Wu-Lu  Warp Recordsから新作アルバム「Loggerhead」を7月8日にリリース

 


サウスロンドンを拠点とするオルタナティヴロック・アーティスト、ウー・ルーは昨年、Warpと電撃契約を交わし、二曲入りのシングル「Broken Homes」をドロップしました。その後、7月8日に通算二作目のアルバム「Logger Head」をリリースすることを発表。 この知らせに伴い、5月5日にウー・ルーは新作シングル「Blame」のミュージックビデオを公開しています。

 

兼ねてから、ウー・ルーは、物事を穏やかに定めるタイプではありませんでした。彼の音楽は大胆でありながら、非常に繊細で、時に、ひどく傷つきやすい性質を持っていた。彼の音楽スタイルを定義付けるのは難しい。彼は、ラップをしながら、その他にも、歌い、叫び、複数の楽器を演奏するマルチインストゥルメンタル奏者でもある。しかし、彼は、音楽的なルーツであるパンクロッカーと自分の音楽を比べながら、アーティストとしての道のりを歩んできた。つまり、近年、電子音楽にとどまらず、多彩なカタログをリリースするようになったイギリスのワープ・レコードにとっては願ってもない、レーベル一押しのアーティストの台頭と言えるでしょう。

 

彼は、2015年にセルフリリースのデビュー・アルバム「Ginga」 を提げ、サウスロンドンのシーンに彗星のごとく登場、2018年と2019年に「NAIS」と「SUFOS」をリリースします。その後、2021年4月に「Times」、12月には「Broken Homes」のリードシングルをドロップ。今回の「Blame」は、新作アルバム「Loggerhead」の3作目のプレビューシングルとなります。

 

この新曲で、ウー・ルーは内面にわだかまる毒気を容赦なく吐き出す。実際の音楽として表現されるのは、ソウルフルなピアノのサウンプリング、そして、交互に現れる静かなブレイクビーツ、さらに、曲の中に繰り広げられる混沌としたボーカル・コーラス。実に多彩な要素を交えています。

 

基本的なリズムについては、UKエレクトロ、ベースライン、ダブ/ダブステップの要素が込められ、それらにラップの要素を絡め、アフリカ民族音楽のようなアクの強い独特のリズム性を擁する。

 

彼は「Blame」について以下のように説明しています。


「Blame」とは、私の内なる声と外的な声との間のコミュニケーションの崩壊、つまり、それらの声と私自身が関係を終わらせることになった状況を示しています。

今回のシングルに付属するミュージックビデオを手掛けたのは、デニシャニアン・ダーソン監督。実にユニークな映像表現が見いだされます。 他でもない、音楽制作者のウー・ルーが主演を務め、砂漠の中でおかしくなり、岩だらけの山の頂で、生きたまま埋葬されてしまうという内容です。

 

また、今後、ウー・ルーは、5月13日の英国ブライトンの”グレートエスケープ”での公演を始まりとして、ヨーロッパツアーに乗り出します。このツアーは五ヶ月続き、9月10日のイタリアのアクアビバで行われる”ライブロックフェスティバル”で一連のツアーは締めくくられる予定です。

 


「Blame/Ten」

 

 

 

 

 

WU-LU 「Loggerhead」

 

WARPCDD342

 



 

 Relaese:July 8th,2022


Tracklisting


1.Take Stage

2.Night Pill(feat。Asha)

3.Facts

4.Scrambled Tricks

5.South(feat.Lex Amor)

6.Calo Paste(feat.Lea Sen)

7.Slightly

8.Blame

9.Ten

10.Road Trip

11.Times

12.Broken Homes

 


 

Warp Records

 

https://warp.net/releases/307313-wu-lu-loggerhead 


bandcamp


https://wu-lu.bandcamp.com/album/loggerhead