Interpole |
7月15日に新作アルバム「The Other Side Of Make-Believe」のリリースを控えているアメリカのインディーロックバンド、インターポールは、「Fables」に続く2ndニューシングル「Fables」をリリースしました。
「Fables」は、ダニエルの最もホットなリリックを特徴としている、とフロントマンのポール・バンクスは述べています。
楽観的な歌詞の爽やかなヴォーカル、ヒップホップの黄金時代に基づいた古典的なR&Bを思わせる弾力のあるドラムビートが特徴だ。なんとも夏らしいジャムであり、私たちが誇りに思っている楽曲なんだ。
新作アルバム「The Other Side of Make-Believe」は、牧歌的な憧れと新発見された優雅さを染み込ませた作風で、2020年にCOVIDのためにバンドがリモートとしてソングライティングとレコーディングを行うところから始まった。
今回の作業を行うに際して、Interpolのメンバーは、賃貸住宅を借り入れ、デモテープに肉付けを行い、アルバム作品としてより完成度を高めようと努めています。
もちろん、新作アルバム「The Other Side of Make-Believe」のレコーディングやミキシングに参加した共同プロデューサーも豪華なアーティストが招かれており、フラッド(スマッシング・パンプキンズ)、ニュー・オーダー、U2,PJハーヴェイ、ニック・ケイブ&バッドシード、ザ・キラーズ、アラン・モルダー(NIN)とともにインタポールのメンバーはノースロンドンで、このアルバムを完成させました。他にも、デペッシュ・モード、MBV,ライド、ザ・キュアー、ヤー・ヤー・ヤーズと、イギリスやアメリカの数多くの秀逸なコレボレーターが見いだされます。
ギタリストのダニエル・ケスラーは、新作アルバムについて、プレスリリースを通じて以下のように話しています。
「最初はひとりで仕事を行うなんて、なんだか大それたことのように思えました。しかし、そのことで新たな道が切り開かれたことも事実だ」さらに、バンクスは話しています。
「世界的なパンデミックの流行によりエジンバラに九ヶ月ほど過ごしている間、彼(ダニエル)がどのような作曲に取り組んだのかを思い出しました。私達は通常ライブに向けた楽曲を書くんんだけれど、今回はそれほどドラムがスクリームするようなことはなかった」
「パンデミックによって一緒に楽曲を作るという点では弊害があったにせよ、元来、ダニエルと私は十分強い相性を持っているので、彼がメールを通じて転送してきたスクラッチデモを聴けば、それがどのようにレコーディングの中で補完されるのか、また、再現されるのかを想像することはそれほど難しい相談ではなかったんだ。それからラップトップを通じて原曲から色彩的な旋律を見出し、さらに比較的控えめな表現で新たなメッセージを音を介して伝えられた、というように思っているよ」
さらにバンクスは以下のように補足を付け加えています。
バーフライのミッキー・ロークがテーブルトップの端っこで常連客に向かって歌をうたっているようなものだ。
リハーサルや録音に関してその煙がかった親密さをより大掛かりな雰囲気に変えていく必要を感じたことはなかったように思える。それで、私は、それと真逆の方向へアプローチを進めるところから、新作アルバム制作の足がかりを付けていったんだ」
Interpol 「The Other Side Of Make-Believe」
Tracklist
1.Toni
2.Fables
3.Into The Night
4.My Credit
5.Something Changed
6.Renegade Hearts
7.Passenger
8.Greenwich
9.Gran Hotel
10.Big Shot City
11.Go Easy(Palermo)