DJ文化のパイオニアとして知られるにとどまらず、BBC Radioの音楽番組「Peel Session」の生みの親であるJohn Peelのお気に入りのレコードを集めたプレイリストがネット上に初めて公開された。
John Peel(ジョン・ピール)は、リバプール出身の人物として、米国のラジオ局で最初にザ・ビートルズを紹介し、その後、BBC Radioでラジオパーソナリティを務め、国内で最も人気のあるDJとしての地位を確立した。名物番組「Peel Session」では若手の有望なバンドの育成にも貢献を果たしてきた。
今回初公開された刺激的なプレイリストは、1979年8月にRadio 1で放送されたJohn Peelの40歳の誕生日のための特別番組が元になっている。彼の選りすぐりのレコード40枚がリストアップされており、多彩な司会者の好みのスナップショットとなるにとどまらず、John Peelの記念碑的作品でもある。
このプレイリストはTwitterユーザーの@Birmingham81が発見した。彼は興味深いものをたくさん投稿しており、このリストは魅力的なものであることがわかる。セックス・ピストルズやスティッフ・リトル・フィンガーズ、ダブ・レゲエ、シカゴ・ブルースなど、驚異に満ちた内容だ。
John Peel celebrated his 40th birthday in August 1979 by filling his radio show with his 40 favourite records. I’ve put them in this playlisthttps://t.co/74DMVrfkt2 pic.twitter.com/F4rKvoPjyK
— Birmingham 81 (@Birmingham_81) September 9, 2022
ジョン・ピールがテレビ番組『Top of The Pops』でバンドと一緒にパントマイムをしたことで知られるThe Faces、ピールの永遠のテーマであるCaptain Beafheartのトラックにもご注目ください。
当然のことながら、このプレイリストには、ジョン・ピールが生前愛してやまなかったアイルランドの線説的なパンクロックバンド、The Undertonesの「Teenage Kicks」も含まれている。
JOHN PEEL(ジョン・ピール) イギリスBBCのラジオDJのパイオニア