米・オレゴン州ポートランドを拠点に活動するローラ・ヴァイアーズは、フォーク/オルタナティヴカントリーのレコードをリリースし、Neko Caseやk.dとのコラボレーションを行っていることも知られていシンガーソングライターです。
昨日、ローラ・ヴァイアーズは、新作アルバム「Found Light」を自主レーベル"Raven Merching Band Records"から７月８日にリリースすると発表しました。新作アルバム「Found Light」は、ローラ・ヴァイアーズの長年の夫であり、なおかつ、彼女の作品のプロデューサーを務めていたシャザド・イスマイリーと共同制作が行われました。また、今回の新しいアルバムのレコーディングには、サム・アミドン、そして、カール・ブラウも参加しています。
新作アルバムの情報公開に伴い、最初の先行シングル「Winter Window」が公開されています。曲と自主制作により公開されたミュージックビデオ、双方とも、ローラ・ヴァイアーズのアルバム全体に示していると語る「生々しい感じ」を伴っています。また、ヴァイアーズは今回の新曲について、以下のように述べています。
「今度のミュージックビデオは、とても生々しく、アルバム全体の作風がそうであるように、何かしら、真実味を感じさせるものです。私は、この曲のMVの撮影に際して、直感的で本能的な感覚を感じていました。地下室に下り、IPhoneをセットアップし、曲に併せて踊り始めました。私はそのとき、懸命にダンスして、息がきれるまで踊りました。私自身が語れることを、すべてひとつのこらず語り尽くすまで・・・。
この曲のイントロの印象は、かなり重いように思えるかもしれない。でも、このミュージックビデオが自由と奇妙さの感情をどのように把捉するのか、この点については私はとても満足しています。また、このビジュアライザーが、私生活にまつわる様々な出来事、離婚やパンデミックの体験があってから、およそ二年が経過した後、あらためて、世界で一人の女性としての、今、感じている湧き上がるような自信、そして、生き生きとした感覚を、皆さんに上手く伝えてくれるだろうと思っています。
そもそも、歌は、母親の力と、女性が協力して、自分の人生と子供たちの人生を形作る力について、とても重要な役割を果たします。それは、私達が自分で人生の支配権を握り、私達内部の光と力を共にするという意味があるんです。これらの力の光は、外側に向かって響き渡り、世代を越えて受け継がれる愛を育んでいくものだと私は信じています。 終盤あたりのハイコーラスで、ビブラートを極限まで伸ばすのは、結構たのしかったですよ。この曲は、私のパンクロックのルーツを色濃く反映したものですが、また、このことは、今の私の人生に自信を与え、鮮やかな気分にさせてくれました」
