UKインディーシーンの支柱的存在、ロンドンのCirca Waves(サーカ・ウェーヴス)は、ソングライティングを見直すべく、しばらく活動を休止したものの、2021年、再結成している。今年の夏の間、Circa Wavesは新曲を発表する以前に、小規模のフェスティバルでライブを敢行している。
この度、1月13日にリリースされる運びとなった新作「Never Going Under」は、現代の若者を苦しめている”社会的な不確実性”をテーマに扱っている、という。彼らの強い決意の証であるこの曲は、「Mess We're In Right Now」(現在、私たちが置かれている状況)に呼応したものとなっているようです。
バンドのフロントマンのKieran Shudallは、ニューシングル「Never Going Under」について以下のように説明しています。
"Never Going Under "は、子供たちが30年後にどんな世界にいるかわからないという、現代ならではの現象について話しているんだ。
物理的にも、環境的にも、政治的にも、私たちは完全に未知の世界に生きていることは確かです。それは、私たちの多くを恐怖に陥れますが、最終的には、私たちは決して未来をあきらめることはないと知っています。このアルバムに収録されている曲は、これまで発表してきた作品とは全然異なる書き方をしています。息子の視点から書かれたものもあり、一方、僕自身の今日の気候の経験から書かれたものもある。
Circa Wavesは、これまで常にある種の世界観を表現してきましたが、現在は父親でありながら一体、何が起こっているのか分からないというレンズを通してのものに変化している。「Never Going Under」は、私たちが今日、感じている恐怖と、それを乗り越えるために必要となる”回復力のスナップ・ショット”となるはずです。"
ニューアルバムは1月13日に発売され、パンチの効いたニューシングル「Do You Wanna Talk」は現在オンラインで配信中です。この楽曲のご視聴はこちらからお願いします。
Circa Waves 『Never Going Under』
Tracklist:
1 Never Going Under
2 Do You Wanna Talk
3 Hell On Earth
4 Your Ghost
5 Carry You Home
6 Northern Town
7 Electric City
8 Want It All Today
9 Golden Days
10 Hold On
11 Living in the Grey