The Cure 『Wish』の30周年記念エディションが発売、1992年当時のインタビューも公開

 

The Cure Photo: Artur Kraszewsk

UKのゴシック・ロックの元祖、The Cure(ザ・キュアー)が、近日発売予定の30周年記念デラックス・エディション『Wish』を本日発売している。アルバムの全曲ストリーミングはこちらから。

 

この記念盤は、原曲のリマスターに加え、複数のデモとリミックスが追加収録されている。また、ザ・キュアーは、このデラックスバージョン発売に合わせて、1992年当時の貴重なインタビューを公開しています、下記よりご試聴下さい。 

 

 

「Wish-Interview」

 

 

スタジオ・アルバム『Wish』のオリジナル・バージョンは1992年にフィクション/エレクトラリリースされ、UK Album(OCC)で一位、US Billboard 200で二位を獲得し、カナダ、ニュージーランド、スイス、UKでゴールド・ディスクに輝いたほか、全世界で300万以上のセールスを記録した。


バンドのメンバーのロバート・スミスはプレスリリースでこのアルバムについて、「全体のサウンドは最初から頭の中にあった」と話す。

 

「『Disintegration』の時と同じく、かなり小さな音のパレットを使ったけど、それで多くの異なる種類の曲を作ることが出来た。『Disintegration』よりも『Kiss Me』の方が参考になったかな」


「このアルバムには、私がちょっと忘れかけていた一面があって、穏やかで憧れのような感情が込められているんだ。それはとても美しいものです。"Trust"は今までで最高の出来だと思うよ。とても気持ちよく演奏されているし、"To Wish Impossible Things "もゴージャスでメランコリックな曲になっている。実はこの曲はこのアルバムで一番好きな曲になるかもしれないね」