Belle And Sebastian ウクライナ戦争の写真を特集したミュージックビデオ「If They're Shooting At You」を公開

 



スコットランドのインディーロックバンド、ベル・アンド・セバスチャンは、今年の5月6日にMatadorから最新作となるスタジオアルバム「A Bit of Previous」のリリースを控えていますが、今回、早くも二作目の先行シングル「If They're Shooting At You」をミュージックビデオとして公開しました

 

「If They're Shooting At You」は、ウクライナの人々のために捧げられた楽曲であり、曲の売上の収益はすべて赤十字社に寄付されるようです。また、このシングル曲は、ウクライナのロシアに対する侵略を題材にとったフォトグラファーから提供された写真がMVの中に登場します。


今回の、ベル・アンド・セバスチャンのシングルのリリースに際しての募金活動は、英国政府が新たに設立した災害緊急委員会との共同アピールの一貫として、Bandcampを通じて来週の3月18日までこのキャンペーンは行われる予定です。

 

 

ストリーミングやデジタル配信、権利のロイヤリティなど、この楽曲の販売におけるアーティストの売上金はすべて赤十字社に寄付されます。

 

フロントマンであるスチュアート・マードックは、 プレスリリースにおいて以下のように述べています。

 

「ウクライナの状況が最初に起こりはじめた時、そしておそらく「私達」も同じになることは決してないことが明らかになりました。バンドは、私達の新しいアルバムのために曲を展開しはじめたばかりです。そして、すべて正直に言うと、少しばかりバカげているとすら思えました。

 

「If They're Shooting At You」という曲について、これは、失われ、壊れ、暴力の脅威にさらされているというニュアンスが込められています。

  

私達はウクライナの人々と連帯し、彼らの痛みと苦しみを出来る限り早く食い止められるように願っています。


私達は、ウクライナの様々な写真家と連絡を取り、彼らの写真を音楽に取り入れることを今回試みました。この楽曲を制作するにあたり、私達は希望に満ちた反抗的な側面を示し、そこにいる人々の窮状に気づきをもたらすことを目指しています。

 

また、私達は、政治的、文化的、実践的、精神的にウクライナのためにバックアップできるあらゆることを考えています。 それは最終的に、力を合わせて取り組む必要があります。私達は共に、ウクライナがこの独裁政治を打ち負かすのを手助けするために必要なことをせねばらならないと考えています。


是非、災害緊急委員会、赤十字、またウクライナ危機に関わる他の人道的な支援団体に寄付を検討してみて下さい」

 

 

今回、「Unnecessary Drama」に続く二作目の先行シングル「If They're Shooting At You」には、

 

Vadim Ghirda

Andrea Alexandru

Mikhail Palinchak

Chest Max,Ugurcan

Ozmen,Olenka Sergienko

Max Vakhtbovych

 

といった写真家たちの作品が取り入れられており、Marisa Privitera Murdochが映像編集を手掛けています。ベル・アンド・セバスチャン、ショーン・エヴェレット、ブライアン・マクニールの共同制作が行われた作品です。