©︎Lucie Rox |
コンゴのミュージシャン、Petite Noirは2018年のヴィジュアル・アルバム『La Maison Noir』以来となるフルレングス『MotherFather』を発表しました。
プチ・ノワールは、ベルギー生まれで南アフリカで育った。ヨーロピアンなポップ・ミュージックのテイストに加えて、ビンテージ・レゲエ、アフロ・ビート等にブレイクビーツの処理を与え、前衛的な作風を確立している。デビュー・シングル『The King Of Anxiety』を2015年1月にリリースし、デビュー・スタジオ・アルバム『La vie est belle / Life Is Beautiful』は同年9月にDomino Recordsの Double Six Imprintから発売した。
『MotherFather』は、4月14日にROYA/Warpからリリースされる。ロンドンのジャズ・グループ、Ezra Collective(エズラ・コレクティヴ)の最新アルバム『Where I’m Meant To Be』のオープニング・トラック「Life Goes On」にも参加したザンビアのラッパー、Sampa the Greatをフィーチャーしている。サンパ・ザ・グレイトは録音に陽気な雰囲気を与える秀逸なライマーです。
アルバムの発表と同時に公開されたシングルについて、「"Blurry "は恋の成長についての歌です」とPetite Noirは声明で説明しています。
「一緒にいても離れていても、次のステップに進む準備はできている。時には、自分の人生をソロで前進させることがベストなこともある。何よりも自分を選ぶことが大切だ」
また、コラボレーターのSampa the Great(サンパ・ザ・グレート)は「プチ・ノワールと一緒に仕事ができてとても光栄に思っています。彼と彼の音楽は以前から尊敬していましたし、アフリカのオルタナティブ・ミュージシャンのために、ひとつのジャンルやスタイルに当てはまらないと感じている人たちに道を切り開こうとする彼の勇気には、本当に感激しています」と語っています。
『The darkness is comforting sometimes』(暗闇そのものは癒やしをもたらす)』というサブタイトルのついた、このアルバムについて、プチ・ノワールはこう語っている。
「暗闇を通り抜けることについての作品です。でも、再生についても書かれている。なぜなら、暗黒の時代は、私たちが成長するためにぜひとも必要なのだから」
「Blurry」