サム・フェンダー 精神的な疲労のため、複数のライブパフォーマンスをキャンセルすると発表

 


イギリスのシンガーソングライター、サム・フェンダーが今後予定していた公演のいくつかをキャンセルすることを発表した。これは近年のオーバーワークによる精神的な疲労が原因となっている。フェンダーは、昨年ポリドールから「Seventeen Going Under」を発表してから過密日程をこなしており、今回、改めて自分をケアする時間を持ちたいと考えているようだ。


インスタグラムに投稿された声明文の中で、サム・ファンダーはこのライブのキャンセルの理由について以下のように説明している。「自分自身のメンタルヘルスをケアする時間を取らないのであれば、メンタルヘルスについての議論を提唱し、それについて曲を書くことは完全に偽善に思える」

 

続けて、「もう1年以上も自分をないがしろにしてきて、自分の内面に深く影響していることに対処していない」と明かし、「友人や同僚はしばらく私のことを心配してくれていた、私が時間を取らないかぎり良くなることはないだろう」と述べている。


今後、頭の中にスペースを確保するため、サム・フェンダーは、以後行われる予定だったアメリカでの三度のヘッドライン・ライヴに加え、フローレンス+ザ・マシーンとの共演、ライフ・イズ・ビューティフル・フェスティバルへの出演を取りやめることが決定した。さらに、以前からイギリスのレコードショップでの公演もキャンセルとなり、チケット購入者のために「何とかする」と約束している。


「しかし、私の健康状態は、私のパフォーマンスを含むすべての行動に影響を与え始めています...。私はそこに行くことを拒否し、私のすべての時間を与えることはありません、あなたたちは何も劣ってはならないので」


「こんなにも素晴らしいファンベースを持つことができ、どれだけ感謝しているか言葉にできません。長年に渡ってかなりの人数に会ってきたけど、その出会いは純粋に人間に対する信頼感を回復させてくれた、みんな、信じられないくらいに健全だ」

 

サム・フェンダーのInstagramの投稿は下記の通り。