Benjamin Gibaardがオノ・ヨーコのトリビュートアルバム「Ocean Child」を発表

Yoko Ono *"Yoko Ono *" by Sterneck is licensed under CC BY-NC-SA 2.0

 

アメリカのインディー・ロックバンド、Death Cab For Cutieのフロントマンとして知られるベンジャミン・ギバートが今回、数々のロックバンドのメンバーとコラボレートしたオノ・ヨーコの作品に捧げるトリビュートアルバムを発表致しました。この作品には「Ocean Child」のタイトルが冠され、2022年の2月1日にLP盤が発売予定です。

 

デス・キャブ・フォー・キューティーのベンジャミン・ギバートは、トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーン、そしてヨ・ラ・テンゴといったアーティストの協力を得、オノ・ヨーコのトリビュートアルバムの構想を立て、この作品のキュレーターの役割を担っています。

 

2月1日にリリースのオノ・ヨーコに捧げられた「Ocean Child」には、豪華なインディーロックバンド、アーティストが数多く参加。

 

 

Sharon Van Etten,Death Cab For Cutie,Us Girls,.Japanese Breakfast,Jay Som,Stephan Merrill(Magnet Fields),Thao,Sudan Archieves,WE Are King,Amber Coffmanといった面々がコンピレーション作品を個性味あふれるものにしています。

 

 

今回、トリビュート作品に参加したアーティスト全員が小野からの芸術的な影響を公言してはばからず、音楽へのユニークなアプローチを図り、文化的な関連性をもたせるように努めた作品で、これらのアーティストの並々ならぬ敬意が表されています。

 

オノ・ヨーコからの影響について、ベン・ギバードは「オノ・ヨーコは、平和が可能であることを私達にアートを介して教えてくれました。 また、これらの楽曲は愛と欲求不満の両側面の感情から生まれたのです」とプレスリリースにおいて語る。「愛の部分については顕著に表現されています。オノ・ヨーコの素晴らしい音楽が私に与えてくれたのは、無尽蔵のインスピレーション、そして、音楽そのものの楽しさでした。今回のコンピレーションでは、こういったオノ・ヨーコの芸術性に見られる特徴を、全てのアーティストが実際の演奏を介して実践しているように思います」

 

「Ocean Child」のアルバムの収益の一部は、非営利団体「Why Hunger」に寄付される予定。これは、オノ・ヨーコが社会正義をモットーとし、飢餓と貧困の根本原因を突き止める事により、「Why Hunger」を何十年にも渡って支援してきたことに依る。


既にトーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンとヨ・ラ・テンゴのオノ・ヨーコのカバー曲「Who Has Seen The Wind?」のデジタル配信及びトレーラー動画が先行配信されています。2022年のトリビュートアルバムとして注目すべき作品となりそうです。

 

 

 

「Ocean Child」の詳細リリース情報につきましては以下リンクをご参照ください。

 

https://oceanchild.lnk.to/WhoHasSeenTheWind