Feist ©︎ Sara Melvin& Colby Richadson |
カナダのシンガーソングライター、Feistがニューアルバム『Multitudes』を発表しました。(2009年、サントリーの黒烏龍茶のCMソングとして「1234」を提供している。アルバム『Reminder』に収録)
ニュー・アルバム『Multitudes』はファイストにとって6年ぶりのフルレングスとなり、4月14日にインタースコープ/ポリドールからリリースされる。国内盤の情報は現在のところ不明です。アルバムの告知と合わせて、3曲の先行シングルが同時に公開されていますので下記よりご視聴ください。
2017年の『Pleasure』に続く『Multitudes』は、ファイストにとって人生を変える2つの出来事、娘の誕生と父親の急死から生み出された。「この数年間は私にとっての対決の時期であり、少なくとも誰にとってもある程度はそうだったように感じる」と、ファイストはプレスリリースで語っている。
「私たちは、私たちの関係は私たちに直面したと同じくらい自分自身に直面した。人間関係の生態系がこれまで以上に明確になり、普段は見えなかった、ある種の衝突回避の方法や、その話題についてのある種の話し方が、突然、光の中に突き出されたように感じられたわ。そして、その再評価の中で、より健康的で正直な地に足を踏み入れるチャンスが生まれ、回避を維持するための努力は、ただ真実に身を委ねるよりも、実はもっと努力が必要だと感じていたんだ」
『Multitudes』の収録曲は、ファイストの2021年から2022年にかけての同名ツアーで書かれた。ツアー後、北カリフォルニアのレッドウッド・フォレストに降り立った彼女は、ロビー・ラクリッツ(Peach Pit、The Weather Station)とモッキー(Jamie Lidell、Vulfpeck)と共に共同プロデュースした。後者はフィーストの2011年のアルバム『Metals』に携わっている。
『Multitudes』は、LackritzとエンジニアのMichael Harris(HAIM, Vampire Weekend)のスタジオで録音された。またこの新作アルバムには、マルチ・インストゥルメンタリストのGabe Noel(Kendrick Lamar, Kamasi Washington)、Shahzad Ismaily(Laurie Anderson, Lou Reed)、ツアーの常連ミュージシャンのTodd Dahlhoff(woodwinds, synths, bass)とAmir Yaghmai(strings, guitars)といった豪華なミュージシャンが多数参加しています。
「In Lightning」