Blondshellのプロジェクト名を冠して活動を行うSabrina Teitelbaum(サブリナ・テイテルバウム)は、4月7日にPartisan Recordsからセルフタイトルのデビュー・アルバムをリリースすることを発表しました。
テイテルバウムは、ポップミュージックを書き、USCのポップ・プログラムで音楽理論を学んだ後、より自分の感情や好みに合った作曲をするためにこのプログラムを中退した。その結果、マックス・マーティンが書いた曲というより、むしろHoleのような綺羅びやかなサウンドが生まれた。『カートン・アースクエイク』や『セプシス』などのシングル曲は、リズ・フェアーの曲のような告白的な歌詞と少女の隣人のような語り口ではあるが、テイテルバウムのボーカルそのものの艶やかさとイヴ・ロスマン(イヴ・トゥーマー、ガールプール)のプロデューサーのモダンな演出により、トラックが純粋な懐古主義に聞こえないような作品になっている。
ニュー・シングル「Joiner」を発表したテイテルバウムは、「この曲を書いたとき、私はたくさんのブリットポップを聴いていた。The Verve、Pulp、Suede、Blurといったバンドの多くは、ダークな題材、ドラッグ、そしてダーティなものを歌っていたけれど、その下には楽しいアコースティック・ギターがあったわ。私は、ザ・リプレイスメンツも聴いていたんだ。この曲は、サウンド的にはそういうものからインスピレーションを受けたんだ。HBOを見ているような、ヘビーだけど楽しい時間になるような、そんな感じにしたかったんだ」との説明を行っている。
「Joiner」
Tracklist:
1. Veronica Mars
2. Kiss City
3. Olympus
4. Salad
5. Sepsis
6. Sober Together
7. Joiner
8. Tarmac
9. Dangerous