Abletonの新製品--Note 音源のメモとしてだけでなく作曲ソフトとしても活用できそうだ |
頭に浮かんだメロディーを完全な楽曲としてデータ化する。そんなミュージシャンにとって力強い味方が登場。ドイツのソフトウェア会社/Abletonは、ビート、メロディーを作ったり、サンプルを作成したりして、外出先で音楽のアイデアを形にすることができる新しいiOSアプリ「Note」をリリースすると発表した。(製品の詳細についてはAbleton公式ホームページを参照)
「Ableton Note」は同社のメインのソフトウェア、Liveのモバイル版ではありませんが、ユーザーは机から離れて音楽のスケッチを作成し、その音源をAbleton Cloudにエクスポートし、Liveで曲作りを続けることができます。
Noteは「アイデアを出し、音を試し、方向性を見出す場所」と説明されており、ユーザーはビートとメロディーを作成できるだけでなく、周囲の環境音をサンプリングすることも可能です。
Abletonの公式サイトでは、Noteが「Ableton Liveの楽器とデバイスを使用する」アプリケーションであると明かされている。
メロディックなプリセットでシンセサイザーを演奏したり、Drum Samplerキットでフィンガードラムのビートを刻んだり、その他にも、Melodic Samplerインストゥルメントで楽器のメロディーを作成することも可能である。エフェクトのプラグインも豊富に揃っており、Reverb、Delay、Chorus-Ensembleを使って、音に空間と深みを与えたり、Saturator、Redux、Phaser-Flangerを使い、色や質感で遊んだりすることも出来る。ぜひ、ミュージシャンだけでなく、音楽制作を趣味にする方々には、一度使ってみていただきたい魅惑的な新製品だ。