来年に日本公演が決定しているUSインディーロックの代表格であるペイヴメントは、デビュー作「Slanted &enchanted」の発売から三十周年記念したリイシュー盤のリリースを発表しました。
1992年のデビュー作の原盤は、今から30年前の今週のはじめにマタドールから発売されており、今年の再結成ライブに先立って再発が行われます。
8月12日にリリースされる予定の新しいリイシュー盤では、オリジナルLPが赤・白・黒の3つのスプラッターバージョンでリリースされ、「Courting Shut Down 」と題されたカセット盤には、バンドがレコード会社に売り込むために使用したアルバムのデモバージョンも収録される予定となっています。
1992年にリリースされた本作はバンドの中核を担うスティーヴン・マルクマスとスコット・カンバーグに加え、破天荒なドラマー、ギャリー・ヤングがメンバーとして在籍したトリオ編成による唯一の作品で、UKポスト・パンクやシューゲイズと共振しながらも、既存のフレーズやコード進行を音楽的に徹底して破壊する自由奔放でジャンクなバンド・アンサンブルでローファイ・ブームを牽引した作品。
「Slanted&Enchanted」の30周年記念エディションの収録曲は以下の通りです。
1.Summer Babe (Winter Version)
2.Trigger Cut / Wounded-Kite At :17
3.No Life Signed Her
4.In the Mouth a Desert
5. Conduit For Sale!
6.Zurich Is Stained
7.Chesley’s Little Wrists
8.Loretta’s Scars
9.Here
10. Two States
11, Perfume-V
12.Fame Throwa
13.Jackals, False Grails: The Lonesome Era
14.Our Singer