Interpol  新曲「Toni」をリリース 新作アルバム「The Other Side Of Make-Believe」を発表

Interpolは、デビュー作「Turn On The Bright  Light」をマタドールからリリース以来、良質なインディー・ロックバンドとしての歩みを続けています。新曲「Toni」のシネマティックビデオを共有し、同時に、通算7枚目のアルバム「The Other Side of Make-Believe」のリリース情報を公開しています。

 

2002年のデビューからおよそ二十年の月日が流れても、このバンドの音楽に対する真摯な姿勢についてはいまだ健在のようです。2018年、各音楽メディアから絶賛を受けた「Marauder」。2019年のEP「A Fine Mess」のフォローアップとなる新鮮な楽曲を昨日リリースし、ニューヨークらしい都会的な音楽性を探求し続けています。今回のシングルには、ヴァン・アルバート(ポスト・マローン、マシンガン・ケリー)が監督を務めた二部構成のダンス映画のプレビューが付属し、二番目の楽曲が続いてリリースされる予定ですのでこちらも楽しみです。

 

「新曲「Toni」のビデオでヴァン・アルパートと一緒に仕事をすることが出来たのは非常に光栄です」とフロントマンのポール・バンクスは述べています。「私達は共有された映画のインスピレーション、Glazer,Cunningham,Jonzeなどのクラシックなミュージックビデオへの情熱を結びつけている。わたしの意見では、ヴァンは、これらの伝説的なクラブに深い思い入れを持っています。そして、彼自身の永続的な一連のワークを構築するのを傍から見守っているのはかなりスリリングでしたよ」

 

 一方、ミュージックビデオの監督を務めたヴァン・アルバートは、次のように述べています。「Interpolにとって、新鮮味のあるいささかクレイジーとも思えるようなアイディアを新曲では書いてみました。それは、超人的な映画、また、ダンス映画に喩えられます。古典的なクリフ・ハンガーのエンディングにおいて”恋人たちが走っている”物語です。ずっと好きなバンドで働くというのは夢のような仕事でした!! ポール・バンクスは、これらの良質な考えを全て結びあわせて、楽曲のコンセプトをより説得味あふれるものとして完成させました。もちろん、彼は、優れた俳優であり、アーティストでもあり、コラボレーターでもあるのですからね」 

 

 

 

 

 

新作アルバム「The Other Side of Make-Believe」は、牧歌的な憧れと新発見された優雅さを染み込ませた作風で、2020年にCOVIDのためにバンドがリモートとしてソングライティングとレコーディングを行うところから始まった。今回の作業を行うに際して、Interpolのメンバーは、賃貸住宅を借り入れ、デモテープに肉付けを行い、アルバム作品としてより完成度を高めようと努めています。もちろん、新作アルバム「The Other Side of Make-Beleve」レコーディングやミキシングに参加した共同プロデューサーも豪華なアーティストが招かれており、フラッド(スマッシング・パンプキンズ)、ニュー・オーダー、U2,PJハーヴェイ、ニック・ケイブ&バッドシード、ザ・キラーズ、アラン・モルダー(NIN)とともにインタポールのメンバーはノースロンドンで、このアルバムを完成させました。他にも、デペッシュ・モード、MBV,ライド、ザ・キュアー、ヤー・ヤー・ヤーズと、イギリスやアメリカの数多くの秀逸なコレボレーターが見いだされます。

 

ギタリストのダニエル・ケスラーは新作アルバムについて、プレスリリースを通じて以下のように話しています。

 

「最初はひとりで仕事を行うなんて、なんだか大それたことのように思えました。しかし、そのことで新たな道が切り開かれたことも事実です」さらに、バンクスは話しています。

 

「世界的なパンデミックの流行によりエジンバラに九ヶ月ほど過ごしている間、彼(ダニエル)がどのような作曲に取り組んだのかを思い出しました。私達は通常ライブに向けた楽曲を書くんですけれど、今回はそれほどドラムがスクリームするようなことはありません」

 

「パンデミックによって一緒に楽曲を作るという点では弊害があったにせよ、元来、ダニエルと私は十分強い相性を持っていますので、彼がメールを通じて転送してきたスクラッチデモを聴けば、それがどのようにレコーディングの中で補完されるのか、また、再現されるのかを想像することはそれほど難しい相談ではありませんでした。それからラップトップを通じて原曲から色彩的な旋律を見出し、さらに比較的控えめな表現で新たなメッセージを音を介して伝えられたというように思えます」


さらにバンクスは以下のように補足を付け加えています。


「バーフライのミッキー・ロークがテーブルトップの端っこで常連客に向かって歌をうたっているようなものです。リハーサルや録音に関してその煙がかった親密さをより大掛かりな雰囲気に変えていく必要を感じたことはなかったように思えますね。それで、私はそれと真逆の方向へアプローチを進めるところから、新作アルバム制作の足がかりを付けていったわけです」

 

 

 Interpol 『The Other Side Of Make-Believe』

 



 
 
Label:  Matador
 
Release:  2022 7/15



Tracklist

 

1.Toni

2.Fables

3.Into The Night

4.My Credit

5.Something Changed

6.Renegade Hearts

7.Passenger

8.Greenwich

9.Gran Hotel

10.Big Shot City

11.Go Easy(Palermo)

 

 

Listen/Streaming:   

 

https://interpol.ffm.to/tosomb


 

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