ブラジルのサンパウロ出身、現在、ロンドンを拠点に活動するナイマ・ボックは、ブラジルの民族音楽とフォークを融合した独特なソングライティングを行っている注目すべきシンガーソングライターです。
既に、昨年に、数作のシングルと一作のEP「30Degrees」をサブ・ポップからリリースしているナイマ・ボックは、デビュー・アルバム「Giant Parm」のリリースを発表しました。このアルバムはサブ・ポップから7月1日にリリースされる予定。これに合わせて、ナイマボックは新作アルバムの一曲目を飾るタイトルトラックをリリース、同時にミュージックビデオも公開されています。ナイマ・バックは、新作アルバムのタイトルトラックについて以下のように述べています。
「Giant Palm」は、アルバムのアレンジやプロデュースを手掛けたジョエル・バートンと共同で制作したものです。私はボーカルとメロディ、歌詞を書き、残りの構成を彼が手掛けています。
録音プロセスは、ジョエルの部屋で2020年の夏に主要なレコーディングが行われました。後に、ゲストボーカルとして、私の実の父であるビクター・ボックが録音に参加。このタイトルを名付けた理由は、ミュージシャンとしてのコラボレーション、レコードの作製を特徴づける純粋性、自由を反映した曲だったからです。
「Giant Palm」には、マックス・マクラーレン監督のミュージックビデオも付属しています。彼は、以下のように説明している。
「曲の存在するエレベーション、サブミッションの対比を物理的なビジュアライザーとして投影しています。この曲を意味をはっきりとした意味を表現するのに苦心していたので、最終的には聞き手として監督に自由に思い通りに作ってもらうのが一番だと考え、そのあたりは彼に全てを一任することに決めました。これは非常に個人的な体験を元に生み出された曲ですし、聞き手によって受け取り方もそれぞれ変化するような曲と考えています」
Read-Single 「Giant Palm」
Naima Bock「Giant Palm」
Rebel:Sub Pop/Memorials Of Distinction
Release:2022 7/1
Tracklisting
1.Giant Palm
2.Toll
3.Every Morning
4.Gim Dum
5.Working
6.Natural
7.Campervan
8.Enter The House
9.Instrumental
10.OMorro