Ólafur Arnalds  2020年の『Some Kind Of Peace』のピアノリワークアルバムを制作発表

 

Ólafur Arnalds


アイスランド、レイキャビクのモダンクラシカル/ポスト・クラシカルシーンを象徴する音楽家、Ólafur Arnalds(オーラヴル・アーナルズ)が2020年に発表したアルバム『Some Kind Of Peace』のピアノリワークバージョンをリリースすることが分かった。このリワーク『some kind of peace - piano reworks』には、同郷アイスランドのミュージシャン、JFDR、Eydís Evensen等が参加している。他にも、今回のピアノ・リワーク作品には、Alfa Mist、tstewart(Machinedrum)、Sophie Hutchingsといったミュージシャンが参加している。


さらに、ニューアルバム『some kind of peace - piano reworks』の制作発表と同時に、ポーランドのピアニスト、Hania Rani(ハニャ・ラニ)による「Woven Song」のリワークが最初のシングルとして発表。 Mateusz Miszczyński監督によるミュージックビデオも合わせて公開された。

 



今回のリワーク作品への参加について、ハニャ・ラニは、「自分が何をもたらしたいのか、どんな感じ、どんな雰囲気、どんな状態でリスナーに何かを残したいのかを明確に決める必要があると思いました。私は、ただ、一人でいるときにそうするように、メロディーをただ鼻歌で口ずさんだけでした。しかし、なぜか、これは癒しとなり、儚いように感じられた」と話している。


「作品として発表された曲は、常に完成されたものではない」とオーラヴル・アーナルズは今回のリワークアルバムについて説明している。「音楽は捉え方次第で、どのような形にもなり、演奏する人と共に進化することによって初めて、本当の意味で呼吸することが出来るようになるんだ」

 

 



オーラヴル・アーナルズのアルバム『some kind of peace - piano reworks』は、10月28日にMercury KXより発売されます。

 

 


Ólafur Arnalds 『some kind of peace - piano reworks』



Label: Mercury KX

Release: 2022年10月28日



Tracklist:


  1. Eydís Evensen: Loom (Piano, Violin, Viola, Cello, Double Bass)
  2. Hania Rani: Woven Song (Piano, Vocals)
  3. Dustin O’Halloran: Spiral (Piano)
  4. Sophie Hutchings: Still / Sound (Piano) 
  5. Lambert: Back To The Sky (Piano, Guitar, Drums)
  6. Alfa Mist: Zero (Piano)
  7. tstewart: New Grass (Piano, Guitar, Electronics)
  8. JFDR: The Bottom Line (Piano, Vocals)
  9. Yiruma: We Contain Multitudes (Piano)
  10. Magnús Jóhann: Undone (Piano)