Death Cab For Cutie ニューアルバム「Asphalt Meadows」を発表

 結成から25年目を迎えるベン・ギバート率いるDeath Cab For Cutieは、通算十作目となるアルバム「Asphalt Meadows」をアトランティック・レコードからリリースすると発表しました。




新作の収録曲については明らかになっていませんが、新作アルバムの二曲目に収録される先行トラック「Roman Candles」及び、ジュリエット・ブライアントが編集したリリックビデオが公開されています。 

 

 Death Cab For Cutieの新作アルバム「Asphalt Meadows」は、2018年の「Thank You For Today」のフォローアップとなり、バンドは、プロデューサーのジョン・コングルトン(St.Vincent、Sharon Van Etten,Wallows)を迎えて制作されました。アルバムの発表に際する声明の中で、新曲にまつわるインスピレーションについて、以下のように説明しています。


この曲は、死ぬゆく惑星の神経質な都市に住まうことと密接に関係する壊滅的な恐怖について歌われています。そしてその瞬間からときはなたれるための唯一の方法があるとするなら、すべてを手放すことです。

 

 

バンドのフロントマンでソングライターのベン・ギバートは、この曲を、簡潔で、大きく、驚くほど直接的な何かを作成するための集中的な取り組みと位置づけ、「歌詞については、個人的な不安を取り上げたいくつかの曲から構成されています。パンデミックの間の出来事で、例えれば、社会を構成する複雑な基盤が根本から覆されたというような奇妙な感覚」と説明しています。

 

 

 また、Death Cab For Cutieは、新作アルバムの告知と合わせて、夏のライブスケジュールを公開し、アルバムのリリースツアーをアメリカで行うことを発表しました。ショーの全日程は、7月7日にオハイオ州シンシナティに始まり、10月26日、27日にシアトルのパラマウント・シアター、そして、バンドの本拠地であるワシントンの2つの日程で締めくくられる予定です。