©Pearl Cook |
3月24日にEasy Life RecordsよりニューEP『See You In The Dark』をリリースするカナダ/オンタリオの双子ドリーム・ポップのデュオ、Softcultは、ニューシングル「Drain」を発表しました。
この曲についてリードシンガー、Mercedes Arn Hornは世界全体の支配構造の腐敗について一石を投じており、”権力者たちにとって、持続可能な環境よりも利益を上げることが優先されるのはとても嫌なこと”と語っている。
「世界のリーダーや何百万ドルもする企業が、実際の解決策を示すことなく、中身のないパフォーマンス的な「行動」に終始するのを見ると、私のフラストレーションは高まるばかりです」
さらに、「世の中には、10億円を10%減らすのと引き換えに、今すぐ世界の飢餓を終わらせることができる人たちがいるんです」と彼女は続けた。
「この死にゆく地球を救うため、気候変動を逆転させ、未来の世代に恐ろしい存在を与えないようにする法案も作られている」
「しかし、この肥大化した支配者は、世界を救うため、ほんの僅かな資金を出すくらいなら、一生かかっても使い切れないほどの富を蓄えて死すことを選択するだろう。このビリオネアが、私たちや、私たちの生活の質のことを本当に心配してくれていると思うのは、ただの甘えでしかない。だから、1パーセントの貪欲さのため、彼らの遺産は最終的に我々の絶滅に直結するだろう」
さらに、Mercedes Arn Hornは、ニーチェの有名な言葉にインスパイアされた次のEPについても話している。「もしあなたが深淵を見つめるなら、深淵もまたあなたを見つめる」という箴言について。
「夜中に目が覚めて、心が騒ぐような弱い瞬間に、心の奥底に潜む恐怖に直面することを表しているのです。
「自分の闇、そして、他人の闇を”Hey, I See You.(ああ、分かってるよ)”と認めているようなものです。自分の闇を認めることは重要ですが、それだけに甘んじてはいけません。より良い人間になるために努力し、ポジティブな変化を遺産として残さなければなりません」
「たとえ、不可能に思えることでも、世界にポジティブな影響を与えるために、できる限りのことをすることが大切と思います。少なくとも、私たちが努力しなければ、他の誰がするのでしょう?」