ミーゴスのメンバーとして知られるTake Offが銃撃を受け死去 

 

Take Off


 Migos(ミーゴス)のメンバーとして知られるアトランタのラッパー、Take Off(テイク・オフ)が死去したとTMZが報じている。

 

同ラッパー、本名、キルシニク・カリ・ボールは本日午前2時半頃、ヒューストンのビリヤード&ボウリングというボウリング場で、クワーボと滞在していた際、致命的な銃撃を受けたという。敷地内にいた他の2人が入院し、テイクオフは現場で死亡が確認された。彼は28歳だった。


1994年にジョージア州ローレンスヴィルで生まれ育ったテイクオフは、2008年に叔父のクワーヴォと一回だけ従兄弟のオフセットと一緒にポロ・クラブという名前でラップを始めた。

 

2011年にMigosとしてデビューしたミックステープ『Juug Season』をリリースし、2012年に『No Label』をリリース。

 

彼らは2013年のシングル「Versace」でブレイクし、この曲はトリプレット・フローを広めたとされ、後にドレイクによってリミックスされた。2015年のデビュー・アルバム『Yung Rich Nation』には、クリス・ブラウンやヤング・サグがゲスト参加し、ビルボード200で17位を記録した。


ミーゴスは2016年にリル・ウジー・ヴァートとのコラボ曲「Bad and Boujee」で初のNo.1シングルを獲得し、テイクオフはこの曲のミュージック・ビデオに出演しているが、トラック自体にはクレジットされていない。

 

ミーゴスの2枚目のスタジオ・アルバム『カルチャー』は、2017年のリリースと同時にビルボード200で1位を獲得し、米国ではプラチナアルバムの認定を受けた。

 

ミーゴスの最後のアルバムである2021年の『カルチャーIII』に続いて、クワーボとテイクオフは今年初めにオフセットと決別した。テイクオフはソロ・アーティストとして、2018年の『The Last Rocket』という1枚のLPを発行し、全米4位を記録した。先月には、クワーヴォと組んでコラボレーション・レコード『Only Built for Infinity Links』を発表している。