デトロイトのポスト・ロックバンド、Fireworksが9年ぶりのアルバム『Higher Lonely Power』を元旦にリリースしました。本作は、自主レーベル、Funeral Plant Collectiveからの発売されている。
「私たちは一緒に創作する機会に感謝し、バンド名や販売店に関係なく、活動休止中も創作を続けていました」ギタリストのChris Mojanはこう語っています。「Higher Lonely Powerは、バンドで演奏することから来るプレッシャーや期待なしに、自分勝手で自己表現する機会を与えてくれた。俺たちは、まず、良くも悪くも、個人的なことをやり遂げる必要があったのです」
『Higher Lonely Power』には2019年のカムバック・シングル「Demitasse」は収録されていないが、ニューシングルが示唆していたように、このアルバムはFireworksの最初期の音楽性から大きく飛躍している。
エレクトロニクスを取り入れたアート・ロックからメタリックなポスト・ハードコア、ストリングを多用した、スウィープなクライマックス、アトモスフェリックなドリーム・ポップ、ブレイクビーツ、Fireworksの初期のパンキー・エモ・ポップのドライブ・エネルギー、その他、いくつかのジャンルや形容詞では容易に説明できないものに至るまで、常に変化する旅であると言える。