Nduduzo Makhathini ニューアルバム「In The Spirit of Ntu」を5月27日にリリース

5月27日、南アフリカのジャズ・ピアニスト、作曲家、ヒーラーとしても活躍するNduduzo Makhathini (ンドゥドゥゾ・マカティーニ)が新作アルバム「In The Spirit of Ntu」をリリースします。

 

前作の「Modes of Communication」は、ニューヨーク・タイムズによって、2020年の「ベストジャズアルバム」に選出されています。この度、新しくマカティーニによって制作されたアルバムは、名門レーベルであるブルーノートから、今年の5月27日にリリースされます。これは、マカティーニのキャリアの中で、ブルーノートから初めてリリースされる作品、アーティストにとって記念碑的なジャズアルバムとなりそうです。新作アルバムリリースに併せて、先行シングル「Senze'Nina」が紹介されています。

 

ジャズ・ピアニストのンドゥドゥゾ・マカティーニは、彼のこれまでのリリースカタログで探求されてきた主題、音、概念を新作アルバム「In the Spirit Of Ntu」の構造化された10曲の中に凝縮しています。彼は、新たに発売されるアルバムについて、「これまでに行ってきたすべての経験を要約し、さらに、それを何らかのコンテキストに入れる必要があると感じていました」と語っています。南アフリカの活気に満ちたジャズシーンの中心人物として活躍するマカティーニは、今回の新作アルバムを制作するに際して、サックス奏者のリンダ・シカカネ、トランペット奏者のロビン・ファシーコック、ビブラフォン奏者のディラン・ビッシャー、ベーシストのスティーヴン・デゾウザ、さらに、パーカッション奏者のゴンツィマケネなど、南アフリカで最もエキサイティングな若いミュージシャンから成るジャズバンドを結成し、音源制作に取り組みました。

 

マカティーニは、マイナーリズムとメジャーリズム、モビリティ、アクティヴ・リスニング、儀式主義、様々な前衛的なアプローチを交えてプロジェクトに取り入れ、アフリカのズールの伝統、知的好奇心の背景を利用し、聞き手に対して、魅力的なアーティキュレーションを伝えようとします。「私は、私達の文脈でジャズを位置づける手段として、これらの宇宙論ともいえる概念に取り組んでいきました」と、彼は述べており、さらに以下のように付け加えています。


「私は、コミュニケーションとしてモード奏法のアイディアを出しました。さらに、冥界からくる音のメタファーとして文字を使用し、冥界からの手紙のようなニュアンスを出しています。リスニング・トゥ・グラウンドをリリースした際、リスニングという概念をより深く探求していこうというような目的意識を持っていました。新しいアルバムでは、地面から浮かび上がるものに耳を傾ける、というパラダイムが取り入れられています。さらに、Ntuというのは、古代アフリカの哲学そのものです。今作は様々なアイディアによって彩られた作品です」

 

 

 

 

 

 ・Nduduzo Makhathini  「In the Spirit Of Ntu」

 

Presave


・Blue Note Records official


https://store.bluenote.com/collections/new-releases/products/nduduzo-makhathini-in-the-spirit-of-ntu