ジャズ・オルガンの巨匠 Ronnie Foster 新作アルバム『Reboot』を7月15日にリリースが決定

Ronnie Foster  Photo: Jen Rosenstein
 

ジャズ・オルガン界の巨匠ロニー・フォスターがブルーノート・レコードに復帰し、36年ぶりの新作「Reboot」を7月15日にリリースする。


このアルバムは、1972年のブルーノート・デビュー「Two Headed Freap」から50年ぶりのリリースとなる。この9曲入りのアルバムはフォスターの再出発となる作品です。フォスターはハモンドオルガングルーヴを全方位的に作り上げ、過去へのオマージュというより、新しいことを始めるための彼のチャレンジ性反映した作品となっている。

 

先日、ロニー・フォスターはスティーヴィー・ワンダーの「Isn't She Lovely」を新たに演奏している。この曲は、ワンダーの1976年の傑作「Songs In The Key Of Life」に収録されており、フォスターは元々、Songs In The Key Of Lifeのアルバムトラック "Summer Soft" で演奏していた。

 

フォスターは、ブルーノートのいくつかのアルバムでスティーヴィー・ワンダーの曲をカバーしており、(1972年の『Sweet Revival』では「Superwoman」、1974年の『On The Avenue』では「Golden Lady」、1975年の『Cheshire Cat』では「Tuesday Heartbreak」)、2022年の『Reboot』の「Isn't She Lovely」は、この伝統を受け継いでいる。 

 




スティーヴィー・ワンダーとの仕事に加え、ジョージ・ベンソンのベストセラーアルバム『Breezin'』や、先週、ブルーノートのクラシック盤リイシューシリーズの一部として再発されたア・トライブ・コールド・クエストのクラシックヒップホップ曲『Two Headed Freap』からフォスターの「Mystic Brew」をサンプリングを行っている。

 

ブルーノートのオルガンのトーチを再び力強く掲げたフォスターは、先達から注がれた音楽の浸透力に感謝をしている。アルバムのライナーノーツで、ロニーは、2021年に他界した彼の人生における非常に重要な人物に敬意を表している。


「このアルバムは、私の兄弟、友人、バッファローホーミー、ヒーローであり、ハモンドB3オルガンの世界最高の一人だったロニー・スミス博士の思い出に捧げます」

 

 



Ronnie Foster  『Reboot』


 

Label: Bluenote

Release: 2022年7月15日

 

Tracklist


1.Reboot

2.Sultry Song Ⅱ 

3.Swingin'

4.J's Dream

5.Isn't She Lovely

6.Carlos

7.Hey Good Lookin' Woman

8.After Chcago

9.After Conversation With Nadia



Liten/Buy:


https://ronniefoster.lnk.to/Reboot