The Smashing Pumpkins 「Today」をThe Late Late Showで披露 三部作の最終章となる次作アルバムの構想を明かす

 


 1993年にオルタナティヴ・ロックの名盤「Siamese Dream」をリリースしてから約三十年が経過するスマッシング・パンプキンズは、最近、盟友ジェーンズ・アディションとのアリーナツアーを発表したばかり。また、ライブツアーの告知に合わせて、バンドは、2020年の「CYR」のフォローアップとなる野心的な新作アルバムに取り組んでいることを明らかにしました。

 

スマッシング・パンプキンズは、先週末、放映された「ザ・レイト・レイト・ショー」に出演し、1993年の「Siamese Dream」のアンセムソング「Today」を演奏する前に、ジェームス・コーデンと会話の機会を設けました。

 

 「Today」のパフォーマンスを行う直前、司会者のジェームス・コーデンは、ビリー・コーガン、ジェイムス・イハ(ジェイムス・イハラ)、ジミー・チェンバレンを、スタジオセットのバーエリアに招いて、フリートークを交え、1988年のスマッシング・パンプキンズ結成当初の時代の話に花を咲かせています。コーガンは、最初期からジェームズ・アディションと良好な関係を築いてきた盟友のような存在であったと、司会者のジェームス・コーデンに対して回想を交えて話しています。

 

 また、バンドのフロントマン、ビリー・コーガンは、この夜のジェイムス・コーデンとの朗らかな会話の中で、2020年の「CYR」のフォローアップとなる新作アルバムの構想について明かしています。

 

次のアルバムは、バンドの原点への回帰の意味を持ち、全33曲が収録されるトリプル・アルバムとなり、1995年のオルタナティヴ・ロックの金字塔、日本でもメガヒットを記録した「Mellon Collie And The Infinite Sadness(メロンコリーと終わりなき悲しみ)」の続編になると明らかにしています。さらに、コーガンは、新作アルバム(現時点ではタイトル未定)を三部作の最終章に位置づけており、「Mellon Collie And The Infinite Sadness」「Machina/The Machine of God」、次作アルバムによって、一連のコンセプトが完結を迎えると話しています。