Photo Credit: David Nana Opoku Ansah |
ガーナのコレクティブ、SuperJazzClubが、2022年最初の作品となるボサノバにインスパイアされたシングル「MAD」のビジュアルを公開した。
アーティスト、DJ、プロデューサー、映像作家のネットワークで構成されるこの集団は、西アフリカから発信される一般的な主流のサウンドから乖離し、自由な表現と実験に根ざした理念のもとに団結して2018年にガーナの首都アクラで誕生した。
ニューシングル「MAD」でSuperJazz Clubは、現代の音楽ではあまりテキスト化されていない感情を投影しようとし、暴力の前兆としての怒りと幻滅のスパイラルに触れている。
SuperJazzClubは、このダークな主題を相殺するため、60年代のサイケデリックバンドを思い起こさせるような、くぐもったボーカルと無神経なソフトロック調のサウンドを使用している。
このビジュアルは、アウトサイダーミュージックという彼らの異様なブランドを表現しており、見る者を快楽を求める喜びの旅へと誘い、多感な友人たちが薄汚れた裏社会へと入っていく様子を描いている。
最近、フランスへのプロモトリップを行ったコレクティブは、母国ガーナの枠を超えて活動の幅を広げ続けている。