann Arbor, MI - Blind Pig

4/30 - Columbus, OH - Skully’s

5/1 - Indianapolis, IN - Hi-Fi

5/2 - Chicago, IL - Thalia Hall

5/6 - Minneapolis, MN - Fine Line

5/7 - Madison, WI - Majestic Theater

5/8 - St. Louis, MO - Off Broadway

5/9 - Kansas City, MO - Madrid Theater

5/11 - Omaha, NE - Slowdown

5/13 - Fort Collins, CO - Aggie Theater

5/14 - Englewood, CO - Gothic Theater

5/16 - Salt Lake City, UT - Kilby Block Party

▪︎ツジコノリコ3年ぶりとなる新作 愛猫PONへ捧げる、深い感情のサウンドスケープ 


6作目のフルアルバムとなる本作は、ソロ活動とコラボレーションの両面で培ってきた彼女の音楽的バリエーションを、さらに大きく広げた作品。本作は、幼い頃に引き取り、先天性難聴を抱えながら長い時間を共に過ごしてきた愛猫PONが、事故によって亡くなったことに捧げられています。アルバム全体には、その喪失を抱きしめるような、抽象的でありながらも優しく深い共鳴で満ち溢れています。

 

彼女の持ち味であるエレクトロニクス、ロマンティックなメロディー、そして想像を超えるほど繊細な音の響きは、本作でも存分に発揮されており、前作『Crépuscule I & II』に続き、今作もまた壮大なスケールを備えた作品に仕上がりました。本作で彼女は、子どものような無邪気さと、どこか謎めいた感覚のあいだを軽やかに行き来しています。表面上はシンプルに聴こえる瞬間であっても、思いがけない要素がふいに現れ、聴き手の想像力を大きく広げてくれるでしょう。

 

「Boku Wa Obaka」では複数のボーカルが浮かび上がり、「Knife of Yonder」では穏やかでブライアン・イーノを想起させる導入から始まり、やがて高揚感を伴う中盤へと展開していきます。最終的には、ブルースに近いニュアンスへと着地する、10分に及ぶ壮大な楽曲となっています。また、「Kikoeru Pon」は誠実な空気をたたえたバラードとして始まり、やがて静かで心地よいフィールドレコーディングへと溶け込んでいきます。アルバムタイトルや楽曲名の由来となった猫の声も収められており、この作品のパーソナルな側面を静かに印象づける一曲。

 

さらに、彼女のテクノロジーへの向き合い方には、深い人間性が宿っています。冷たく抽象的な作品ではなく、むしろ色彩豊かなフォトアルバムのようであり、彼女の内面世界や直感が驚くほど親密なかたちで記録されています。


ポップ、アンビエント、抽象音楽あいだをたゆたいながら、強く感情に訴えかける本作は、リスナーに新たな発見をもたらす感動的な作品。その豊かな感情の振れ幅は、混乱した世界のなかにかすかな希望を感じさせます。温かさと壮大さをあわせ持つこのアルバムは、彼女がまさにアーティストとして充実した時期にあることを強く印象づける一作と言えるでしょう。

 

 


Tujiko Noriko (ツジコノリコ) 『PON』


アーティスト:Tujiko Noriko (ツジコノリコ)

タイトル : PON (ポン)

発売日 : 2026年6月12日

 

<CD>

品番 : PDIP-6616

店頭価格 : 2,500円(税抜)/2,750円(税込)

バーコード : 4532813536163

レーベル : p*dis

フォーマット : 国内盤CD

▪️日本のみCD化/ボーナストラック1曲収録

 

<LP>

品番 : eMego322V

卸価格 : 4,980円(税抜)

バーコード : 880918278261

レーベル : Editions Mego

フォーマット : 輸入盤2枚組LP

▪️限定500枚


 

Track List :

1.Only on Love

2.Bosom

3.Kikoeru Pon

4.Sneezing

5.Knife of Yonder

6.Boku Wa Obake

7.Beachside Cats

8.Bokuno Satellite

9.Kareki Ni Hana

10.Birthday

11.Wakaru Pon

12.Pon on TGV

13.Quarz Rework

14.Kazeyo Pon

15.Slow Motion *国内盤CDのみボーナストラック


<プロフィール>

フランスを拠点に活動するミュージシャン、シンガーソングライター、映像作家。2000年、Peter RehbergとChristian Fenneszが彼女の最初のデモテープを発見し、アルバム『少女都市』でMegoからデビュー。アヴァンギャルドなエレクトロニカ周辺で高い評価を受け、Sonar、Benicassim、Mutekなどのフェスティバルに招かれ、世界中で演奏活動を行う。これまでにEditions Mego、FatCat、Room 40、PANから20枚のアルバムをリリースし、高い評価を得ている。2002年のアルバム「Hard Ni Sasete」はPrix Ars ElectronicaでHonorary Mentionを受賞。


映画、ダンス・パフォーマンス、アニメーション、アート・インスタレーションなどの音楽を手がけ、著名なミュージシャン、Peter Rehberg,、竹村延和、 Lawrence Englishらとコラボレーションしている。2005年には初の映像作品「Sand and Mini Hawaii」と「Sun」を制作し、パリのカルティエ財団や東京のアップリンクなどで国際的に上映された。2017年、Joji Koyamaと共同脚本・共同監督した長編映画「Kuro」はSlamdance 2017でプレミア上映され、Mubiでも上映された。2020年から21年にかけて、彼女の音楽作品はレイナ・ソフィア美術館で開催された展覧会「Audiosphere」(主要な現代美術館で初めて、映像もオブジェも一切ない展覧会)に出品された。


2020年にはサンダンスとベルリン国際映画祭で上映された長編映画「Surge」の音楽を担当し、2022年にはla Botaniqueでプレミア上映されたミラ・サンダースとセドリック・ノエルの映画「Mission Report」の音楽を担当した。Joji Koyamaとのアルバム『Crepuscule I&II』を2023年にEditions Megoからリリースしている。

 

2024年1月に東京/京都/福岡で来日公演を行い素晴らしいパフォーマンスを披露した。