イングランドのサマーセット、ピルトンにて6月22日から5日間に渡って開催された世界最高峰のミュージックフェスティバル、グラストンベリー。ここにイギリス国内にとどまらず、世界的なアーティストが全て集結しました。
現在、BBC MUSICが続々と公式ライブパフォーマンス動画をピックアップしている最中です。アーティストのライブ映像を可能なかぎり、厳選し、以下で取り上げていきます。
WET LEG
ワイト島出身の女性デュオ。イギリス国内だけにとどまらず、海外でもきわめて評価が高い。国内では最新作がUKチャート上位にランクインしている。今、最も世界でホットな話題を振りまく女性デュオとして注目。グラストンベリーではこのデビューアルバムの楽曲の演奏を行った
IDLES
政治的な関心事を包み隠さず告発するアイドルズ。現在、最も英国内で絶大な人気を誇るポストパンクバンドのひとつ。グラストンベリーでは、昨年リリースされた「Crawler」からタイトルトラックを取り上げている。
Kendrick Lamar
アメリカ国内にとどまらず、世界的な人気ラッパー、ケンドリックもグラストンベリーに参戦しています。ステージパフォーマンスも非常に豪華です。ライブでは「Humble」をラップしています。
Sam Fender
現在、英国で人気ナンバーワンの男性シンガーソングライター。伸びやかな美声を持つ。かつてボブ・ディランの前座を務めたこともあり、前年には傑作「Seventeen Going Under」をリリースした。2022年のグラストンベリーでは、この最新作のタイトルトラックを演奏している。
Lorde
ニュージーランドのシンガーソングライター、ロードは、今回のグラストンベリーのステージで、アーロ・パークスとクレイロとのコラボレーションを行い、ステージ背後の段差で三人が一緒に座り、「Stoned at The Nail Salon」の心温まるようなパフォーマンスを見せてくれています。
Billie Eilish
おそらくアメリカから招待されたアーティストの中で最注目を集めたのは、やはり、ビリー・アイリッシュ。実際のパフォーマンスに加え、ファッションリーダーとしてのステージ衣装にも注目です。
Phoebe Bridgers
アメリカからグラストンベリーに参戦した中で、ビリー・アイリッシュに次ぐ知名度を誇るフィービー・ブリージャーズ。今年は、シングル「Sideline」のリリースだけにとどまっているが、国内外でライブを精力的にこなしている。アメリカ国内にとどまらず、イギリスでも人気は健在のようである。
Wolf Alice
先日、新作EPをリリースしたばかりのウルフ・アリス。イギリス国内のクールなインディーポップ・グループである。グラストンベリーでは、「The Last Man On Earth」を取り上げ、素晴らしい歌声を披露している。
Fountains D.C
アイルランドのポストパンクバンド、惜しくも今年の来日公演がキャンセルとなってしまったフォンテインズ D.Cもグラストンベリーに参戦。今回のステージセットではアルバムレコーディングとは異なり、オーケストラ・ストリングスを交えた豪華で上質なパフォーマンスを披露しています。
Foals
今年の夏に来日公演を控えているイギリスのロックバンド、フォールズを聞き逃すな。 新作アルバムを6/17にリリースし、今最も乗りに乗っているバンドの一つに挙げられる。ここでは彼ららしいダンスチューンとロックを融合した安定感のある「2001」のパフォーマンスを御覧下さい。
Paul McCartney
先日、80歳の誕生日を迎えたポール・マッカートニーのグラストンベリーのヘッドライナーとして出演しています。ステージでは「Let It Be」に収録されている「I've Got The Feeling」を取り上げ、素晴らしいパフォーマンスを披露。 途中、背後のモニターを介してジョン・レノンも共演しています。