Paddy Hanna |
今年の秋、ニューアルバム「Imagine I'm Hoping」のリリースを予定しているアイルランドのシンガーソングライター、パディー・ハンナは、2022年初めにリリースされた「New York Sideaalk」に続く二作目の先行シングル「Yoko Ono」を4月にリリースしています。本日、新たに映画に近い雰囲気を持ったミュージックビデオが公開されていますので、以下で御覧下さい。
これら一連の作品は、レノンファミリーへのオマージュが捧げられているように思えますが、それらの楽曲については完全なオリジナル性が貫かれており、かなり期待出来る内容となっています。
ミュージックビデオ「Yoko One」は、アレックス・リンチとリアム・ファレルが監督、編集を手掛けており、アイデンティティの危機に触発を受けて生み出されています。テクスチャーとオーディエンスのクローズアップは主人公の恐怖を象徴しています。
バディー・ハンナは、「監督とクルーは、パフォーマーの人生の恐怖、不安、そしてl不条理を訴えたというように感じているはずです」と、今回のミュージックビデオについて説明しています。
「Yoko Ono」は、先月シングルとしてリリースされ、アイルランドにとどまらず海外で高い評価を受けています。この楽曲は、2014年のデビュー・アルバム「Leafy Stiletto」をリリース以来、このシンガーソングライターらしい、親しみやすく捉えやすい音楽性が引き継がれています。
「この曲は、ザ・ビーチ・ボーイズのマイク・ラブについての即興のラップとして始まり、時間が経過するにつれ、アイデンティティの危機についての陽気なバップに変化した」と、パディー・ハンナは説明しています。