ロイル・カーナー 新作アルバム「hugo」を10月21日にEMIからリリース決定

 


先日、二曲のシングル「Hate」「Georgetown」を公開したUK/サウスロンドンのラッパー、Loyle Carnerは、ニューアルバム「hugo」を"EMI"から10月21日にリリースすると発表しました。

 

ロイル・カーナーは2017年の鮮烈なデビュー・アルバム『Yesterday's Gone」で、一躍国内で注目されるようになり、同年にはマーキュリー賞にノミネートされたことにより知名度が一気に高まった。2019年に発表された2ndアルバム「Not Waving,But Drawing」では、サンファ、ジョーダン・ラカイ(ジョーダン・ラケイ)といった面々をゲストボーカルとしてレコーディングに招いた。


アメリカのヒップホップ、UKのグライム、さらには、ジャズ、ソウルに触発されたカーナーの音楽は、現在、多種多様のジャンルが渦巻くサウスロンドンの象徴的な生きた記念碑である。カーナーのラップ・ミュージックはきわめて内省的であり、さながら自分自身に語りかけるような繊細なリリック、そして、ラップの始祖であるソウル・ミュージックに対する多大なリスペクトを込めたフロウにより、時に複数の秀逸なコラボレーション・アーティストの助力を得ることで綿密に紡がれる。それは、このアーティストの次作「hugo」においてさらに強化される点となるはずである。

 

「僕は、若く、黒人で、成功し、プラットフォームを持ってるーー。でも、次はどこへ行けばいいんだ?」

 

そのような内なる問いに触発された『hugo』は、ロイル・カーナーの既存のリリースの中で最もパーソナルな意義を擁する作品だ。2017年のデビュー作『Yesterday's Gone』、2019年のアルバム『Not Waving, But Drowning』に続く、ファン待望のサード・アルバムの登場となる。

 


Loyle Carner 『hugo』

 


 

Tracklist:
 
1. Hate
2. Nobody Knows (Ladas Road)
3. Georgetown (feat. John Agard)
4. Speed Of Plight
5. Homerton (feat. JNR Williams & Olivia Dean)
6. Blood On My Nikes (feat. Wesley Joseph & Athian Akec)
7. Plastic 
8. A Lasting Place
9. Pollyfilla
10. HGU