1990年代にかけてUKシューゲイザーシーンの隠れた名バンドとして知られるRideは、今回新たに活動初期の4枚のEP、及び最初の二枚のスタジオ・アルバム「Nowehere」「Going Blank Again」のリイシュー盤をリリースすると発表しました。
2022年11月に、これまでリリースされたRideの全てのレコードがリイシュー盤としてリマスターが行われ、複数の形式、ビニール、CD,デジタル、以上の各種形式で視聴出来るようになります。リイシューされる4つのEP作品には、「Ride」「Play」「Fall」、そして「Today Forever」が含まれており、これらは全て1989年から1991年の間にリリースされています。
この度、これらの現在入手が困難となっているEP作品が単一のボックスセットとしてまとめられ、ゲートフォードスリーブのダブルホワイトビニール盤としてリリースが行われます。 また、加えて、最初期の傑作スタジオ・アルバム「Nowhere」と「Going Blank Again」につきましても、ゲートフォールドスリーブで、それぞれ青とダブルオレンジのビニール盤としてプレスされる予定です。
今回のリイシューについては、Covid-19のパンデミックのために延期される以前に行われる予定だったNowhereのリリース三十周年を記念して開催されるライドのライブツアーを機に、順次リリースが行われます。 バンドはまた、10月28日にライブストリームプラットフォーム「Moment House」を通じて彼らのライブフィルムを同時にリリースする予定です。往年のブリット・ポップファン、及び、シューゲイザーファンとしては涙もののリイシュー盤となりそうです。
また、Rideのフロントマンであるアンディ・ベルは、今度のリイシュー、ライブフィルムについて以下のように説明を行っています。
私達は2022年の世界を歩いていますが、どちらかと言えば、表舞台に出るかどうかについて以前よりも騒がれているように感じます。
「Nowhere」は、今でも祝福されるべき価値あるデビュー作と考えています。この度、ツアーの開催と同時に、オリジナルメンバー時代のRideのレコードの新盤のプレスを始めることを決定しました。
最初のリイシューのリリースには、「Nowhere」だけでなく、二作目の「Going Blank Again」も含まれます。最初の4枚のEPから再作成されたアルバムもリリースされます。この一連の新しいスタジオアルバムのリリースにおいて、ウィチタ(リリース元)のチームと協力し、新しい(反面、オールドスクールとしての)Rideのアートワークを作成する機会が私たちに与えられましたことに、深く感謝致します。
Ride 「4 EPs」 Wichita