5月16日(火)、Apple Musicは、ユーザーを世界各地のライブに案内することを目的とする新しいライブ音楽発見ツールの導入を発表しました。この二つのツールは、ライブ情報及び都市ガイドをアプリケーションに掲載することで、ユーザビリティの向上を図る目的で導入されました。より詳しい情報につきましては、Apple Musicのニュースルームのページをご参照下さい。
最初のツール、Apple Music GuideはApple Maps上にあり、シカゴ、デトロイト、ロサンゼルス、ナッシュビル、ニューヨーク、サンフランシスコ、ベルリン、ロンドン、パリ、ウィーン、東京、メルボルン、シドニー、メキシコシティの世界14都市のガイドを開始しました。
Apple Musicのエディターが監修したこの都市ガイドは、夜のお出かけ情報を提供することを目的としており、Appleが所有するShazamテクノロジーやBandsintownの情報を活用し、マップ経由で各会場のコンサートカレンダーを閲覧できる機能を備えています。ウィーンのシンフォニーから東京のテクノまで、さまざまなシーンやジャンルにフォーカスしたガイドとなります。
Apple Musicが新たに発表した2つ目のツールはSet Listsと呼ばれ、大規模なツアーのコレクションに焦点を当て、ショーの制作に関する情報を提供し、これらのツアーの最近のセットリストに基づくプレイリストによるストリームを生成します。ユーザーは、Shazamのコンサートディスカバリーモジュールを通じて、自分の地域で開催される予定のショーを閲覧することもできます。
この2つの機能の開始により、Apple MusicはAppleが所有する他の技術を活用し、ライブの分野に進出することになりました。
一方のスウェーデン企業のSpotifyは昨年6月、アーティストの今後のツアー日程をアプリで簡単に検索できるようにすることを目的とした一連の新機能を発表し、ツアーやライブ音楽に足を踏み入れました。続いて、コンサートのチケットをファンに直接販売する「Spotify Tickets」を発表しました。この2つの新ツールの画像は以下からご覧いただけます。