デス・キャブ・フォー・キューティーが、次作『アスファルト・メドウズ』からのファースト・シングル「ローマン・キャンドル」の文字通り爆発的なミュージックビデオを公開しました。
最初は、デス・キャブが曲を演奏しているだけのミュージックビデオに見えるかもしれませんが、途中だとつぜん誰かがバンドメンバーの後ろの導火線に火をつけると、「Roman Candles」のビデオは急速にエスカレートしていく。リード・シンガーのベン・ギバード以外のメンバーはガスマスクを装着しながら白熱した演奏を行い、最後には、クルースタッフらしき人々が安全を確認するために駆けつける(身の安全よりも歌うことが重要だった??)。
「I used to feel everything like a flame / now it's a struggle to feel anything」とベン・ギバードが歌うように、この曲は燃え上がり、バンドの演奏するすぐ背後で、文字通り炎が燃え上がっていく。
さて、この危なっかしく、スリリングなビデオは、ソニック・ユース、ニルヴァーナ、カニエ・ウェストのビデオを手がけた映像作家のランス・バングスが監督し、ワンテイクで撮影されました。(スタントなし)
「ランスとは長年の付き合いであるから、再び一緒に仕事ができるのは素晴らしい」とフロントマンのベン・ギバードはコメントしています。「彼は、私が考え出したこのコンセプトを、私たちの想像を超えるものに仕上げてくれました。ホントに素晴らしい、一緒に仕事をするのがとても楽しいんだ」
デス・キャブ・フォー・キューティーは、以前、新作アルバム『Asphalt Meadows』を今年の9月16日にリリースすることを発表しています。7月には、シンシナティで幕を開ける夏と秋の大規模なライブツアーに乗り出す予定です。