坂本龍一 Netflixで放送中のアニメシリーズ『Exception』のサウンドトラックを担当

 

坂本龍一が、Netflixで放送中のアニメシリーズ『Exception』のサウンドトラックを新たに手掛けている。このアニメーションのサウンドトラックは10月14日にMilan Recordsから発売される。


先行公開されたサントラの楽曲「Oxygen」は海外のみで試聴可能となってますが、映像の予告編が公開されています。こちらは日本国内でもご視聴することが出来ます。下記よりご覧下さい。

 

 


『Exception』は、人類が地球から追い出された未来を舞台としたSFホラー。テラフォーミングに適した惑星を探す宇宙ミッションのクルーを描く。しかし、このクルーは普通の宇宙船のクルーではなく、3Dプリントされたクルーであり、そのうちの一人は奇形であることが分かっている。


脚本は乙一こと安達寛高、監督は佐藤雄三が担当。このアニメは、「何が我々を人間たらしめるのか」を問うものとなる。オリジナルスコアについて、坂本龍一は次のようにコメントしています。

 

「メインテーマは、『スター・ウォーズ』以来、SFの定番となったシンフォニックな曲にしたかったんです。サウンドトラック全体としては、ダークなアンビエントを意識して、シーンごとに区切るのではなく、ひとつの音楽として感じられるようにしました」「とはいえ、戦闘シーンではある程度、激しい音も入れています。全体的にとても気に入ったサウンドトラックを作ることができました」

 

また、現在、坂本龍一は、新潮社の文芸誌「新潮」において、大好評の連載「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」を執筆中。今月発売された最新号で、新しい連載を公開したばかりです。