アメリカのシンガーソングライター、シャロン・ヴァン・エッテンが新作アルバムのリリースを発表しました。2019年の「Reminds Me Tomorrow」の続編となる新作のタイトルは「We’ve been Going About This All Wrong」となります。この作品は、5月6日にJagujaguwarからリリースされます。
通例では、先行リリースのシングルを発表した後にアルバムのリリースを行うというのが基本的な作品発表の流れとなりますが、今回、シャロン・ヴァン・エッテンの新作アルバムには先行シングルが伴わないようです。また、今後も、彼女はアルバムが公開されるまで先行シングルをリリースする予定はありません。また、直近にリリースされたシングル「Porta」「Used To Do It」はアルバムに収録されませんのでご注意下さい。
これは、「アルバムを作品全体として提示するため、意図的にファンを引きつけるため、このリリースに対してこれまでとは異なるアプローチを行ないたかった」とヴァン・エッテンはプレスリリースを通じて述べています。さらに、「これらの10曲は一度に順番をもうけるような設計がなされているので、希望、喪失、憧れ、回復力についての大きな物語を語ることができます」
ダニエル・ノウルズと共同制作がなされたこの曲にはドラムにホルヘ・バルビ、ベースので本・ホフ、シンセサイザー及び音楽監督にチャーリー・ダムスキーをはじめとする、ヴェン・エッテンのツアーバンドメンバーも制作に参加しています。
Sharon Van Etten 「We’ve been Going About This All Wrong」 Jagujaguwar Release:5/6 2022
Tracklist
1.Darkness Fades
2.Home to Me
3.I'll Try
4.Anything
5.Born
6.Headspace
7.Come Back
8.Darkish
9.Mistakes
10.Far Away
■「Mistakes」
5月6日、通算6作目のアルバム「We’ve Been Going About This All Thing」をリリースしたばかりのニュージャージー州のシンガーソングライター、シャロン・ヴァン・エッテンは、最新アルバムの収録曲「Mistakes」のミュージックビデオを公開しました。
今回のミュージックビデオでは、ヴァン・エッテンが、ドリフトやユニオンプールのようなブルックリンの場所のいくつかを再訪しています。ヴィジュアライザーは、アシュリー・コールが手掛けています。
アルバムの発表前には「Porta」「Used To Do It」の二作のシングルがリリースされましたが、最終的にこれらのシングルは単発のリリースとなり、新作「We’ve Been Going About This All Thing」には収録されませんでした。今回の新作アルバムにおいて、シャロン・ヴァン・エッテンは、先行シングルを公開しないという決断をしました。それはひとえに、独立したアルバムとして新作をリスナーに届けたいというアーティストの思いが込められていたからです。
アルバム全体を作品として提示するため、ファンをこれまでとは別の方法で惹きつけるような方法を選びたかった」と、ヴァン・エッテンは新作アルバムについて説明しています。新作アルバムの収録曲について、「これらの10曲は、一度に順番に聴くことが出来るように設計された。希望、喪失、憧れ、そして、回復力をテーマに織り交ぜた壮大な物語が紡ぎ出されています。
アメリカのシンガーソングライター、シャロン・ヴァン・エッテンは、5月20日にCBSで放映されたスティーヴン・コルベア主演のザ・レイト・ショーでライブパフォーマンスを行いました。
この日、演奏された「Mistakes」は、ヴァン・エッテンの通算6作目のアルバム「We've Been Going About This All Wrong」の収録曲で、アルバムの中で力強い存在感を放っています。
この日のコルベアのパフォーマンスでは、ボーカルのヴァン・エッテンに加え、四人のバンドメンバーが演奏のバックアップをしています。ヴァン・エッテンは、非常に力感のこもったパフォーマンス、ダイナミックなパフォーマンスを「The Late Show」のステージで行っています。
■「Headspace」
Sharon Van Etten(シャロン・ヴァン・エッテン)が、今年5月5日に発表した最新アルバム『We've Been Going About It All Wrong』に収録されているシングル「Headspace」の新ビジュアルを公開しました。このミュージックビデオは、Ashley Connor(アシュリー・コナー)がディレクターを務めており、撮影には、ダンサーのCoco Karol(ココ・キャロル)、Miguel Angel Guzmán(ミゲル・エンジェル・ガスマン)が出演しています。
MVは、ソファに座って携帯電話に夢中になっているカップルの背後に、突如、Sharon Van Ettenが現れて、魂を吸い取る電子機器(携帯電話)を取り上げ、カップルを抱きしめるように愛おしげに励ますという内容で始まります。その後、ベッドの上で緊張感のあるダンスシーンが繰り広げられるものの、Sharon Van Ettenはテレビの静止画に没頭するという少しシュールな内容となっています。
「Headspace」