Perfume Genius がニューアルバム「Ugly Season」のリリースを発表

 Perfume Geniusとして活動するアメリカのアートロッカー、マイケル・オールデン・ハドレアスは今夏、新作スタジオアルバム「Ugly Season」のリリースを発表しました。 

 

 


新作アルバムは、振付師のケイト・ウォリックの2019年に発表されたダンス作品「The Sun Still Burns Here」の伴奏曲として制作されたという背景があります。 この作品は、Seattle Theatre GroupとMASS MoCAから委託されて制作、ミネアポリスのレジデンシーを通じて演奏が行われました。


音楽は視覚的な媒体を対象としていたため、パフューム・ジーニアスは、ディレクターのJacolby Satterwhiteと協力、アルバムの本来のダンス中心のコンセプトを実現する短編映画を同時に制作。Satterwhiteは、以前、Solangeの「When It Get Home」の短編映画を制作したチームの一員でした。

 

「今回のプロジェクトは、私が企図するまったく新しい方向性のひとつであり、2020年以来この固有の文化の中で思案してきたものです」と、Satterwhite氏は語っています。

 

「マイクと私は、はどちらもスクリプトの概念を作品の中で書いています。私の生み出す視覚的な物語は、彼の音楽の叙情的な方向性を偶然にも反映しています。それは、珍しい、志を同じくする絆とも呼ぶべきものでしょう。また言い換えれば、創造神話とも称せるものです。理想化されたバージョンの理想郷を、どのようにアーキテクチャで生成し、さらにレンダリングを行うのか?? それは自、分たちがこれまで想定していた範疇を超え、具体的な形として取り組むのが非常に困難となるものです」 


「Ugly Seasons」は、2020年に絶賛を受けた「Set My Heart on Fire Immediately」以来の通算六枚目のフルレングスのアルバムとなります。

 

現在、パフューム・ジーニアスは、「Set My Heart on Fire Immediately」の宣伝を兼ねたツアーに出ている最中、次作アルバムについては、間隔を置かず制作が行われる予定です。


先行シングル「Pop Song」のミュージックビデオは、以下で御覧いただけます。新作アルバム「Ugly Season」は、2022年6月17日に、Matadorからリリース予定です。