シネイド・オブライエン 6月10日発売のデビューアルバム「There Bend Good Times Coming」からタイトルトラックを公開

アイルランド・ダブリンを拠点に活動するシンガーソングライター、シネイド・オブライエンは、今年の6月10日に、デビューアルバム「Time Bend And Break Times Coming」のリリースを控えており、イギリスのミュージックシーンへの華々しい台頭の機会を今か今かと待ちわびている注目のアーティストです。既に、イギリスでは多くのメディアが取り上げており、その中にはThe Gurdian,BBCなども含まれています。

 

シネイド・オブライエンは、昨日、4月20日に華やかな雰囲気を持つアルバムのタイトルトラック「There Bend Good Times Coming」を公開しています。

 

新しいアルバム発売に先駆けて公開された三作目となる先行シングル「Time Bend And Break Times Coming」は、シネイド・オブライエンのスポークンワードの傾向に根ざしており、フランジャーギター、そして、エッジの効いたパーカッションを特徴としています。近年のトレンドのポップスとは少し異なり、ダブの影響を昇華し、どことなくエキゾチックな雰囲気を持ち、独特なキャラクターを持つオブライエンのヴォーカルの妙味が引き出されたトラックで、ダンストラックのような狂乱的なアジテーションに加え、ミステリアスな雰囲気も漂っています。

 

「わたしには、音楽が分散的に共鳴し、歌詞そのものが音楽自体に付属している、というように思える瞬間があります」と、シネイド・オブライエンは、この曲について話しています。奇妙な空間、空気中の温かさと涼しさのような感覚を表現していると言えるでしょう。例えば、満月、遠くで吠える犬、人気のない駅にもなぞらえられる・・・。「There Bend Good Times Coming」は、夢のような瞬間を表したかったのではなく、それと生反対の現実的な夜を表現しています」