イギリスのR&Bシンガー Carmody  ニューアルバム「Imperfect Constellations」の制作を発表

イギリス・ロンドンのR&Bシーンで強い存在感を放つシンガーソングライターのカーモディーは新作アルバム「Imperfect Constellations」の制作を発表した。

 


新作アルバム7月6日にリリースされ、宇宙的な雰囲気を持つ壮大なスケールが描かれた作品だという。

 

今回、イギリスのシンガーソングライターのカーモディーは、アルバム制作のコラボレーターとしてトム・ミッシュ、アルファ・ミスト、コナー・アルバート、ローラ・ミッシュを選んでいる。これらのアーティストとの共同制作が作品にどういった影響を及ぼしたかに注目である。今回のアルバム制作のプロジェクトは、カーモディーのEP作品のフォローアップとなり、先行シングル「Hurricane」で始まる。既に今回のシングルはミュージックビデオとして昨日の3月30日に公開となっている。

 

今回の最新シングルにおいて、カーモディーは、ポップな楽曲の表情付けを試みており、さらにジャズとの新たな出会いを果たしている。彼女のゴージャスなボーカル、そして背景に残影するあざやかなストリングスのアレンジメントがなされた。先行シングルは、Avi Barath(アヴィ・バラス)、Calum Duncan(カルム・ダンカン)との共同作業によって生み出された歌詞は、家族と離れた世代間とのつながりが表現されているという。この最新シングルについて、シンガーソングライターのカーモディーは自分自身との大きな意味での家族との関わりを例示し、以下のように述べている。

 

 

「私のおばあちゃんは、かつて最近、夢を見ていないんだよと言いました。 そして、彼女が夢を見たとしても、どうもそれは色彩的なものにはならないようです。私は、このことが驚異的であるように思え、今回書き上げた歌詞の中に、それらのニュアンスを込めて見ようと思いました。私のおばあちゃんはとても愛らしい女性で、私達二人は奇妙な関係によって結ばれています。 でも、時に、彼女は私に対してすごくぶっきらぼうなことを言ったり、無愛想でもあるんです。本来は、すごく慈愛深い人なんですが、そういった感情を表向きにすることはあんまりない人なんです」

 

 

「時に、私が彼女の存在そのものに近づこうとすることもあって、そんな時、私は、自分がおばあちゃんと似ているなと感じることもあります。彼女は、うつ病とまでは言わないものの、日がな一日、悲しみに沈んでいます。こういった身近な体験に照らしあわせて今回のシングルの歌詞を書いています。家族の中には、こういった理由のない悲しみが数多く存在するんです。それは私にとっては、不思議にも、ハリケーンにも似た感じを持っています。そして、おばあちゃんの心のなかにある感覚、それは、私の心にもおなじたぐいのものが存在するようにも思えるんです」