©Claryn Chong |
ロンドンを拠点に活動するデュオ、Tommy Lefroyは、TikTok世代を象徴するソングライター二人で構成される。自分たちの中にある感性を信じ抜いて、それを包み隠さず、飾らないかたちで表現する。それは新たな表現方法を生み出すことに繋がる。デュオは、3月にニューEP『Rivals』をリリースすると発表し、その最新シングルが公開された。
「Worst Case Kid」は、「Dog Eat Dog」や「Jericho Beach」といったこれまでのシングルとともに「Rivals」を構成している。このEPは、3月10日にリリースされ、2021年のデビューEP『'Flight Risk』に続く。このリリースは、2人が、イギリスとアイルランドでソールドアウトのヘッドライン・ツアーを行い、昨年末にはSigridのサポートを行った後に行われた。
「Worst Case Kid」に関して、バンドは次のように語っている。「この曲は、ある種の有害な恋心として、不快な思考を擬人化したものです」
より良い判断にもかかわらず破滅的になるのは、自分にとって悪いとわかっている人のもとに戻るのと同じことだということを歌っている。本当に激しい鬱の発作に見舞われたとき、ずぶ濡れになった気分でそこから抜け出し、また、大丈夫になったとき、それは、いわば「魔女が死んだ」ようなものです。私達は悲しみの発作に苦しんでいて、この曲はそれを乗り越えるためのものなんだ。
近日発売のEPについて、Tommy Lefroyはこう説明している。「このEPはもっと自信に満ちている。堂々としている」
Flight Riskは飛行であり、Rivalsは戦いのようなものだと冗談で言っていた。いろんな意味で、私達がお互いにどう挑戦し、どう守っていくかという関係性を描いています。
「Worst Case Kid」