本日、2月18日のオノ・ヨーコさんの誕生日に合わせ、アメリカの数多くのインディー・ロックバンドがコンピレーションに参加したカバーアルバム「Ocean Child:Songs Of Ono Yoko」がアトランティック・レコードから発売されました。
今回のコンピレーション作品を企画したのは、デス・キャブ・フォー・キューティーのフロントマン、ヴォーカリストのベン・ギバート、そして、トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンです。
彼らは、オノ・ヨーコという素晴らしい芸術家から受けたインスピレーション、音楽的なものにかぎらず、平和という概念にいたるまで、この芸術家の影響に焦点を当て、それを作品に参加する総勢15のアーティストたちの個性を活かした形で今回のコンピレーションを完成へと導いていきました。
今回、アトランティックレコードから発売された「Ocean Child」は、オノ・ヨーコの14曲のカバー作品が収録されています。
デス・キャブ・フォー・キューティー、デイヴィッド・バーン、USインディーロックシーンを長年にわたり支えてきたアーティスト、さらに、Sharon Van Etten,ミシェル・ザウナーのソロプロジェクトであるJapanese Breakfast,Jay Som,Yo La Tengo,The Flaming Lips,日本人ベーシストのマツザキ・サトミを擁するDeerhoof。多くの豪華アーティストが参加し、オノ・ヨーコの珠玉の名曲にあらためて光を投げかけています。
これらのカバー楽曲には芸術そのものの遊び心に加え、オノ・ヨーコの長年の思いである平和という概念を重んじる気風が漂っています。あらためて、オノ・ヨーコさん、89歳のお誕生日おめでとうございます。
「Ocean Child:Songs of Ono Yoko」 Atlantic
・Yo La Tengo 「There's No Goodbye Between Us」
・Apple Music Link