Liera Moss、3rdアルバム『International Woking Moss』の最新シングル「Come and Find Me」を公開

 

Liera Moss

Liena Moss(リエラ・モス)は、3rdアルバム『International Working Mossを1月13日に発売する予定です。この新作は、最近、ソフィー・ジェイミーソンを筆頭に個性的なシンガーソングライターを多数輩出するBella Unionから発売されます。国内流通仕様のCDも帯付きで同時発売される。

 

『My Name Is Safe in Your Mouth』(2018年)、『Who the Power』(2020年)に続くこの作品は、孤立した文化へのフラストレーションに満ちているが、同時に(そして、決定的に)、彼女自身の言葉を借りるなら、その裏側には、「再び人と繋がりたい」という願望が熱く燃えたぎっているのだ。

 

アルバムの制作は、Mossとパートナー、及び、共同制作者でもあるToby Butler(トビー・バトラー)の間で有機的に展開し、彼らは仕事と子育ての時間を分けてアルバム制作に取り組んだ。

 

リエラ・モスは、その制作過程を「ゆっくりとしたトランプ・ゲーム」に喩え、二人はその秘話を明かす。

 

「カードを変えると、エネルギーが変わる。一見すると、その技術に目新しさはないように見えるが、私たちが長年取り組んできた方法からすると、シンセサイザーで作業することは、新しい種類の自由を探る方策でもあった」というのだ。  

 

リエラ・モスの周辺には、多くのヒントが存在していた。The Duke Spiritというギター・バンドがいたし、そのサウンドの多様性は、広範なものである。また、その他にも、Toby Butlerとのシンセ・ロック・プロジェクト、Roman Remainsや、UNKLE、Nick Cave、Giorgio Moroder、The Heritage Orchestra、Lost Horizonsとの様々なコラボレーションが存在する。また、ファッション界のアイコンであるAlexander McQueenやPhillip Limのミューズとしても活躍した。音楽という枠組みに限定されないそれらの影響は、自己主張、探求心、包容力のコンビネーションとなり、『Internal Working Model』を生み出す上で大きな原動力となったようだ。

 

今回、この次作アルバムからのシングル「Come and Find Me」は、昨年リリースされたJehnny Bethとのコラボレーション「Ache In The Middle」、Gary Numanをフィーチャーした「Vanishing Shadows」と合わせて『Internal Working Model』に収録される予定です。


リエラ・モスは、ニューシングル「Come and Find Me」について、「この曲に一貫しているアイデアは、他者との協力は自然物であり、一方、他者との競争は人工物であるということ」と語る。

 

「共感性を頼りにし、悪者を無力化することだって出来る。私の好きなセリフはこれなんです。また、それは、具現化された夢の空間であり、自由な空間であり、公正であるべき。それだけです。この曲は、とてもリズミカルなトラックで、シンセのアルペジオが重なり合うことで、曲の中のアイディアに力を与えている。これは公平さを阻害する事物に対する私なりの抵抗とも言えます」

 



次回作『Internal Working Model』は、2020年のセカンド・アルバム『Who The Power』に続く作品。Dhani Harrison(ダニ・ハリスン: ジョージ・ハリスンの長男)とのコラボレーションも予定されている。