The Cure ラトビアのコンサートで新曲「Alone」「Endsong」を披露

 

The Cure in Latvia Arena 2022 10/6


 UKのロックバンド、The Cureが、先週木曜日、10月6日の夜、ラトビアのArena Rigaで三年ぶりのコンサートを行い、ヨーロッパ・ツアーをスタートさせた。全25曲のセットリストにはファン待望のニューアルバム『Songs of a Lost World』に収録される新曲「Alone」と「Endsong」も含まれていた。


「Alone」は "Plainsong "に隣接する7分の壮大なナンバーで、ギタリストのRobert Smithがギターなしでステージに上がり、インストのイントロで観客を迎え入れるというCureらしいオープニングを飾った。


「Endsong」は、当然ながらバンドのメインセットを締めくくった(その後、2回のアンコールがあった)。2曲目は、メランコリックなシンセサイザーにミリタリックなドラムリフを乗せた10分にも及ぶシネマティックな作品。これらの曲を聴く限り、ロバート・スミスが「Songs of a Lost World」を”執拗なまでに破滅的で陰鬱”と表現したのは、まさにその通りだと言えるでしょう。


1990年から2005年まで在籍していたペリー・バモンテがバンドに復帰したことも、ザ・キュアのラトビア公演の大きなニュースとなった。


バンドは、8日にも、フィンランドのヘルシンキでコンサートを開催した。さらに、今年後半には、アルバム『Wish』の30周年を記念して、未発表デモやライブ音源、レア曲などを収録したデラックス・パッケージでLPを再発する。ラトビアでのライブのセットリストは下記の通り。

 

 

 

Setlist:

 
Alone (World Debut)
Pictures of You
Closedown
A Night Like This
Lovesong
Trust (First time since 2016)
Burn
Fascination Street
Push
In Between Days
Play for Today
A Forest
Want
Shake Dog Shake
39
From the Edge of the Deep Green Sea
Endsong (World Debut)



「Alone」

 

 

 

「Endsong」