Sharon Van Etten 「Used To It」のMVを公開

アメリカ・ニュージャージ州を拠点に活動するシンガーソングタイター、シャロン・ヴァン・エッテンは、昨日、「Porta」に続いて、今年二度目の発表となるシングル「Used To It」をリリースしました。



 

今回、シャロン・ヴァン・エッテンは、不妊治療の専門家についてのHBOドキュメンタリー「Baby God」のスコア制作の依頼を受けて、新たな楽曲「Used To It」の制作を行っています。 

 

シャロン・ヴァン・エッテンは今回の楽曲について、家族というわたしたちにとって当たり前でありながら理解しがたい概念についての考えを込めています。

 

「最終的に、映画制作の企画は、最初に想定していた音楽の方向性を変えることになりましたが、テーマについては一貫しています。

 

この曲「Used To It」では、愛という概念と科学の複雑さを取り入れながら、家族の概念、血を通したつながり、自然な生育についての曲を書くという方向でこのプロジェクトは進んでいきました。


この曲では、人々が、新たな人生を送れるようになるための手助けをしたいと考えています。私達全員が生きてきた時代、それに繋がりを求め、家族が個人にとって何を意味するのかに焦点を当てています。この曲によって、人々が家族という概念を考えなおしてみてくれるようになったらこの上ない喜びです」

 

今回、このシングルリリースに合わせ、シャロン・ヴァン・エッテンはMVを公開しています。このミュージックビデオについては、音楽監督でバンドメイトでもあるチャーリー・ダムスキーによって制作されたもので、ダンサー兼振付師のヘイデン・J・フレデリックを起用しています。

 

ヴァン・エッテンは、このミュージックビデオについて「今回のビデオ制作にあたって、彼らは一緒に協力しあい、私が自分自身のための空間を見つけ、内面の痛みを受け入れると同時に、先に進むため、又は、内面における闘争の気持ちを懸命に伝えるため、大きな手助けしてくれました」と語っています。