サックス奏者のシャバカ・ハッチングは、現在の英国のジャズルネッサンスのシーンにおいてひときわ強い存在感を放つミュージシャン。サンズ・オブ・ケメット、コメット・イズ・カミング、シャバカ&ザ・アンセスターズのリーダーとして活躍しています。
現在、彼はシャバカという名を冠する新しいソロ・プロジェクトに取り組んでおり、彼の8曲収録のソロデビューEP「Afrikan Culture」は、Impilseを介して5月20日にリリースされます。ハッチングは、今回のEPにおいて、ディリップ・ハリスと共に共同制作を行いました。彼は以下のようにこの作品について述べています。
「African Culture」は、瞑想にまつわるアイディア、私が自分の心を保ち、表面化された音楽を受け入れることの意味をテーマに据えて制作が行われました。尺八を始めとする様々な種類の管楽器を取り入れており、メロディーやリズムが空間中にごく自然に浮かび、謂わば、その先に垣間見える音の森を探索するかのような実験的な音楽性を特徴としています。
アルバムから先行シングルとなる「Black meditation」と題された管楽器を多用した曲が公開されています。以下で御覧ください。
Shabaka「Afrikan Culture」
Label:Impulse! Records
Release:5/20,2022
Tracklisting
1.Black Meditation
2.Call it a European paradox
3.Ital Is vital
4.Memories don't live like People do
5.Ritual awakening
6.Explore inner space
7.The dimension of subtle awareness
8.Rebirth