Photo by Kiss Diawara, Rob Williamson, Donovan Smallwood and Riot Muse |
テキサスのソウル/ファンクグループ、クルアンビン、そしてアフリカ・マリのギタリストヴィユー・アルカ・トゥーレが、ヴィユーの亡き父、Ali Farka Touréを称えるコラボレーションアルバム『Ali』を、9月23日にDead Oceansから発売する。このアルバム発売の告知と同時に、最初のリードシングルとして 「Savanne」を発表した。
プレスリリースによると、「ヴィユーは、亡き父・アリの人生を回想し、カタログからハイライトとB面を紹介し、このカルテットがアリ・ファルカトゥーレの音楽の自然な即興を維持し、彼ら自身の音楽を込めている」とあります。
マリのギタリスト、ヴィユー・アルカ・トゥーレは、クルアンビンとののコラボレーションアルバムの制作について、「このアルバムは愛を伝えたいんだ。アリがこの世にもたらした愛について。私が彼に抱く愛、そしてクルアンビンが彼の音楽に抱く愛。古いものに愛情を注ぎ、それを再び新しくすることを目的としている」と説明しています。
さらに、クルアンビンは、「
私たちは、アリ・ファルカ・トゥーレの人生と作品群に最大の敬意を表してこのアルバムを作りました。このコラボレーションによって、より多くの人がアリの音楽的遺産を知るきっかけになることを願っています」と付け加えています。
Vieux Farka Touré&Khruangbin 『Ali』
Label: Dead Oceans
Release: 2022年9月23日
Tracklist
1.Savanne
2.Lobbo
3.Diarabi
4.Tongo Barra
5.Tamella
6.Mahine Me
7.All Hala Abada
8.Alakarra
また、テキサスのファンクトリオ、クルアンビンは11月に来日公演が決定しています。詳細は下記の通り。
"FIRST CLASS TOUR"
KHRUANGBIN
・2022年11月16日(水)東京ZEPP HANEDA
・2022年11月17日(木)大阪NAMBA HATCH
問:SMASH(smash-jpn.com)
Khruangbin Biography
『The Universe Smiles On You』(2015)、『Con Todo El Mundo』(2018)と60~70年代のタイ・ファンクに強く影響を受けた2枚のアルバムをリリースし、メロウでエキゾなソウル~ファンク・サウンドが瞬く間に評判を呼び2019年に行われた初来日は即完売。同年のフジロックにも出演、そのエキゾチックなライブ・パフォーマンスでここ日本でも絶大な人気を得ている。その後セカンド・アルバムのダブ盤、リオン・ブリッジズとのコラボEPを経て、最新作『モルデカイ』を発表した。これまでの音楽性から更に西アフリカ、インド、パキスタン、韓国など古今東西、様々な土地の音楽的要素を吸収しながらもほぼ全編にボーカルという楽器を取り入れ大胆な深化を遂げた。クルアンビン=タイ語で”空飛ぶエンジン/飛行機”というその名の通り、時代と国境を飛び越える唯一無二の存在である。約3年ぶりの待望の来日公演が決定!!