©Brandon Soder |
ニューオリンズのカントリーシンガー、Esther Rose(エスター・ローズ)は、『Safe to Run』というタイトルのニューアルバムを発表した。2021年の『How Many Times』に続くこの11曲入りの新作アルバムは、New West Recordsから4月23日にリリースされる予定です。
シンガーソングライターは、この発表に合わせてリード・シングル「Chet Baker」と、Joshua Shoemakerが監督したビデオを公開しました。また、Safe to Runのカバーアートとトラックリストは下記より御覧下さい。
「Chet Baker」について、Roseは声明の中で次のように語っている。
「”誰かが私にDMを送ってきて、"私を覚えていますか?"と聞いてきた。私は10年前の記憶の中に連れて行かれた。危険な大学進学準備のクルーとの奇妙な週末、車の事故。この曲は、アナーバーの街での私の生活について書かれた短編です。この曲を書いているとき、あの無謀な時間を生き延びた自分がいかに幸運だったかを思い知らされた。若い頃の自分に大丈夫、あなたは23歳だったんだから、と共感したかった。大丈夫、あなたは23歳だったんだから、制御不能だったんだよ。もう大丈夫。もう大丈夫だ」
『Safe to Run』は、ロス・ファーベがニューオーリンズ(LA)とプラシタス(ニューメキシコ)で制作しました。ローズの長年のコラボレーターであるファーベとライル・ワーナー、ニューオリンズを拠点とするバンド、シルバー・シンセティック、デスロンデスのキャメロン・スナイダー、そしてタイトル曲にはハレー・フォー・ザ・リフ・ラフのアリンダ・セガーラが参加しています。
ペンを取るたびに挑戦したのは、「もう失恋ソングなんていらない、周りを見てみよう、ということでした」とローズは説明します。
「今まで探求したことのない深みから書き、時には気が狂いそうになりながら、柔らかさが広がっていく。私は混沌とした過渡的な場所から抜け出しました。もう逃げたりはしない。このアルバムは、私にとって、それ以前に作ったものすべてと異なっているように感じる。でも、誰がわかる?ハリケーンを山火事と交換したんだ」
「Chet Baker」