現在アメリカを拠点に活動する日本を代表する四人組ポスト・ロック、インストゥルメンタル・ロックバンド、MONOが三曲収録のLP盤「Scarlet Holiday」のリリースを、temprary residenceを通じて発表致しました。
このEPリリースに先駆けて、MONOは、12月25日、二曲入りの先行シングルを配信サイトBandcamp上で発表しています。
EP発売の先行として2曲のシングルがリリースされたのは、COVID-19のパンデミックが起きた際に、MONOのメンバーがクリスマス休暇のために特別な小さな贈り物をすることを強いられたと感じたため。このリリースに際してのMONOからのメッセージは、とてもシンプルなものでした。
「 私達、MONOは、新年にむけてのすべての人々の健康、幸福、そして、元気を祈っています」
元々、Bandcanp上で12月25日にリリースされたデジタル配信の先行シングル「Scarlet Holiday」は、ホームレコーディングとして制作された作品。「Scarlet Holiday」「First Winter」の二曲で構成されています。現在、MONOは、新たな三曲収録のEP(「Epilogue」を含む)を新たに作り直しているようです。
ホームレコーディングされたEP「Scarlet Holiday」では、長年MONOとの共同制作者として知られているUSインディーロックの帝王、スティーヴ・アルビニがレコーディング・エンジニアを務めたほか、シカゴのToroiseのドラマー、ジョン・マッケンタイアがミックスを手掛け、さらに、フリートウッド・マックのギタリスト、ボブ・ウェストンがマスタリングを担当しています。
EP「Scarlet Holiday」の作品コンセプトについて、MONOは以下のようなコメントを付け加えています。
「これらの曲は、これまでの世の中に起きた数多くの予測しがたい暗闇に対し、新たな年に向けて、新たな希望を持つという考え方を投げかけるために書かれたものです」
また、1月12日には「Scarlet Holiday」が収録されたシングルが先行リリースされています。既に宣伝用のディーザー映像が公開されております。是非、御覧下さい。