テルアビブの作曲家、Anat Moskovski、フランスのピアニスト、Yehezkel Razと共同でニューシングル「J'Oublie(Remake)」をリリース

 

Anat Moskovski


Anat Moskovskiはイスラエル/テルアビブを拠点に活動するミュージシャンです。アラビア語とフランス語を駆使し、ミステリアスな音響世界を作り出します。


Anat Moskovskiは ヴォーカリスト、作曲家、ピアノとクラリネットを演奏する。彼女のデビューEP "Happy as a Dog "は2017年にリリースされました。セカンドEP「Loud & Clear」は2019年にリリースされ、両EP-sはShuzinがプロデュースを行った。

 

フランス語でリリースした最初の作品「La Petite Fille La Plus Jolie Du Monde」はイスラエルで大成功を収め、2020年12月に最もシャザームされた曲となり、Spotifyの数千のプレイリストに追加されました。


近年では、Yoni Rechter、Nurit Hirsh、Shlomi Shabanと共演し、The Hazelnutsと世界ツアーを行うなど、活躍の場を広げています。現在、3枚目のアルバムを制作中です。(アラビア語で宣伝が記載されているので、定かではありませんが、アルバムが完成し、発売間近との情報もあり)

 

©Ascaf Avraham

Yehezkel Raz(1980年生まれ)は、作曲家、ピアニスト、サウンドアーティストです。彼のソロ・デビュー・アルバム「för Nils」は、シンプルな美しさ、親密なピアノ演奏、ミニマリズム、音と沈黙に対する彼の情熱が反映されています。


5歳から音楽教育を受け、バイオリン、ギター、ピアノを弾く。2003年、テルアビブのイスラエル音楽アカデミーを優秀な成績で卒業し、電子音楽への情熱を見出した。2005年と2006年にヴィルクローズ音楽院(フランス)の作曲家賞を受賞し、現在、イスラエルで最も優れた教育者の一人です。またAbeletonで教育プログラムを担当しており、プロデューサーとしても活躍しています。


Yehezkel Razの作品は、映画、演劇、ダンスのための音楽だけにとどまらず、エレクトロニクスやシンセサイザーを使ったライブパフォーマンスも行っています。

 

今回、AnatはYhezkelと組んで、「J'Oublie(Remake)」というタイトルのニューシングルをリリースしました。


ニューシングルは、Yehezkel Razが原曲を制作し、Anat Moskovskiによる編曲がなされ、彼女がピアノに合わせてフランス語で歌っています。フレンチポップとポスト・クラシカルを融合させた上品なナンバーです。

 

この短調の曲には、ピアノの分散和音とがもたらす哀愁とそれと相反する低音の和音の凛とした気品が全体に漂っています。ECMのエキゾチック・ジャズに代表されるアラビアの雰囲気もわずかに内在しています。


Anat Moskovskiの作曲/編曲は、ギリシアの国民的な女流作曲家、Eleni Karaidrouの方向性に近く、映画のような視覚的な効果を与えています。シングルと同時に公開された映像も公開されています。下記よりご覧下さい。 

 


「J'Oublie(Remake)」