BATT Credit : Lisa Businovski |
オーストラリア、メルボルンのシンガーソングライター、BATTS(Tanya Batt)がニュー・アルバム『The Nightline』の制作を発表した。
ターニャ・バットの2019年デビュー作『The Grand Tour』は、ボイジャー・ミッションをテーマにしたコンセプト・レコードで、NASAとコラボレーションし、スペース・ミッションから収集されたサンプルを音楽として活用したものである。続いて、2020年5月には、デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」のカヴァーを発表している。今回発表された通算二枚目のフルアルバム『The Nightline』は、Mistletone/I Feel Fine Recordsから10月14日にリリースされる。
ニューアルバム『The Nightline』には、4月にリリースされたSharon Van Etten(シャロン・ヴァン・エッテン)とのコラボレーション・シングル「Blue」、三日前に発表された新曲「Call It What It Is」が収録される。
「Blue」(Feat,Sharon Van Etten)
このコラボレーションは、2019年にオーストラリア、メルボルンのアートセンター『Hamer Hall』で行われたVan EttenのライヴのオープニングをBattが務めた際に、2人が出会ったことに由来する。
「当時、私は悲しみのどん底にいました」とターニャ・バットは声明で説明している。「"Blue "を作曲し始めたとき、私がどう感じていたかを明確に反映していた。シャロンが歌詞を送ってくれ、初めてそれを聴いた瞬間、とても感動した。彼女はそれを理解し、歌詞はすべてに完璧に調和していた。
シャロンはそれを見事に完成させた。私の心の中で、とても特別な思い出となった。この業界で、これほどパワフルな道を切り開き、とても親切で謙虚であり続けるシャロンと一緒に作曲し、創作できることはとても光栄なことです。わたしにとって、ヴァン・エッテンは本当に特別な人です」
「Call It What It Is」
ターニャ・バットは、車にはねられた後、この二曲目のシングル「Call It What It Is」を書き始めた。いかにそれが思わしくない状況であったのかは、以下の声明の中に表れている。「手にひどい怪我をしてギターを弾けなくなり、ピアノで片手間にこの曲を書いた」とターニャ・バットは話す。
「私にとって動くこと、踊ることはとても癒しになる。この曲は、まるで猛獣のような感じ。この曲は、激しい動きのような感じがし、音に合わせて本当に動く必要がある、というような。きれいな音でなく、解放感のある力強い音で、完璧に配置された音は、わたしたちの動作を助けてくれる。この曲が、人々が何かを吐き出したり、内に秘めていたものを解放する手助けになればいいなと思います」
BATTS 「The Nightline」
Label: Mistletone/I Feel Fine Records
Release Date: 2022年10月14日
Tracklist
- The Nightline
- All That I Need
- Summer In London
- Blue (feat. Sharon Van Etten)
- Call It What It Is
- Broken Toes
- Reassess The Marks
- Warm Wine
- Temporary Selfish Behaviour
- Free
- Linger (feat. Deep Sea Diver)
- Keeping On