シアトルのHigh Pulpは、クラシックジャズの純粋なる継承者でこそないものの、クロスオーバージャズを魅力とするコレクティブです。High Pulpは、ファーストアルバム「Bad Juice」に続く「Pursuit Of Ends」のリリースを発表。彼らは4月15日にドロップされる最新作を紹介するのに際して先行シングル「You've Got To Pull It Up From The Ground」を4月11日にリリースしました。
この新曲は、ジャズという彼らの音楽性の核心にとどまらないで、あらゆるジャンルーーパンク、シューゲイザー、ヒップホップーーへのコレクティブの愛情を注ぎ込み、そして、ブレイクビーツとシンセサイザーのスケープを満載したシングルとなります。これらのクロスオーバーサウンドの中には、彼らの音楽の最大の魅力となるジャズのエネルギー、即興演奏による冒険心がふんだんに取り入れられています。新曲のタイトルは、ジャズの巨匠を暗示しています。 その巨匠のジャズプレイヤーとは、モダンジャズの最大の貢献者としられる偉大なトランペット奏者なのです。
「Covid-19の間、私達はマイルス・デイビスのセカンドクインテットを聴くことの多くの時間を割きました。具体的には、最初のドラムソロは、ESPの「興奮」に触発されたものです」とドラムのボビー・グランフェルトは説明しています。
「そのクインテットには畏敬の念を起こさせる何かが存在します。それが、彼らが意味のある方法で即興演奏を行うことを可能にするような、深い共通観念を持っている理由なんだと思います。
「You've Got To Pull It Up From The Ground」は、「Pursuits Of Ends」の最後に収録されます。さらに、Anti-Recordsの最初のLPでもあり、冒険的なパーカッションソロの演奏と共に、グラミー賞にノミネートされたトランペット奏者、Theo Croker(テオ・クロッカー)のゲスト演奏を特徴としています。それを越えて、ハイパルプのプロジェクトの一貫であるソニックソーラーシステムの中心にある共有されたアイディアへの洞察を提供しています。「Pull It Up」は、バンドの中核をなすコンセプトでもあります。一種の魔法、意思、自己愛について書かれている。それは、「物事は既に必要な場所にある」という考えに基づいたものであり、私達は、新たなものを作ろうとするのではなく、既にそこにあるものを見出すように努めました」
「Pursuit of Ends」はAnti-Recordsから、4月15日にリリースされる予定です。レコード盤については、5月6日に発売予定となります。
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