Bodywash、ニューアルバム『I Held the Shape While I Cloud』を発表 4月14日にリリース

 

Bodywash ©︎Kristina Pendelsen


カナダ/モントリオールを拠点とする注目のドリーム・ポップ・デュオ、Bodywash(ボディーウォッシュ)が、ニュー・アルバム『I Held the Shape While I Could』を発表しました。バンドはこの告知に合わせて最初のテースター「Massif Central」をミュージック・ビデオと合わせて公開しました。是非、下記よりチェックしてみて下さい。

 

『I Held the Shape While I Could』は、Light Organから4/14にリリースされる予定です。Massif Central」にアルバムのトラックリストとカバーアートも合わせて下記よりご覧ください。


Bodywashのラインナップは、Chris Steward(クリス・スチュアート)とRosie Long Decter(ロジー・ロング・デクター)の2人。プレスリリースによると、"Massif Central "は "政府側の公的書類の事務的なミス(そのせいでStewardはカナダでの就労資格を失った)"にインスピレーションを受けたと説明されています。また、これは彼の人生に起こった青天霹靂の出来事だったそうです。


クリス・スチュワードはさらにプレスリリースの中で詳しく説明しています。「カナダに8年間住んでいた後、2021年の春に、政府の事務的なミスにより、私はここでの法的な地位を失うことになりました」

 

実は、英国人として、私は働く権利を失ってしまったんです。しばらくアパートの隅を歩き回ることしかできない月日が続き、私の貯金はついに底をついてしまった。独力で築き上げようと思っていた人生が、奈落の底に消えていくような気がしたので、私は、荷物をまとめて出て行く覚悟を決めました......。「Massif」は、たとえ底なしの崖の底に向かって泣き叫んでも、反響が聞こえるかどうかわからないような茫漠とした音なんです。

 

この曲は、私のベッドの後ろの壁に閉じ込められ、救いを求めて爪を立てていたリスを目にした時、インスピレーションを受けた。

 

友人、家族、音楽、そして、数人の移民弁護士(と残りの貯金)の助けを借り、私は幸いにも、今、この国(カナダ)の永住権を持っています。しかし、この曲は、その出来事とともに私が搾取的な制度に遭遇したことの証立てとして長く心に残っているのです。


「Massif Central」のミュージックビデオを監督したジョーダン・アレンは、次のように付け加えました。

 

「Massif Central」では、クリスが経験したパニックと切迫感を凝縮し、官僚主義の手によって感じられる不安と絶望を抽象的に描き出したいと思いました。 

 

グラフィックは、迷路に迷い込んだような、そびえ立つ建造物や水平線に引き込まれるような、そんなイメージを意識して選んでみました。カメラはバンドのCCTVビューであると同時に、より感情的に内面的なビジュアル面を明らかにするためのグリッチとして用いようと考えていました。


『I Held the Shape While I Could』は、2019年にリリースされたデビュー・アルバム『Comforter』に続く作品です。長年のドラマーであるライアン・ホワイトとレコーディング/ミキシング・エンジニアのジェイス・ラセック(ザ・ベスナード・レイクス所属)と共にレコーディングされた。




Bodywash 『I Held the Shape While I Could』

 


Label: Light Organ

Release: 2023年4月4日

 

 

Tracklist:

 

1. In As Far
2. Picture Of
3. Massif Central
4. Bas Relief
5. Perfect Blue
6. Kind of Light
7. One Day Clear
8. Sterilizer
9. Dessents
10. Ascents
11. Patina
12. No Repair